エラー

貼り付けに失敗しました。 <feature class> データベースの格納領域の上限に達しました

Last Published: April 25, 2020

エラー メッセージ

ファイル ジオデータベースからエンタープライズ ジオデータベースにフィーチャクラスをコピーして貼り付けようとすると、以下のエラーが発生して失敗します。

エラー: 
フィーチャクラス> の貼り付けに失敗しました。
データベースの格納領域の上限に達しました [42000:[Microsoft][ODBC Driver 11 for SQL Server][SQL Server]Could not allocate space for object object> in database database> because the 'PRIMARY' filegroup is full. Create disk space by deleting unneeded files, dropping objects in the filegroup, adding additional files to the filegroup, or setting autogrowth on for existing files in the filegroup.] [database>.DBO.object>]
An image of the error message.

原因

このエラーは、以下のいずれかの原因によって発生する場合があります。

  • ディスク ドライブのディスク容量が少ない。
  • 自動拡張オプションが無効になっているか、ファイル サイズに上限が設定されている。

解決策または対処法

この問題を解決するには、フィーチャクラスをエンタープライズ ジオデータベースにコピーして貼り付ける前に、次のいずれかのオプションを使用します。

注意:
最初の 2 つのオプションは、SQL Server Management Studio の設定を変更する前に、データベース管理者 (DBA) に確認する必要があります。 ファイル サイズの設定や場所、自動拡張を有効にするかどうかは、DBA が判断します。


ディスク ドライブに十分な容量があることを確認する

SQL Server Management Studio で、データベースの PRIMARY ファイルグループのパスが、十分な容量のあるドライブに設定されていることを確認します。 以下の図では、PRIMARY ファイルグループのパスは C:\ で、使用可能な容量は 76.5 ギガバイト (GB) です。

An image of the Database Properties dialog box.
An image of the drive free space.

自動拡張を有効にし、ファイル サイズを無制限にする

SQL Server Management Studio でデータベース ファイルの自動拡張オプションを有効にし、最大ファイル サイズを [無制限] に設定します。

  1. [データベース プロパティ] ダイアログ ボックスで、データベース ファイルの参照ボタンをクリックします。
An image of the Database Properties window.
  1. [自動拡張を有効にする] オプションのチェックボックスをオンにし、[最大ファイル サイズ][無制限] を選択して [OK] をクリックします。
An image of the Change Autogrowth dialog box.

ソフトウェアのバックグラウンド ジオプロセシングを無効にする

以下の手順は、ArcMap バックグラウンド ジオプロセシングを無効にする方法を説明しています。

  1. ArcMap で、[ジオプロセシング] タブの [ジオプロセシング オプション] をクリックします。
  2. [バックグラウンド処理] セクションで [有効化] オプションのチェックボックスをオフにし、[OK] をクリックします。 これで、バックグラウンド ジオプロセシングが無効になります。
An image of the Geoprocessing Options dialog box.

記事 ID:000016845

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