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問題: ジオリファレンス ツールバーが非アクティブであるか、「グレー表示」になっている

説明

データ フレーム内にラスター レイヤーが存在していても、[ジオリファレンス] ツールバーのすべてのツールおよびメニュー オプションが「グレー表示」になります。

An image of an inactive Georeferencing toolbar, despite the raster added to the map.

原因

この問題は、ArcMap のどのバージョンでも発生する可能性があります。 データ フレーム内にラスター レイヤーが存在していると仮定して、次の原因が挙げられます。

  • ラスター データセットが、定義済みの投影を含んでおり、リアルタイムで投影変換されている。 ArcMap は、二重座標変換をラスターに適用できません。
  • データ フレームが回転されている。 ArcMap は、二重座標変換をラスターに適用できません。
  • ラスターが、([挿入] → [ピクチャ] を介して) グラフィック オブジェクトとしてデータ フレームに追加された。 グラフィック オブジェクトは、[コンテンツ] ウィンドウにリスト表示されません。
  • normal.mxt が壊れている。
  • ArcGIS 9.0 を使用している場合、ラスターの座標系の名前がデータ フレームの座標系の名前と異なっていることがある。 これは、ArcGIS 9.0 での既知の問題です。

解決策または対処法

[ジオリファレンス] ツールバーをアクティブ化するには、次のいずれかの解決策を使用します。

  • ラスター座標系を確認する
    マップを右クリックして [データ フレーム プロパティ] を開きます。[座標系] の下で、[Layers] フォルダー → 座標系の順に展開し、ラスター レイヤーの名前をクリックして [OK] をクリックします。 または、異なる測地基準系を含むすべてのレイヤーをデータ フレームまたはマップから削除します。 ジオリファレンス ワークフローが完了した後に、その他のレイヤーをマップに追加することができます。

    Open the Coordinate System tab in Data Frame Properties, open Layers folder, open coordinate system, select raster file
     
  • データ フレームの回転の設定を 0 に戻す
    データ フレーム ツールバーから、回転角度を 0 に変更します。 その後、ラスターをジオリファレンスします。 データ フレームを回転する必要がある場合、[修正] オプションを使用して、マップ ドキュメント内のラスターのジオリファレンス済みバージョンを使用します。
     
  • [データの追加] ダイアログを使用する
    ArcMap 内の画像をジオリファレンスするには、[データの追加] ダイアログを使用して、その画像をデータとして追加する必要があります。 ピクチャは、GIS データとしてではなくグラフィック オブジェクトとして読み取られるため、ピクチャとしてマップに挿入された画像は、ジオリファレンスすることができません。 グラフィック オブジェクトは、現実世界の座標空間内の実際のデータに関連付けることができません。
     
  • Normal.mxt
    Normal.mxt に移動して、このファイルの名前を変更します。 ArcMap を再起動します。 これによって、ArcMap インターフェイスに対するすべての変更またはカスタマイズが削除されますが、[ジオリファレンス] ツールバーへのアクセス権限を付与できるということに注意してください。
     
  • 不正な名前
    ArcGIS 9.0 には、一部のラスターがリアルタイムで投影変換されていないときに、リアルタイムで投影変換されているように ArcGIS に表示される既知の問題があります。 これは、ラスターおよびデータ フレームの座標系が、距離単位としてフィートを使用する米国州平面座標系である場合に、発生します。 最適な対処法は、データ フレーム プロパティ ダイアログでラスターの座標系を選択することによって、座標系をラスターの座標系に変更することです。

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