方法

ArcGIS Web AppBuilder (Developer Edition) の印刷ウィジェットのデフォルトの出力空間参照を変更する

Last Published: November 18, 2021

サマリー

ArcGIS Web AppBuilder の印刷ウィジェットのデフォルトの出力空間参照は、WKID (Well-Known ID) が 102100 の WGS 1984 Web メルカトル (球体補正) です。 印刷ウィジェットを使用し、[縮尺の範囲] オプションに特定のマップ範囲をプリントする値を設定すると、出力マップ範囲が指定範囲よりも小さくなることがあります。 この不一致は、データが赤道から離れていると大きくなります。 マップ範囲の不一致を小さくするには、データの位置に応じて、出力空間参照をローカル空間参照に設定する必要があります。

以下に、正確な出力測定値を生成するために、ローカル空間参照を使用するよう ArcGIS Web AppBuilder (Developer Edition) の印刷ウィジェットをプリセットする手順を示します。

手順

  1. ArcGIS Web AppBuilder フォルダーを開き、印刷ウィジェットの JavaScript ファイルに移動します。 このファイルは、次のパスにあります。
C:\ArcGISWebAppBuilder\server\apps\<アプリ ID>\widgets\Print
Print.js ファイルをダブルクリックして開きます。
  1. JavaScript ファイルの 149 行目で this.wkidInput.set('value', this.map.spatialReference.wkid)this.wkidInput.set('value',<ローカル空間参照の WKID>) に置換します。 この例では、新しいローカル空間参照の WKID は 103434 です。
印刷ウィジェットの JavaScript ファイルの 149 行目
  1. 編集した JavaScript ファイルを保存します。
  2. アプリを更新し、印刷ウィジェットの詳細設定を開きます。 挿入した WKID が、印刷ウィジェットのデフォルト空間参照になります。
新しいデフォルト WKID。

記事 ID:000022627

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