ArcGIS Online 管理者変更の委任状を作成する

説明

ArcGIS Online 組織に管理上の変更を加えるには、Esri では、インクで手書きの署名を含む、経営幹部レベルの執行役員または同等の役員 (CEO、CIO、CFO、またはビジネス オーナー) からの委任状として正式な要求を送信する必要があります。

委任状には次の 2 つの目的があります:

• 企業が ArcGIS Online 組織へのアクセスを維持するための事業継続性対策を講じていなかった、または遵守していなかったことの認識を示すものです。
• 企業の経営陣は、組織へのアクセスを取り戻すための最後の手段として、代わりに変更を加える権限を Esri に与えています。

予備手順

Esri テクニカル サポートは、「問題: ArcGIS Online 組織のデフォルト管理者を変更できない」の記事で説明されているように、お客様の会社が UI/UX 方法により、または IT 部門の支援を通じて管理メンバー アカウントにアクセスできないことを確認するのを支援しました。 最後の手段として、テクニカル サポートは、既存の ArcGIS Online 組織メンバーの 1 人をデフォルト管理者にアップグレードできます。 これを行うには、正式な委任が承認プロセスを経る必要があります。

解決策または対処法

会社の CEO、CIO、CFO、または経営者などの経営幹部またはそれに相当する立場の方として、以下の情報を記載した委任状をご作成ください。 貴社を代表するケース担当者が、その委任状を Esri に提出し、確認を受けます。

必要な情報について質問がある場合は、委任状を送信する前に、ケースに関するサポート アナリストに直接質問してください。

委任状の要件

1. 会社の公式レターヘッド、または会社を識別できる同等の書式を使用してください。
2. 委任状は以下を参照する必要があります:
   1. このリクエストに関連付けられている Esri テクニカル サポートのケース番号。
   2. ArcGIS Online 組織に関するサブスクリプション識別子を、以下のいずれか 1 つ以上含めてください:
      • 9 桁のサブスクリプション番号 (顧客番号と混同しないでください)
      • 組織の短縮 URL ([shortURL].maps.arcgis.com など)
   3. お客様の会社に管理アクセス権限がなく、Esri がお客様に代わって行動する必要がある理由についての詳細な説明。 管理者ロールを持つすべてのアカウントの氏名 (名と姓) も記載してください。 (2 ～ 3 文)
   4. リクエストの種類と関連情報を記載して変更する必要があるもの:
      • ArcGIS Online 組織メンバーのロールの更新
        • 個人のフルネーム
        • ArcGIS Online ユーザー名
        • ユーザー名に関連付けられているメールアドレス
      • または、新しい管理者を招待する (シングルユーザー組織のみ)
        • 新しいデフォルト管理者のフルネーム
        • 電子メール アドレス
          • 電子メール エイリアスは使用できません。 メールアドレスは、グループではなく個人に固有のものにする必要があります。
          • Gmail や Yahoo などのサード パーティー アドレスよりも、常に企業ドメインの電子メール アドレスを優先してください。
3. 以下を含む最高経営幹部の署名ブロック:
   • フル ネーム
   • インクで手書きの署名
     • デジタル署名は使用できません。
   • 役職
   • 電子メール アドレス

インクで署名された委任状が完成したら、スキャンして、ケースを処理する Esri サポート アナリストに電子メールで送信してください。

リクエストの処理方法

委任状を受け取ると、テクニカル サポート アナリストはレビューのためにリクエストと委任状を送信します。 レビューおよび承認の後、Esri は要求された変更を行います。 必要な情報が欠落している委任状は拒否され、幹部は書き直して再提出する必要があります。 お客様に代わって行動する正当な理由がないと判断された場合、リクエストは却下される可能性があります。 さらに、サポートから、リクエストの完了時に、申請者と署名担当者に電子メールで通知されます。

処理後の幹部へのメモ

Note:
Once this process has been completed, it is recommended as a best practice to leverage a SAML IDP, or have more than one default administrator at any given time so that future disruptions are avoided. Additional considerations can be found in this blog: Change is inevitable: Ensure continuous ArcGIS operations