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操作手順: Spatial Reference Consistency Patch 適用後の Oracle ジオデータベースのアップグレード

概要

ArcGIS for 10.2.1 および 10.2.2 (Desktop、Engine、Server) 向けにリリースされた Spatial Reference Consistency Patch は、フィーチャクラスの空間参照とジオデータベースのメタデータ間の不整合を修正します。

Spatial Reference Consistency Patch の適用後は、管理者がジオデータベースをアップグレードする必要があり、場合によっては、フィーチャクラスの空間インデックスを削除して再作成する必要もあります。

この記事では、ジオデータベースをアップグレードして、再作成の必要があるフィーチャクラスの空間インデックスが存在するかどうかを特定する手順について説明します。

手順

Spatial Reference Consistency Patch の適用後は、ジオデータベースをアップグレードする必要があります。 ジオデータベースのアップグレードにより、空間参照メタデータの不整合が検出され修正されます。 さらに、Spatial Reference Consistency Patch なしで ArcGIS アプリケーションに空間参照の不整合が導入されることを防ぐため、さまざまなジオデータベースのデータ ディクショナリ オブジェクトにトリガーが追加されます。

ジオデータベースのアップグレード実行後でも、整合されていない空間参照値のあるフィーチャクラスでその空間インデックスを再作成する必要が生じる場合があります。

空間インデックスを再作成しない場合、次のようなエラーが発生する可能性があります。

「DBMS エラー [ORA-29861: ドメイン インデックスが LOADING/FAILED/UNUSABLE にマークされています。」

「DBMS エラー [ORA-29869: FAILED とマークされたドメイン インデックスでは REBUILD なしで ALTER を発行できません。」

  1. 空間インデックスを作成する必要があるフィーチャクラスを決定します。

    次のクエリは、空間インデックスのないすべてのフィーチャクラスを返します。

    SELECT  owner, table_name
    FROM sde.st_geometry_columns
    WHERE (owner, table_name, column_name) NOT IN
    (SELECT owner, table_name, column_name
    FROM sde.st_geometry_index);

    次のクエリは、現在無効な空間インデックスがあるフィーチャクラスを返します。

    SELECT owner, table_name
    FROM all_indexes
    WHERE status <> 'VALID'
    AND ityp_owner = 'SDE'
    AND ityp_name = 'ST_SPATIAL_INDEX';


    注意:
    このクエリでは、ユーザーが権限を持たない無効なインデックスは返されません。 このクエリは、上位の権限を持つユーザーが実行することをお勧めします。

  2. 返されたテーブルごとに、ArcCatalog を使用して空間インデックスを削除および作成します。

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