Map Viewer Classic と ArcGIS Web AppBuilder でフィーチャの作成と編集ができない

説明

ArcGIS Online か Portal for ArcGIS の Map Viewer Classic でフィーチャを作成または編集しようとすると失敗し、「すべてのレイヤーでフィーチャ作成が無効になっています。」というメッセージが返されます。

[スマート エディター] ウィジェットを使って ArcGIS Web AppBuilder でフィーチャを作成または編集しようとしても同じメッセージが表示されます。

[フィーチャの追加、更新、削除] オプションが ArcGIS Pro で有効になっていてもフィーチャは編集できず、公開前にフィーチャ レイヤー プロパティを構成する際には ArcMap で [作成]、[削除]、[更新] の各オプションが有効になります。

原因

フィーチャ レイヤーには Z 値がありますが、公開前にフィーチャ レイヤー プロパティを構成する際に ArcGIS Pro の [Z 値のあるフィーチャにデフォルトを適用] オプション、または ArcMap の [デフォルト Z 値の適用] オプションが無効化されています。

解決策または対処法

次のいずれかのオプションを使用して、この問題を解決してください。

公開前にフィーチャ レイヤーの構成時に Z 値を有効にする

• ArcGIS Pro から公開する前にフィーチャ レイヤー プロパティを構成する場合は、[Z 値のあるフィーチャにデフォルトを適用] チェックボックスをオンにし、[フィーチャの挿入または更新時のデフォルトの Z 値] の値をデフォルトのままにします。 これを実行する手順については、「ArcGIS Pro: Web フィーチャ レイヤーの構成」をご参照ください。
• ArcMap から公開する前にフィーチャ レイヤー プロパティを構成する場合は、[デフォルト Z 値の適用] チェックボックスをオンにし、[Z 値のないフィーチャを挿入または更新する場合は Z 値を次に設定] の値をデフォルトのままにします。 詳細については、「ArcGIS Server: 編集に影響を与えるプロパティ」をご参照ください。

フィーチャクラスから Z 値を削除する

ArcGIS Pro か ArcMap から公開する前に、フィーチャクラスから Z 値を削除します。 この手順については、「操作手順: フィーチャクラスから Z 値/M 値を削除する」をご参照ください。

注意: 代替策として、Map Viewer Classic の代わりに ArcGIS Online か Portal for ArcGIS の Map Viewer を使用してフィーチャを作成または編集します。 ArcGIS Pro か ArcMap から公開する前に、フィーチャ レイヤー構成でフィーチャの Z 値が無効になっている場合でも、Web マップのフィーチャを編集できます。