方法

ArcGIS Pro で XY データ テーブルからポリゴンを作成する

Last Published: February 15, 2023

サマリー

XY データ テーブルには、ポイント フィーチャの緯度と経度などの情報が含まれています。 XY データ テーブルからポリゴンを作成するには、以下の図に示すように、テーブルに始点および終点フィーチャ (ポリゴンの頂点) の緯度と経度が含まれている必要があります。 詳細については、「ArcGIS Pro: パラメーター」をご参照ください。

ポリゴンの始点および終点フィーチャの緯度と経度を含む Excel テーブル。
ポリゴンの頂点の始点および終点フィーチャの緯度と経度。

以下のワークフローは、ArcGIS Pro で Microsoft Excel からポリゴンの頂点座標を含む XY データ テーブルに変換してポリゴンを作成する方法を示しています。

手順

  1. ArcGIS Pro で Excel → テーブル (Excel To Table) ツールを使用して、Microsoft Excel ファイルをテーブルに変換します。
    1. ArcGIS Pro プロジェクトを開きます。
    2. 解析タブのジオプロセシング グループで、ツールをクリックします。
    3. ジオプロセシング ウィンドウで、Excel → テーブル (Excel To Table) ツールを検索してクリックします。
    4. Excel → テーブル (Excel To Table) ウィンドウのパラメーター タブで、入力 Excel ファイル パラメーターから参照 参照アイコン をクリックして、Excel テーブルを選択します。
    5. 出力テーブル パラメーターで、参照 参照アイコン をクリックして、テーブルの名前とファイルの場所を指定します。
    6. 実行をクリックします。 テーブルが作成され、コンテンツ ウィンドウのスタンドアロン テーブルの下に表示されます。
Excel → テーブル (Excel To Table) ウィンドウのパラメーター。
  1. コンテンツ ウィンドウで作成されたテーブルを右クリックして、XY データの表示を選択します。
  2. XY データの表示ウィンドウの出力フィーチャクラス パラメーターで、参照 参照アイコン をクリックして、フィーチャ レイヤーの名前とファイルの場所を指定します。
  3. OK をクリックします。
XY データの表示ウィンドウのパラメーター。

以下のマップは、作成されたポイント フィーチャを示しています。

マップ上に作成されたポイント フィーチャ。
  1. XY 座標 → ライン (XY To Line) ツールを使用して、測地フィーチャまたは平面ライン フィーチャを含むフィーチャクラスを作成します。
    1. 解析タブのジオプロセシング グループで、ツールをクリックします。
    2. ジオプロセシング ウィンドウで、XY 座標 → ライン (XY To Line) ツールを検索してクリックします。
    3. XY 座標 → ライン (XY To Line) ウィンドウのパラメーター タブで、入力テーブル ドロップダウン リストから手順 1 で作成したテーブルを選択します。
    4. 出力フィーチャクラス パラメーターで、参照 参照アイコン をクリックして、ライン フィーチャの名前とファイルの場所を指定します。
    5. 始点 X フィールド始点 Y フィールドで、始点の X 座標 (経度) と Y 座標 (緯度) を含むフィールドをそれぞれ選択します。
    6. 終点 X フィールド終点 Y フィールドで、終点の X 座標 (経度) と Y 座標 (緯度) を含むフィールドをそれぞれ選択します。
    7. 実行をクリックします。
XY 座標 → ライン (XY To Line) ウィンドウのパラメーター。

以下のマップは、作成されたライン フィーチャを示しています。

マップ上に作成されたライン フィーチャ。
  1. フィーチャ → ポリゴン (Feature To Polygon) ツールを使用して、手順 2 で作成した入力ライン フィーチャによって囲まれるエリアに生成されるポリゴンを含むフィーチャクラスを作成します。
    1. 解析タブのジオプロセシング グループで、ツールをクリックします。
    2. ジオプロセシング ウィンドウで、フィーチャ → ポリゴン (Feature To Polygon) ツールを検索してクリックします。
    3. フィーチャ → ポリゴン (Feature To Polygon) ウィンドウのパラメーター タブで、入力フィーチャ ドロップダウン リストからライン フィーチャクラスを選択します。
    4. 出力フィーチャクラス パラメーターで、参照 参照アイコン をクリックして、ポリゴンの名前とファイルの場所を指定します。
    5. 実行をクリックします。
フィーチャ → ポリゴン (Feature To Polygon) ウィンドウのパラメーター。

以下の図は、ArcGIS Pro で XY データ テーブルから作成されたポリゴンを示しています。

マップ上に作成されたポリゴン。

記事 ID: 000029301

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