問題

[抽出値 → ポイント (Extract Values to Points)] ツールが、出力属性テーブルに不正な値を返す

Last Published: February 3, 2022

説明

ArcGIS Pro の [抽出値 → ポイント (Extract Values to Points)] ツールは、出力ポイント フィーチャクラスの属性テーブルにあるラスター セル値を抽出し、記録します。 ツールを実行すると、場合によっては正しいラスター セル値ではなく「-9999」が返されます。

原因

この問題は、ラスターの空間参照とポイント フィーチャクラスの空間参照の不一致によって発生します。

解決策または対処法

この問題を解決するには、ラスターの空間参照とポイント フィーチャクラスの空間参照を、投影変換 (Project) ツールを使用して一致させます。

  1. ラスターとフィーチャクラスの現在の空間参照を特定します。
    1. [コンテンツ] ウィンドウでラスター レイヤーを右クリックし、[プロパティ][ソース] をクリックします。 [空間参照] を展開し、ラスターの空間参照を表示します。
ラスター レイヤーの空間参照の画像。
  1. 手順 1 (a) を繰り返して、ポイント フィーチャクラスの空間参照を特定します。
  1. 投影変換 (Project) ツールを使用して、ポイント フィーチャクラスを投影してラスターの空間参照に一致させます。
    1. [入力データセット、またはフィーチャクラス] にポイント フィーチャクラスを選択します。
    2. [出力データセット、またはフィーチャクラス] に名前と場所を設定します。
    3. [出力座標系] で、ドロップダウン リストからラスター レイヤーを選択するか [座標系の選択] [座標系の選択] アイコンの画像。 をクリックして、ラスター レイヤーの座標系を選択します。
    4. 必要に応じて地理座標系変換を選択します。
  2. [抽出値 → ポイント (Extract Values to Points)] ツールを実行します。 出力属性テーブルに正しいラスター セル値が表示されます。
抽出されたラスター セル値の値を示す画像。

記事 ID: 000024403

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