よくあるご質問 (FAQ)
ArcGIS Pro では、属性テーブルでフィールドの値を削除して Enter キーを押すと、値は <Null> または空白として表示されます。 どちらの結果も空の値を示しますが、両方の戻り値には違いがあります。 Null 値はデータのないフィールドを表しますが、空白のフィールドは文字のない文字列として存在します。 フィールドが空白または null に設定される理由を、以下で詳しく説明します。
NULL 値
データ タイプが数値に設定されているか、NULL を許可チェックボックスが有効になっている場合、フィールドは NULL 値を持つことができます。 ゼロ ('0') などの空白値を整数として持つことはできません。ゼロも値であるからです。 たとえば、属性テーブルで Number of Siblings フィールドの値が削除されると、そのフィールドは空白ではなく <Null> に設定され、値が存在しないことを示します。
属性テーブルにフィールドを作成するときにフィールド内で NULL 値を許可するには、データ タイプを数値データ タイプに設定するか、NULL を許可チェックボックスをオンにします。 手順については、「ArcGIS Pro: フィールドの作成と管理」または「操作手順: ArcGIS Pro でフィールドに NULL を割り当てる」をご参照ください。
Note: In some instances, due to BUG-000145688, a field is set to blank even when the Allow NULL check box is enabled and the data type is set to numeric. In this case, upgrade ArcGIS Pro to the latest version.
空白のフィールド
データ タイプがテキストに設定されている場合、または NULL を許可チェックボックスが無効になっている場合、フィールドは空白になることがあります。 たとえば、ユーザーが住所を開示せず、フィールド値が削除された場合、フィールドは <Null> ではなく空白に設定されます。
属性テーブルにフィールドを作成するときに空白のフィールドを許可するには、NULL を許可チェックボックスをオフにするか、データ タイプをテキストに設定します。 詳細については、「ArcGIS Pro: フィールドの作成と管理」をご参照ください。
Note: Not all geodatabase types support blank fields. For example, in an Oracle geodatabase, it is not possible to have a blank field as a string with no characters in the attribute table as the strings are automatically converted to null values.
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