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操作手順: ArcGIS で Microsoft Access 2007/2010 (ACCDB) ファイルに接続する

概要

Microsoft Office 2007 では、ACCDB という新しい Microsoft Access データベース形式が導入されています。 ACCDB は、Access 2007 と Access 2010 でデータベースを作成するときの新しいデフォルト形式です。

注意:
Microsoft Access データベースへの正しい接続方法 (MDB 形式または ACCDB 形式) では OLE DB 接続が使用されます。 ArcMap の [データの追加] ダイアログ ボックスから MDB ファイルに接続することは技術的に可能ですが、これは推奨されるワークフローではありません。 新しい Microsoft Access 形式が採用されている場合、[データの追加] ダイアログ ボックスから直接 ACCDB ファイルにアクセスすることはできません。


Microsoft Access 2007/2010 データベースは、ArcGIS 環境内で OLE DB データベース接続を使用して読み取ることができます。 これらのデータベースを読み取るには、正しい ODBC ドライバーをインストールする必要があります。

手順

ArcGIS Desktop は 32 ビット アプリケーションです。 このため、データベース接続を作成するには 32 ビットの ODBC ドライバーが必要です。 Office 2007 または Office 2010 x86 (32 ビット版) がインストールされている場合は、32 ビットの Microsoft Access データベース エンジンがすでにインストールされていると考えられます。 Office 2010 x64 (64 ビット版) がインストールされている (または Microsoft Office がインストールされていない) 場合は、ArcGIS Desktop で Microsoft Access データベースに対する接続を作成する前に 32 ビットのデータベース エンジンをインストールする必要があります。

注意:
64 ビット版の Microsoft Office 2010 がインストールされている場合、32 ビットの Microsoft Access データベース エンジン 2010 をインストールすることはできません。 これは、「Microsoft の記事 2269468」で説明されている制限です。 本シナリオでは、Microsoft Access データベース エンジン 2007 をインストールすることができます。 2007 エンジンは OLE DB 接続のために 2007 と 2010 両方の Access データベースを読み取ることができます。 2007 と 2010 での ACCDB 互換性の詳細については、Microsoft Developer Network の記事「Access 2010 と Access 2007 との下位互換性」をご参照ください。

  1. 32 ビットの Microsoft Access データベース エンジンがインストールされているかどうかをチェックするには、C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe に移動します。 32 ビット コンピューターの場合は、C:\Windows\System32\odbcad32.exe に移動してユーティリティにアクセスします。 [ドライバー] タブに移動します。 Microsoft Access Driver に *.mdb および *.accdb がリスト表示されていれば、正しいドライバーがインストールされています。 この場合は、ステップ 4 に進みます。
  2. Microsoft Access Driver に *.mdb のみがリスト表示されている場合は、必要なドライバーがインストールされていません。 64 ビット版の Office 2010 がインストールされている場合は、Access データベース エンジン 2007 をインストールする必要があります。 それ以外の場合は、Access データベース エンジン 2010 (32 ビット) をインストールできます。
  3. エンジンのインストール後に、*.accdb ファイルを読み取ることができるドライバーを含め、いくつかの新しいドライバーが [ODBC データ ソース マネージャー] に表示されます。 Microsoft Access Driver に、サポートされているファイルとして *.accdb がリスト表示されるようになります。
    前後

    [O-Image]
  4. ArcCatalog で [OLE DB 接続を追加] ユーティリティを起動します。 ArcGIS 10 以前のバージョンでこのユーティリティを見つけるには、10.0 Web ヘルプ ドキュメント「OLE DB 接続の追加」をご参照ください。 ArcGIS 10.1 以降を使用している場合は、10.1 Web ヘルプ トピック「OLE DB 接続のデータベースへの追加」をご参照ください。
  5. [データ リンク プロパティ] ダイアログ ボックスで、「Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider」を選択します。

    注意:
    Microsoft Office 12.0 Access Database Engine Provider は Microsoft Office または Access データベース エンジンとともにインストールされたものです。
    OLE DB プロバイダー

    [O-Image]

  6. [次へ] をクリックして [接続] タブを開きます。
  7. ステップ 1 の [データ ソース] で、ACCDB ファイルの場所を入力するか、コピーして貼り付けます。
    データベースへアクセスするためのパスの貼り付け

    [O-Image]
    注意:
    このダイアログ ボックス内で ACCDB ファイルを参照できるかどうかは、Esri で対処できない Microsoft の制限の 1 つです。

  8. データベースからの要求に応じて、パスワードを入力します。
  9. [接続のテスト] ボタンをクリックします。 接続のテストが成功したかどうかを示すメッセージが表示されます。
  10. [データ リンク プロパティ] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。

    • これで、[Database Connections] フォルダーに新しい OLE DB 接続が含まれるようになります。 必要に応じて、新しい OLE DB 接続の名前を、データベースに関連するものかデータベースを識別するものに変更します。
    [Database Connections] の下にリスト表示された接続

    [O-Image]
    • OLE DB 接続をダブルクリックして、[コンテンツ] タブを表示すると、データベースのコンテンツを表示できます。 また、データベースの横にあるプラス記号をクリックして、コンテンツを表示することもできます。

    • これで、ほとんどの ArcGIS ダイアログ ボックスで [Database Connections] フォルダーに移動することで、このデータベースのコンテンツを使用できるようになります。 テーブルやクエリも、[Database Connections] から ArcMap またはツール ダイアログにドラッグ アンド ドロップすることができます。
    注意:
    OLE DB 接続を操作するときは、認識しておくべきいくつかの制限があります。 詳細については、下記の「関連情報」セクションのリンクをご参照ください。


    注意:
    NIM009080 について考えられる回避策は、OLE DB 接続の代わりに Microsoft Access ODBC ドライバーを使用することです。

関連情報