方法

ArcGIS Pro の CSV ファイルから時空間キューブを作成する

Last Published: December 10, 2020

サマリー

時空間キューブを作成すると、ビッグ データの視覚化と分析を行えます。 [時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube)] ツールは、タイムスタンプ付きのポイント フィーチャを netCDF データ キューブに構成し、[時空間キューブを 3D で視覚化 (Visualize Space Time Cube in 3D)] ツールはマップ上に時空間キューブの視覚化を作成します。

注意: 時空間キューブを作成するには、データ テーブルに [日付] フィールドが必要です。 CSV ファイルに日付/時刻フィールドがあることを確認します。 時間データを含むサンプル CSV ファイルの画像

手順

ArcGIS Pro で CSV ファイルから時空間キューブを作成する方法を説明します。

  1. ArcGIS Pro に CSV ファイルを追加します。
  2. [コンテンツ] ウィンドウで CSV レイヤーを右クリックし、[XY データの表示] をクリックします。
  3. [コンテンツ] で CSV レイヤーを右クリックし、[データ][フィーチャのエクスポート] をクリックして、フィーチャクラスに生成されたレイヤーをエクスポートします。
  4. 出力フィーチャクラスで [プロジェクト (Project)] ツールを実行し、座標系を投影座標系に変換します。
CSV ファイルのポイント フィーチャの画像
  1. 手順 4 で生成したフィーチャクラスで、[時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube)] ツールを使用して時空間キューブを作成します。
注意: [時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube)] ツールには、ArcGIS GeoAnalytics Server ライセンスが必要です。 [時空間パターン マイニング] ツールボックスの [ポイントの集約による時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube By Aggregating Points)] ツールを使用して、類似の解析を実行できます。
  1. [時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube)] ツールを開きます。
  2. 入力フィーチャを選択します。
  3. 出力時空間キューブの場所を指定します。
  4. ドロップダウン リストから時間フィールドを選択します。
  5. [時間ステップの間隔][距離間隔] を指定します。
  6. 集約形状タイプを選択し、[実行] をクリックします。
[時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube)] ツールの画像
  1. [時空間キューブを 3D で視覚化 (Visualize Space Time Cube in 3D)] ツールで開き、手順 5 で生成した *.nc ファイルを [入力時空間キューブ] として設定します。 時空間キューブがマップに表示されます。
[時空間キューブを 3D で視覚化 (Visualize Space Time Cube in 3D)] の画像
 
マップに表示された時空間キューブがマップの画像。

記事 ID:000017460

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