ArcGIS Pro から ArcGIS Online のホスト フィーチャ レイヤーにフィーチャクラス データを追加できない

説明

ArcGIS Pro で作成されたフィーチャクラスのデータは、スクリプトやジオプロセシング ツールを使用することで、ArcGIS Online のホストフィーチャ レイヤーに追加できます。 しかし、場合によっては、ホスト フィーチャ レイヤーにデータを追加しようとして失敗し、次のエラー メッセージが表示されることがあります。

エラー:    オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。

原因

• ホスト フィーチャ レイヤーを追加するための一致フィールドとして使用されるフィールドで、フィールド値が重複しています。
• データセットのフィールド値が、ホスト フィーチャ レイヤーの一致フィールドの文字制限を超えています。
• ArcGIS Online で追加されるファイル ジオデータベースが認識されません。

解決策または対処法

原因に応じて、次の方法のいずれかを使用し、この問題を解決してください。

入力データセットで重複する値を特定し、切り分ける

ホスト フィーチャ レイヤーに追加するために使用されるデータセットで、重複するフィールド値を特定して切り分ける方法については、「操作手順: ArcGIS Pro での重複する値、または一意の値の特定」をご参照ください。

入力データセットのフィールド長を増やす

データを追加する前に、ターゲット フィールドで許容される文字数を増やします。 各フィールドで許容される最大文字数を新たに設定するには、[フィールドの変更 (Alter Field)] ツールを使用します。

注意: このオプションは、TEXT または BLOB フィールド タイプにのみ適用されます。 テーブルが空白の場合、フィールド長を増減できます。 テーブルが空白でなければ、長さは現在の値からのみ増やすことができます。

フィールド ジオデータベースに対して正しいファイル拡張子を使用する

1. ファイル ジオデータベースの名前を変更し、*.gdb 拡張子を追加します。
2. ファイル ジオデータベースを圧縮し、ArcGIS Online の [データをレイヤーに追加] ツールを使用して、ホスト フィーチャ レイヤーの既存のフィーチャを更新します。 詳細については、「ArcGIS Online: データをレイヤーに追加」をご参照ください。