方法

ModelBuilder で、出力レイヤー名に現在の日付を付けてレイヤーをエクスポートする

Last Published: June 17, 2022

サマリー

現在の日付を出力レイヤー名に追加することによって、レイヤーを毎日生成し、更新されたデータを記録することができます。 ModelBuilder では、生成された出力レイヤー名は、現在の日付を自動的に含みます。

手順

以下の手順は、ArcMap および ArcGIS Pro で ModelBuilder を使用して、出力レイヤー名に現在の日付を付けてレイヤーをエクスポートする方法を示しています。

ArcMap の場合
  1. ModelBuilder で、[挿入][モデル専用ツール][値の計算] の順にクリックして、[値の計算] 機能を追加します。
ModelBuilder の Calculate Value 関数
  1. [値の計算] ダイアログ ボックスで、次の条件式を追加します。
time.strftime("<レイヤー名>%Y%m%d")
  1. [値の計算] ダイアログ ボックスで [データ タイプ] パラメーターを [文字列] に変更します。
[式] セクションと [データ タイプ] (オプション) セクションを示す [値の計算] ウィンドウ。
  1. 使用しているツールの [出力フィーチャクラス] セクションに「%<出力パラメーター名>%」と入力します。
[フィーチャのコピー] ウィンドウで、出力名に「%output_value%」を追加します。
  1. [接続] [接続] ボタン。 をクリックし、[値の計算] からの出力を、選択したジオプロセシング ツールにリンクし、[前提条件] を選択します。
接続し、ModelBuilder の [前提条件] を選択します。
  1. モデルを整合チェックして実行します。 現在の日付を含む出力レイヤー名が、選択した場所に配置されます。
[モデル] ウィンドウで完了したモデル。
New_Layer_Name20180907 という名前の出力。

ArcGIS Pro で

  1. 上部リボンの [ModelBuilder] タブで、[ユーティリティ][値の計算] の順にクリックして、[値の計算] 機能を追加します。
ModelBuilder タブで [ユーティリティ] をクリックし、[値の計算] をクリックします。
  1. [値の計算] ダイアログ ボックスで、次の条件式を追加します。
time.strftime("<レイヤー名>%Y%m%d")
  1. [値の計算] ダイアログ ボックスで [データ タイプ] パラメーターを [文字列] に変更します。
  2. [モデル] ウィンドウで、使用しているジオプロセシング ツールをダブルクリックし、[出力フィーチャクラス] セクションに「%<出力パラメーター名>%」を入力します。
[出力フィーチャクラス] パラメーターを表示するツールのウィンドウ。 出力に名前を付け、[OK] をクリックします。
  1. [値の計算] の出力をクリックして、選択したジオプロセシング ツールにリンクします。 [前提条件] を選択します。
[モデル] ウィンドウで、出力をクリックし、[前提条件] を選択します。
  1. モデルを整合チェックして実行します。 現在の日付を含む出力レイヤー名が、選択した場所に配置されます。
実行できる状態のモデルを示す [モデル] ウィンドウ。
New_Layer_Name20180907 という名前の出力レイヤーがジオデータベース フォルダーに作成されます。

記事 ID:000018085

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