問題

Web マップの設定で ArcGIS Collector のオプションが使用できない

Last Published: June 2, 2021

説明

ArcGIS Online で、アイテム詳細ページの [Web マップ] タブで Web マップを ArcGIS Collector で使用できるようにしようとすると、以下の画像のように [ArcGIS Collector で使用] オプションを利用できません。

[ArcGIS Collector で使用] オプションが利用できない ArcGIS Online ウィンドウ

原因

以下の要件のうち、いずれか 1 つが満たされていないとこの問題が発生します。

  • Web マップに編集可能なホスト フィーチャ レイヤーが 1 つ以上含まれている必要があります。
  • ホスト フィーチャ レイヤーの編集を有効にした後で、Web マップを再度保存する必要があります。 これは想定内の挙動です。 詳細については BUG-000120570BUG-000128279 をご参照ください。
  • マップのレイヤーを ArcGIS Online でホストする必要があります。 編集機能は非ホスト フィーチャ レイヤーでサポートされていません。
  • ArcGIS Pro からレイヤーを公開する場合、[構成] タブで編集機能を有効にする必要があります。

解決策または対処法

次のいずれかのオプションを使用して、この問題を解決してください。

Web マップへの編集可能ホスト フィーチャ レイヤーの追加

  1. ArcGIS Online にログインします。 [コンテンツ][マイ コンテンツ] の順に移動します。
  2. [マイ コンテンツ] タブで Web マップを参照し、[その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックしてドロップダウン リストを表示します。 をクリックして [Map Viewer で開く] を選択します。
  3. Map Viewer の [レイヤー] タブにある [レイヤー] ウィンドウで [レイヤーの追加] をクリックします。
マップに編集可能ホスト フィーチャ レイヤーを追加する [レイヤー] ウィンドウ。
  1. [レイヤーの追加] ウィンドウの [マイ コンテンツ] で、編集対応ホスト フィーチャ レイヤーを検索するか参照し、[追加] をクリックします。
マップに編集可能ホスト フィーチャ レイヤーを追加する、[マイ コンテンツ] の [レイヤーの追加] ウィンドウ。
  1. 左側のウィンドウで [保存][保存] の順にクリックして Web マップを保存します。

ホスト フィーチャ レイヤーの編集を有効にした後で、Web マップを再度保存します。

ホスト フィーチャ レイヤーの編集を有効にした後で、Web マップを再度保存してマップで編集機能を更新します。 詳細については、「ArcGIS Online: マップの保存 (Map Viewer)」または「ArcGIS Online: マップの保存 (Map Viewer Classic)」をご参照ください。

注意: 新しい Web マップに編集対応ホスト フィーチャ レイヤーを追加することもできます。 これを行うには、上記のステップ 1 ~ 5 を実行します。

フィーチャ レイヤーをホスト フィーチャ レイヤーとして ArcGIS Online で保存および公開する

Map Viewer Classic で、フィーチャ レイヤーをホスト フィーチャ レイヤーとして保存、公開して編集機能を有効にします。

  1. Map Viewer Classic の [コンテンツ] ウィンドウで、フィーチャ レイヤーを参照して [その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックすると、ドロップダウン リストが表示されます。 をクリックし、[レイヤーの保存] を選択します。
  2. [アイテムの作成] ウィンドウで [タイトル] フィールドと [タグ] フィールドを指定します。 [アイテムの作成] をクリックします。
ArcGIS Online でレイヤーがアイテム ウィンドウとして表示されます。
  1. [コンテンツ] ウィンドウで、レイヤーを参照して [削除] をクリックします。
  2. [保存][保存] をクリックしてマップを保存します。
  3. 左上隅にある [ホーム] ドロップダウン ボタンをクリックし、[コンテンツ] を選択します。
  4. フィーチャ レイヤーをホスト フィーチャ レイヤーとして公開し、編集機能を有効にします。
    1. [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブでフィーチャ レイヤーを参照し、[その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックしてドロップダウン リストを表示します。 をクリックして [アイテムの詳細の表示] を選択します。
    2. アイテムの詳細ページで [公開] をクリックします。
    3. [公開] ウィンドウで [タイトル] フィールドと [タグ] フィールドを指定し、[公開] をクリックします。
    4. ホスト フィーチャ レイヤーのアイテムの詳細ページで [フィーチャ レイヤー (ホスト)] セクションの [設定] をクリックし、[編集の有効化] チェックボックスをオンにして [保存] をクリックします。
  5. [コンテンツ][マイ コンテンツ] をクリックします。
  6. Web マップを参照して [その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックすると、ドロップダウン リストが表示されます。 をクリックし、[Map Viewer Classic で開く] を選択します。
  7. Map Viewer Classic の上部ウィンドウで [追加][レイヤーの検索] をクリックします。
  8. [マイ コンテンツ] ウィンドウでホスト フィーチャ レイヤーを参照し、[追加] [追加] ボタンをクリックし、ホスト フィーチャ レイヤーをマップに追加します。 をクリックして Web マップに追加します。
  9. [保存][保存] をクリックしてマップを保存します。

ArcGIS Pro の [構成] タブでレイヤーの編集機能を有効にします。

ArcGIS Pro で Web レイヤーを公開する場合、ArcGIS Online に公開する前に [構成] タブでレイヤーの編集を有効にします。

  1. レイヤーを含む ArcGIS Pro プロジェクトを開き、ArcGIS Online にログインします。
  2. [Web レイヤーとして共有] ウィンドウの [構成] タブで [編集を有効化して、次の操作を編集者に許可:] チェックボックスをオンにします。 詳細については、「ArcGIS Pro: Web フィーチャ レイヤーの構成」をご参照ください。
  3. [公開] をクリックします。
  4. ArcGIS Pro と同じ認証情報で ArcGIS Online にログインし、[コンテンツ][マイ コンテンツ] の順にクリックします。
  5. [マイ コンテンツ] ページでホスト フィーチャ レイヤーを参照し、[その他のオプション] [その他のオプション] ボタンをクリックすると、ドロップダウン リストが表示されます。 をクリックして [新しいマップに追加] を選択します。
  6. Map Viewer Classic で [保存][保存] の順にクリックしてマップを保存します。 詳細については、「ArcGIS Online: マップの保存 (Map Viewer Classic)」をご参照ください。

Web ブラウザーのキャッシュを消去する

コンピューターの閲覧履歴とキャッシュを消去することで、Web ブラウザーのシームレスなパフォーマンスを確保します。

以下に、Web マップのアイテム詳細ページの [Web マップ] タブで利用できる [ArcGIS Collector で使用] オプションを示します。

[ArcGIS Collector で使用] オプションが利用できる ArcGIS Online ウィンドウ

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