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問題: [CAD へエクスポート (Export to CAD)] ツールで、シード ファイルに定義した破線が連続したラインとしてエクスポートされる。 出力 CAD ファイルでラインの太さも認識されません

説明

以下の手順で、シード ファイルを使用せずに破線を AutoCAD にエクスポートできます。ライン スタイルは元のジオデータベース フィーチャクラス属性テーブルに設定されますが、実際の表示形式は、データが DWG 形式に変換された後に AutoCAD プログラムで設定する必要があります。

解決策または対処法

  1. ライン フィーチャクラス属性テーブルに次のフィールドを追加します。 フィールド名および値は、大文字と小文字が区別されます。
フィールド名データ タイプ長さ備考
CadTypeテキスト122D データの場合は「Polyline」、3D データの場合は「3D Polyline」という単語が設定されます
Linetypeテキスト12「Dashed」という単語が設定されます

次のフィールドも追加することをお勧めします。

フィールド名データ タイプ長さ備考
Short IntegerN/AAutoCAD の色番号を入力し、黒色の描画ウィンドウ上に出力ラインが黒色で表示されないようにします。
  1. [CAD へエクスポート (Export to CAD)] ツールを実行します。
  2. AutoCAD で AutoCAD DWG ファイルを開きます。 AutoCAD の色番号は指定どおりに表示されますが、ラインタイプ [破線] は指定どおりに表示されません。ただし、ライン フィーチャが選択され、[プロパティ] が表示されている場合、ラインタイプに「破線」と表示されます。 レイヤー マネージャーを開き、ラインを含むレイヤーを必ず [現在] に変更してください。
  3. AutoCAD が実際に破線のシンボルでラインを描くようにするには、最初にライン フィーチャを拡大してから、コマンド プロンプトで「Linetype」と入力してラインタイプ マネージャーを開きます。
  4. [読み込み] ボタンをクリックし、フィーチャに適用する特定のラインタイプを選択します。
  5. 上部のバーにある [編集] をクリックし、[選択] → [すべて] の順にクリックします。
  6. 選択したラインのいずれかにカーソルを置き、[プロパティ] を選択します。
  7. [一般] の下にあるドロップダウンをクリックして利用可能なラインタイプ オプションを表示し、上記のステップ 5 で選択したオプションを選択します。
    選択したラインにラインタイプが適用されます。

AutoCAD ファイルにラインの太さを適用する場合も、同じような問題があります。 エクスポート処理では、ラインの太さを出力 AutoCAD ファイルの変数に設定できますが、実際のデータ表示 (破線または太線) では、AutoCAD プログラムでファイル データを操作する必要があります。

AutoCAD でラインの太さを変更するには、データをエクスポートする前に、フィーチャクラス属性テーブルに次のフィールドを追加します。

フィールド名データ タイプ長さ備考
LineWtShort IntegerN/Aラインの太さをミリメートルで入力します (最大値 = 9)。

[CAD へエクスポート (Export to CAD)] を実行した後、AutoCAD で次の手順を実行してラインの太さの表示を変更します。

AutoDesk 製品の Lineweight プロパティの値は、ミリメートルまたはインチ単位で割り当てられます。[CAD へエクスポート (Export to CAD)] の実行時に見やすい結果を生成する手順:

  1. LineWt フィールドの値に 10 を掛け、属性テーブルの値を 10 ~ 90 にします。
  2. [CAD へエクスポート (Export To CAD)] を実行します。
    出力された描画ファイルを AutoCAD で開くと、ラインは同じ太さで表示されますが、ラインのプロパティにはジオデータベース フィーチャクラスに割り当てられた Lineweight 値が表示されます。

AutoCAD で、指定した Lineweight でラインを表示するには、次の手順を実行します。

  1. [Home] タブに移動し、[Properties] を参照しているリボンの部分で、[ByLayer] を参照している上向きのドロップダウンをクリックします。
  2. ドロップダウンの下部にある [Lineweight Settings] ボタンをクリックします。 リストの単位は、デフォルトでミリメートル (mm) に設定されています。
  3. ダイアログの [Display Lineweight] チェックボックスをオンにして Lineweight を表示します。
  4. [Adjust Display Scale] というラベルの付いたスライダーを動かして、設定を適用します。 指定した太さでラインが表示されます。
注意:
LineWt フィールドの値の計算結果が 20 ~ 70 の場合、10 の偶数倍になると、AutoCAD でこれらの設定を適用する際に最良の結果が得られることが確認されています。 LineWt フィールドの値の計算結果が 10 になった場合、AutoCAD のラインの太さの設定はデフォルト値に戻ります。 LineWt の計算結果が 70 より大きい値になる場合も同様です。