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FAQ: TLS 1.2 および ArcGIS プラットフォームについて、どのようなこと知っておくべきでしょうか?

質問

TLS 1.2 および ArcGIS プラットフォームについて、どのようなこと知っておくべきでしょうか?

答え

Esri は、セキュリティ プロトコルの最新の業界標準とベスト プラクティスを使用することにより、ArcGIS プラットフォームで強力なセキュリティを提供できるよう努めています。 これらの業界の期待に応えるために、当社は 2019 年 4 月に ArcGIS Online に対して重要な構成の変更を行います。これは、すべての ArcGIS ソフトウェアとカスタム ソリューションに影響すると思われます。 この変更に伴い、TLS (トランスポート レイヤー セキュリティ) バージョン 1.2 のみの使用を施行して、以前の TLS バージョン 1.0 および 1.1 のサポートを廃止します。

この変更に対して計画を立てられるように、よくあるご質問 (FAQ) のリストを以下に示します。 回答はお客様のフィードバックに基づいて継続的に追加するので、頻繁にご確認ください。

以下や他の Esri TLS ドキュメントで対応していない質問がある場合は、次の Web フォームをご記入ください。

フィードバック Web フォーム: ArcGIS プラットフォームと TLS 1.2

  1. TLS とは
    TLS は「トランスポート レイヤー セキュリティ」の略語で、幅広く導入されているネットワーク セキュリティ プロトコルです。 これは、ネットワーク上の通信アプリケーション間のプライバシーとデータ整合性を提供します。 ベースマップ、ジオプロセシング サービス、Living Atlas などの ArcGIS Online サービスに ArcGIS Desktop、ArcGIS Enterprise、その他のアプリケーションからアクセスするときは、必ず TLS を使用します。 詳細については、下の「関連リンク」のセクションをご参照ください。
     

  2. Esri が TLS の最新バージョンである TLS 1.3 を使用しないのはなぜですか?
    TLS 1.3 の最終仕様がリリースされたのは 2018 年の 8 月で、TLS 1.3 の実装には制限があります。 たとえば、Microsoft は .NET での TLS 1.3 サポートをまだリリースしていません。 運用システムに対する業界のベスト プラクティスは、TLS 1.2 の利用可能性を確保することです。
     

  3. 影響は ArcGIS プラットフォーム全体に及びますか? 
    ArcGIS プラットフォームの大部分は、セキュリティ保護された Web 通信に TLS を使用しています。 ただし、セキュリティ保護された Web サービスへの接続性を確保するための手順は、アプリケーションによって異なります。 詳細については、「影響を受ける Esri 製品のリスト」をご参照ください。
     

  4. 使用中の製品は TLS 1.2 の変更の影響を受けますか?
    お使いの製品が TLS 1.2 の実装の影響を受けるかどうかを確認するには、「影響を受ける Esri 製品のリスト」をご参照ください。
     

  5. すべての ArcGIS Desktop 製品 (ArcGIS Pro、ArcMap、ArcCatalog など) は同じように影響を受けますか?
    現在サポートされているすべてのバージョンの ArcGIS Pro では、対策は必要ありません。 現在サポートされているすべてのバージョンの ArcGIS Desktop 10.x には、バージョン固有の対策が必要です。 詳細については、Esri サポートの TLS ページをご参照ください。
     

  6. 更新しない場合やパッチをインストールしない場合、どの機能が動作しなくなりますか?
    ArcGIS Online への接続を要求するアプリケーションや TLS 1.2 のみを使用する Web サービスは接続できなくなります。 この例としては、ArcGIS Online、ベース マップ、ジオコーディング サービス、すぐに使用できるルート検索サービス、Living Atlas などが挙げられますが、これらに限定されません。

     

  7. ArcGIS API for JavaScript を使用して構築された Web アプリには、どのような変更が必要ですか?
    ArcGIS API for JavaScript は、Esri による TLS 1.2 の実装の影響を受けません。 「TLS 1.2 の影響を受ける Esri 製品のリスト」と他のドキュメントの「影響を受けないソフトウェア製品」の下に、API が近日中にリストされる予定です。

     

  8. 実際の切り替えが行われる前に機能を検証できる TLS 1.2 のみを使用したテスト サイトはありますか?または用意されますか?
    はい。Esri は、ArcGIS Online への TLS 1.2 の接続をテストするのに役立つ一連のリソースを、この記事に掲載しました。 Esri は、さらにテストを、利用可能になり次第このページに追加する予定です。
     

  9. ArcGIS Enterprise、ArcGIS Server、または Portal for ArcGIS にパッチはリリースされますか?
    いいえ。お使いのソフトウェア バージョンとオペレーティング システムに必要な手順に関する参考情報については、次の技術情報をご参照ください。FAQ: ArcGIS Enterprise と関連ソフトウェア コンポーネント (ArcGIS Server および Portal for ArcGIS) は、TLS 1.0 および 1.1 の無効化によってどのような影響を受けるでしょうか? 
     

  10. すべてのバージョンの ArcGIS Desktop に TLS 1.2 のパッチが提供されるのはいつですか?
    記述している時点では、ArcGIS for Desktop 10.2.1、10.4、10.4.1、10.5.1、および 10.6.1 のパッチは ArcGIS Desktop TLS Patch で入手できます。 他のすべてのバージョンについては、パッチが使用可能になった時点でリリースします。 パッチの最新情報や他の TLS 1.2 情報を取得するには、Esri サポートの TLS ページの下部にある登録ボタンをクリックしてください。
     

  11. 2019 年 4 月に予定されている TLS 1.2 の実装方法の参考情報は提供されますか?

    更新: 米国連邦政府の部分的停止のため、Esri は TLS 1.2 の実装を 2019 年 4 月 16 日に延期しました。 詳細については、このお知らせをご参照ください。 実装がせまり、Esri では TLS 1.2 のドキュメントを頻繁に更新しています。これには、変更日、ソリューション、パッチ、テスト環境などが含まれます。 新しい情報が追加されたときに通知を受けるには、Esri サポートの TLS ページまたは TLS 技術情報の登録ボタンをクリックしてください。

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