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ArcGIS Server 10.9 SQL Server Branch Versioning Patch

概要

このパッチは、SQL Server ジオデータベースに格納されたブランチ バージョン データで発生する可能性のあるパフォーマンスやブロッキングの問題に対処します。

説明

Esri® から、ArcGIS Server 10.9 SQL Server Branch Versioning Patch についてお知らせします。 ArcGIS Server 10.9 を使用し、SQL Server に格納されたブランチ バージョン データを操作している場合、このパッチを適用することで、パフォーマンスとブロッキングに関する問題を解決します。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。


このパッチで対処される問題


  • BUG-000140539 - STIntersects() クエリで空間インデックスが使用されません
  • BUG-000140449 - sde_process_information で排他的テーブル ロックによって接続がブロックされます。
  • BUG-000140030 - UUID ログ ファイルのテーブル結合を使用し、ブランチ クエリのパフォーマンスを向上させます。
  • BUG-000140013 - 複数の接続が sde_process_information テーブルと sde_table_locks テーブルで排他的ロックを保持していると、デッド ロックが生じることがあります。
  • BUG-000139968 - アップグレードすると、GDB_Locks テーブルで不正な条件付きインデックスが作成される場合があります。

Windows でのこのパッチのインストール


インストール手順:


パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。

  2. ArcGIS 10.9  
       
    ArcGIS Server ArcGIS-109-S-SSBV-Patch.msp
         チェックサム
         (SHA256)
    CF00F67DBEFA91EBD37524CD571FDBEAF1B15C01DB29DF906F31442E749DA7FA
       

  3. ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。

  4. ArcGIS-109-S-SSBV-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。

    注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。

    msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-109-S-SSBV-Patch.msp


Linux でのこのパッチのインストール


インストール手順:


ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。

パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。


    ArcGIS 10.9  
       
    ArcGIS Server ArcGIS-109-S-SSBV-Patch-linux.tar
         チェックサム
         (SHA256)
    EC6E7F3B47747E84C19BF2D4D8621C4297E51DCB70A7E6D0A8509C410BAB5B9E
       

  2. ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。

  3. 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。

    % tar -xvf ArcGIS-109-S-SSBV-Patch-linux.tar

  4. 以下のように入力して、インストールを開始します。

    % ./applypatch

    これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。


ジオデータベースのアップグレード

ArcGIS のホットフィックスまたはパッチが適用されている場合、ジオデータベースもアップグレードする必要がある場合があります。 詳細については、各 DBMS プラットフォームの「ジオデータベースの管理」ページにある「ジオデータベースのアップグレード」セクションをご参照ください。

ヒント: ブランチ バージョニングの重要な修正を利用するには、Microsoft SQL Server に格納されたエンタープライズ ジオデータベースをアップグレードします。

ArcGIS Server をアップグレードするには、Python を使用する必要があります。 Windows または Linux で ArcGIS Server を使用する場合、ArcGIS Server のフレームワーク/ランタイム コンポーネントに付属する python.exe を使用して、適切な Python 3 環境にアクセスできます。 さらに、Windows では、Python 3 環境を起動するためのスクリプト バッチ ファイルがあります。

アップグレードを実行する場合、この Python 構文例を使用してスクリプトを作成し、スクリプトに script upgrade_gdb.py という名前を付けます。

import arcpy
Connection_File_Name_full_path="C:\\temp\\sysadmin_connection.sde"
arcpy.UpgradeGDB_management(Connection_File_Name_full_path, "PREREQUISITE_CHECK", "UPGRADE")


SQL Server でエンタープライズ ジオデータベースをアップグレードする方法については、ヘルプ トピック「SQL Server のエンタープライズ ジオデータベースのアップグレード」もご参照ください。

Windows で、Python 3 環境を使用し、アップグレード スクリプトを明示的に実行します。 ArcGIS Server がデフォルトの場所にインストールされている場合、スクリプトは次のいずれかのコマンドで実行できます。

"C:\Program Files\ArcGIS\Server\framework\runtime\ArcGIS\bin\Python\scripts\propy.bat" C:\temp\upgrade_gdb.py
Or
"C:\Program Files\ArcGIS\Server\framework\runtime\ArcGIS\bin\Python\envs\arcgispro-py3\python.exe" C:\temp\upgrade_gdb.py



Linux で、次のコマンドを使用して Python 3 環境を起動します。

source /<arcgis_server_installation_directory>/arcgis/server/framework/etc/arcenv
unset LD_PRELOAD
unset CONDA_DEFAULT_ENV


次のコマンドでアップグレード スクリプトを実行します。

wine "Z:\<arcgis_server_installation_directory>\arcgis\server\framework\runtime\ArcGIS\bin\Python\envs\arcgispro-py3\python.exe" <path_To>\upgrade_gdb.py



Windows でのこのパッチのアンインストール


    Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。

Linux でのこのパッチのアンインストール


    バージョン 10.7 以降でこのパッチを削除するには、<製品のインストール ディレクトリ>/.Setup/qfe ディレクトリに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。


    ./removepatch.sh

    この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 インストールされた日付の新しいものから順に、-q フラグを使用してパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。

    ArcGIS サービスの再開

パッチの更新

追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。

2021 年 11 月 19 日 このパッチの Windows セットアップが新しいデジタル署名で更新されました。 この変更により、次のインストール エラーに対処します。

現在のシステム クロックまたは署名されたファイルのタイムスタンプと検証したところ、必要な証明書は有効期間内にはありません。

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法

どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

お問い合わせ

このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。