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問題: ベクター タイル ベースマップが Internet Explorer でサポートされない

説明

特定の条件下では、ArcGIS Maps for SharePoint にベクター タイル ベースマップが表示されません。
この条件には、次のようなものがあります。

  • Internet Explorer (IE) ブラウザーを使用している
  • ベクター タイル レイヤーの表示に必要な WebGL がサポートされていない古いディスプレイ ドライバーを実行するオペレーティング システムを使用している
  • ベクター タイル レイヤーを表示するためにソフトウェア アクセラレーションが使用されているリモート デスクトップ セッションを使用している
Internet Explorer ブラウザーを使用すると、ベクター タイル ベースマップで構成されたマップを読み込むことができません。 この問題が発生した場合、ArcGIS Maps for SharePoint はベクター タイル ベースマップを使用せずに、デフォルトのラスター タイル ベースマップを使用します。 次のメッセージが表示されます。
警告: 組織のデフォルト ベースマップ <ベースマップ名> はベクター タイル レイヤーで、このブラウザーではサポートされていません。 ラスター ベースマップ <代替のベースマップ> が代わりに使用されています。
ベクター タイル ベースマップを使用するように以前に構成されたマップを、ベクター タイルをサポートしていないブラウザー (Internet Explorer ブラウザーなど) で開いたり、リモート デスクトップ環境で開いたりすると、サポートされているラスター タイル ベースマップにベースマップが切り替わります。 マップを保存すると、元のベクター タイル ベースマップではなく、ラスター ベースマップがマップと共に保存されます。 次のメッセージが返されます。
マップ内に存在する 1 つまたは複数のレイヤーはベクター タイル レイヤーで、このブラウザーではサポートされていません。 これらのベクター タイル レイヤーは置き換えられるか、マップから削除されます。 マップを保存すると、このレイヤーはマップから完全に削除されるか、置き換えられます。

原因

SharePoint のページはマスター ページに基づいており、見出しにメタタグが含まれています。このメタタグにより、SharePoint Server 2010 のすべてのページは強制的に IE8 モードを使用してページをレンダリングします。 SharePoint Server 2013 および 2016 と SharePoint Online のページは、IE10 モードを使用してページをレンダリングします。
ベクター タイル ベースマップがサポートされるのは IE11 以降のみなので、SharePoint Server 2010 および 2013 または SharePoint Online で作成されたページは、使用する Internet Explorer のバージョンに関係なく、ベクター タイル ベースマップ レイヤーをレンダリングしません。 Chrome や Firefox では、マップは正しくレンダリングされます。

解決策または対処法

IE11 より前の Internet Explorer を使用する場合、この問題の完全な解決策はありませんが、問題を回避するには次の方法を実行します。

  • IE 開発者ツールを使用して、ブラウザーを IE11/Edge モードに切り替えます。 これによりベクター タイル レイヤーがマップに表示されるようになります。 これを有効にするには、ブラウザーが IE11 以降でなくてはなりません。
  • SharePoint マスター ページを無効化し、見出しのメタデータで IE=edge と指定するように、SharePoint 管理者に依頼します。 これにより SharePoint ファームに HTML5 コンテンツが正しく表示されるようになります。

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