問題: ログイン後に ArcGIS Pro がフリーズする
説明
ArcGIS Pro の [サイン イン] ダイアログ ボックスがフレーズして、ログインに失敗します。これにより、認証、ライセンス、または無効なユーザー名に関連するエラーが表示されることがあります。
原因
ArcGIS Pro レジストリ エントリが壊れています。 この問題は、同じコンピューター上に複数バージョンの ArcGIS for Desktop がインストールされている場合に発生する可能性があり、このシナリオに対応するために、オペレーティング システムのレジストリ内の環境変数設定が修正されています。
解決策または対処法
この問題に対して考えられる回避策は次のとおりです。
注意: 開始前に、アクティブな ArcGIS Pro ライセンスが割り当てられていることを確認します。 この方法については、ArcGIS Online ヘルプ ドキュメント「ライセンスの管理」をご参照ください。回避策 1: ArcGIS Pro フォルダーの名前を変更する
注意: AppData フォルダーは隠しフォルダーです。 非表示のファイルを表示する方法については、Microsoft Support ドキュメント「隠しファイルを表示する」をご参照ください。
- 次のパスに移動します。
- C:\Users\
\AppData\Roaming\ESRI - C:\Users\
\AppData\Local\ESRI
- C:\Users\
- ArcGISpro フォルダーの名前を ArcGISpro_old に変更します。
注意: ArcGISpro フォルダーの名前を変更すると、ArcGIS Pro がリセットされます。 ArcGIS Pro を起動して、ArcGIS Pro フォルダーを再作成してください。
- ArcGIS Pro のコンピューターを再起動します。
- ArcGIS Pro を開きます。
- ArcGIS Pro にログインして確認します。
注意: ProgramData フォルダーは隠しフォルダーです。
- C:\ProgramData\FLEXnet に移動します。
- FLEXnet フォルダーの名前を FLEXnet_old に変更します。
注意: FLEXnet フォルダーの名前を変更すると FLEXnet がリセットされます。 ArcGIS Pro を起動して、FLEXnet フォルダーを再作成してください。
- ArcGIS Pro のコンピューターを再起動します。
- ArcGIS Pro を開きます。
- ArcGIS Pro にログインして確認します。
警告: ここで提示した手順には、オペレーティング システムの基本的な部分に対する変更が含まれています。 先へ進む前に、レジストリを含め、オペレーティング システムとファイルのバックアップを実行することをお勧めします。 必要に応じて、コンピューター システムの専門家に相談してください。Esri では、これらの手順を実行するときに変更を誤った場合の結果について保証いたしません。したがって、十分に注意し、ご自身の判断で行ってください。
- Windows の [スタート] メニューに移動して、[プログラムとファイルの検索] の検索バーに「regedit」と入力します。
- [レジストリ エディター] を管理者アカウントで開きます。

- HKEY_CURRENT_USER ハイブから次のレジストリ サブ キーを削除します。
- HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\ArcGIS Online for Pro
- HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\ArcGISPro
- HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\ArcGIS Online
- HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\ArcGISPro1.0
- ArcGIS Pro のコンピューターを再起動します。
- ArcGIS Pro を開きます。
- ArcGIS Pro にログインして確認します。
関連情報
- 操作手順: 同時使用または単独使用ライセンスを使用して ArcGIS Pro を起動
- 不具合: ArcGIS Pro 1.0 がサイン インに失敗し、ライセンスの初期化に失敗したというエラーが表示される
- FAQ: ArcGIS Pro のライセンスに関する一般的な質問にはどのようなものがありますか?
- ArcGIS Pro ヘルプ: ArcGIS Pro のライセンス タイプ
更新日時: 9/22/2020
記事 ID: 000013863
ソフトウェア: ArcGIS Pro 1.4.1, 1.4, 1.3.1, 1.3, 1.2