サマリー
現在の日付を出力レイヤー名に追加することによって、レイヤーを毎日生成し、更新されたデータを記録することができます。 ModelBuilder では、生成された出力レイヤー名は、現在の日付を自動的に含みます。
手順
以下の手順は、ArcMap および ArcGIS Pro で ModelBuilder を使用して、出力レイヤー名に現在の日付を付けてレイヤーをエクスポートする方法を示しています。
ArcMap の場合- ModelBuilder で、[挿入] → [モデル専用ツール] → [値の計算] の順にクリックして、[値の計算] 機能を追加します。
- [値の計算] ダイアログ ボックスで、次の条件式を追加します。
time.strftime("<レイヤー名>%Y%m%d")
- [値の計算] ダイアログ ボックスで [データ タイプ] パラメーターを [文字列] に変更します。
- 使用しているツールの [出力フィーチャクラス] セクションに「%<出力パラメーター名>%」と入力します。
- [接続] をクリックし、[値の計算] からの出力を、選択したジオプロセシング ツールにリンクし、[前提条件] を選択します。
- モデルを整合チェックして実行します。 現在の日付を含む出力レイヤー名が、選択した場所に配置されます。
ArcGIS Pro で
- 上部リボンの [ModelBuilder] タブで、[ユーティリティ] → [値の計算] の順にクリックして、[値の計算] 機能を追加します。
- [値の計算] ダイアログ ボックスで、次の条件式を追加します。
time.strftime("<レイヤー名>%Y%m%d")
- [値の計算] ダイアログ ボックスで [データ タイプ] パラメーターを [文字列] に変更します。
- [モデル] ウィンドウで、使用しているジオプロセシング ツールをダブルクリックし、[出力フィーチャクラス] セクションに「%<出力パラメーター名>%」を入力します。
- [値の計算] の出力をクリックして、選択したジオプロセシング ツールにリンクします。 [前提条件] を選択します。
- モデルを整合チェックして実行します。 現在の日付を含む出力レイヤー名が、選択した場所に配置されます。