パッチおよびアップデート
ArcGIS Desktop 10.8.1 General Component Updates Patch
サマリー
Esri から、ArcGIS Desktop 10.8.1 General Component Updates Patch についてお知らせします。 このパッチは、各種コンポーネントを以下に示す新しいバージョンに更新します。
Curl バージョン 8.5.0
DPGrid (内部コンポーネント - Libtiff 4.6.0)
Freetype バージョン 2.13.2
Gdal (内部コンポーネント - Libtiff 4.6.0、SQLite 3.44.2、CVE-2023-45853 パッチが適用された Zlib 1.3.0)
HDF4 (内部コンポーネント - CVE-2023-45853 パッチが適用された Zlib 1.3.0)
HDF5 (内部コンポーネント - CVE-2023-45853 パッチが適用された Zlib 1.3.0)
LibXML バージョン 2.12.3
Nghttp2 バージョン 1.58.0
OpenCV 4.5.5 (内部コンポーネント - OpenJPEG 2.5.0、CVE-2023-45853 パッチが適用された Zlib 1.3.0)
OpenSSL バージョン 1.1.1w
PROJ (内部コンポーネント - CVE-2023-45853 パッチが適用された Zlib 1.3.0)
PRT (内部コンポーネント - Libtiff 4.6.0、CVE-2023-45853 パッチが適用された Zlib 1.3.0)
Zlib バージョン 1.3.0 (CVE-2023-45853 パッチ適用済み)
ODBC 18
これらのコンポーネントは複数の機能を実行し、システム全体で使用されています。Esri は、ArcGIS Desktop、ArcGIS Background Geoprocessing 64-bit for Desktop、ArcGIS Engine または ArcGIS Background Geoprocessing 64-bit for Engine のすべてのユーザーに対し、できるだけ早急にこのパッチをインストールすることをお勧めします。
具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
重要な注意事項 2024 年 8 月 21 日: ArcGIS Desktop 10.8.1 General Component Updates Patch Desktop のセットアップは BUG-000169726 に対処するために更新されました。 新しいセットアップをダウンロードしてインストールしてください。 元のパッチをアンインストールする必要はありません。新しいセットアップによって、元のパッチのインストールと置換が行われます。BUG-000169726 は ArcGIS Desktop のセットアップのみに影響します。 ArcGIS Engine、ArcGIS Background Geoprocessing 64-bit for Desktop、ArcGIS Background Geoprocessing 64-bit for Engine のセットアップへの影響はありません。
BUG-000169726 - ArcGIS Desktop 10.8.1 General Component Updates Patch がインストールされている場合に、Oracle 12C および Oracle 19C でエンタープライズ ジオデータベースの作成ツールが失敗する。
この問題の詳細については、技術情報「不具合: ArcGIS Desktop 10.8.1 General Component Updates Patch の適用後、Oracle でエンタープライズ ジオデータベースの作成またはアップグレードに失敗する」をご参照ください。
このパッチで対処される問題
- BUG-000147765 - Microsoft ODBC Driver 18 for SQL Server 接続の認証。
Windows でのこのパッチのインストール
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
ステップ 1: 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
ArcGIS Desktop 10.8.1 | |
ArcGIS Desktop | ArcGIS-1081-DT-GCU-PatchB.msp |
チェックサム (SHA256) |
3B7E30B77700145E8C8CF024FDC23018150C5176078E4103729E6A823049B795 |
ArcGIS Background Geoprocessing 64-bit for Desktop | ArcGIS-1081-BGDT-GCU-PatchB.msp |
チェックサム (SHA256) |
B01E98274DD3303187C47F13E4D5DB71ADC713C6EEE19C4D59D883B6A2AF7AF9 |
ArcGIS Engine | ArcGIS-1081-E-GCU-PatchB.msp |
チェックサム (SHA256) |
A8E4F203CE217F08F2786D12ED98FC73ADEB0C557B8177ACD29CF0ABE7826C1F |
ArcGIS Background Geoprocessing 64-bit for Engine | ArcGIS-1081-BGE-GCU-PatchB.msp |
チェックサム (SHA256) |
CB2FCB6D6286AB1FF98712EF27C97C5B71BE56158C12A1B7C4AEE420EDC349A7 |
ステップ 2: ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
ステップ 3: ArcGIS-1081-<製品>-GCU-PatchB.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: msp ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。
msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-1081-<製品>-GCU-PatchB.msp
Windows でのこのパッチのアンインストール
Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
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