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操作手順: Android または iOS デバイスから Collector for ArcGIS のオフライン編集にアクセスする

概要

Collector for ArcGIS には、フィーチャ サービスに同期される前に、SQLite データベースまたは Runtime ジオデータベース (*.geodatabase ファイル) にオフライン レプリカが格納されます。 オフライン編集を同期できない場合、ローカルに保存された編集をモバイル デバイスから抽出し、ファイル ジオデータベースとして変換できます。 iOS および Android オペレーティング システムの Collector for ArcGIS でこの操作を行う方法を説明します。

注意:
ここで説明する手順は、デバイスからデータを取り出す最終手段です。 Esri テクニカル サポートにお問い合わせのうえ、アナリストにデバイスの情報とエラー状況の詳細を提供してください。

手順

  1. デバイスからの Runtime ジオデータベースの復元
    iOS の場合:
    1. iTunes を開き、デバイスが接続されていることを確認します。 最初に、デバイスに表示されるプロンプトに従う必要がある場合があります。
    2. 設定メニューから [ファイル共有] を選択します。
    3. [Collector] を選択します。
    4. ArcGIS Online のユーザー名に対応するフォルダーを選択します。
    5. このフォルダーを、ローカル コンピューター上の場所に保存します。
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注意:
バージョン 12.7 以前の iTunes では、インターフェイスが多少異なります。 [ファイル共有] を選択する (ステップ 2) 代わりに、[アプリ] を選択します。

Android の場合:

  1. Android デバイスを PC に接続します。
  2. ArcGIS Collector フォルダーを参照し、[オフライン データ] を選択します。
    例:
コンピューター\<電話の名前>\Phone\ArcGIS_Collector\offline_data
  1. *.geodatabase ファイルを含むフォルダー全体をデバイスからコピーし、それをローカル コンピューターに貼り付けます。 以下に示すように、最初に *.geodatabase ファイルがフォルダーにあることを確認します。
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注意:
Android デバイスを使用してファイルを参照できない場合は、ファイル エクスプローラー アプリケーションをインストールしてデータにアクセスします。
  1. 復元したデータの操作または変換
    ArcGIS Pro:
    ArcGIS Pro 2.1 以降、フィーチャ サービスの同期が使用できるようになりました。以下の手順に従って、上記で復元した編集内容の同期を試みます。
    1. Runtime ジオデータベースを復元するには、お使いのデバイスに固有の上記手順に従ってください。
    2. ArcGIS Pro を開きます。
    3. Collector でオフライン編集をダウンロードおよび実行したユーザーとして、ArcGIS Online または Portal for ArcGIS にサインインします。
    4. [カタログ] ウィンドウで、復元した Runtime ジオデータベースのフォルダーの場所に移動します。 ドラッグ アンド ドロップして、レイヤーを ArcGIS Pro の新しいマップ ビューに追加します。
    5. リボンの [マップ] タブを選択します。 [オフライン] グループで、有効なオフライン データセットがマップ コンテンツに追加されると、[同期] および [削除] ツールが有効になります。
    6. [同期] をクリックします。
または、次の手順を実行して、Runtime ジオデータベースをファイル ジオデータベースに変換します。
  1. ArcGIS Pro で、[XML ワークスペース ドキュメントのエクスポート (Export XML Workspace Document)] ツールを検索します。
  2. [入力データ] で、デバイスから *.geodatabase ファイルをドラッグ アンド ドロップします ([開く] ボタンを使用しても *.geodatabase ファイルは見つからないため、[入力データ] の下にある白色の線にドラッグ アンド ドロップする必要があります)。
  3. 出力される *.xml ファイルの場所を選択します。 他のオプションはすべてデフォルトのままにします。
  4. 操作が完了したら、[XML ワークスペース ドキュメントのインポート (Import XML Workspace Document)] ツール ([データ管理] → [分散ジオデータベース]) を開きます。
  5. [ターゲット GDB] で、エクスポートされたすべてのデータを含めるジオデータベースの場所を指定します (指定したフォルダーに存在しない場合、ツールによって自動的にジオデータベースが作成されます)。 常に空の GDB を使用してください。
  6. [ファイルのインポート] で、先ほど作成した *.xml ファイルを指定します。 他のオプションはデフォルトのままにします。
  7. これで、すべてのデータを含むファイル ジオデータベースを作成できました。
ArcMap:
ArcMap で、デバイスから復元した Runtime ジオデータベースを [Runtime ジオデータベースをファイル ジオデータベースへコピー (Copy Runtime Geodatabase to File Geodatabase)] ツールの入力として使用します。
このツールの出力は、同期していない編集と写真のアタッチメントを含むファイル ジオデータベースであり、必要に応じてこれを元のデータベースに戻すことができます。
注意:
[Runtime ジオデータベースをファイル ジオデータベースへコピー (Copy Runtime Geodatabase to File Geodatabase)] ジオプロセシング ツールは ArcGIS バージョン 10.3 のすべてのライセンス レベル (Basic、Standard、Advanced) で使用できますが、[アタッチメント] ツールセットのすべてのジオプロセシング ツールには ArcGIS for Desktop Standard または Advanced ライセンスが必要です。

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