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Patches and updates

ArcGIS (Desktop、Engine、Server) 10.7.1 Azure SQL Database Collations General Patch

Published: April 30, 2020

概要

ArcGIS 10.7.1 を使っていて、Azure SQL Database 環境でエンタープライズ ジオデータベースを有効にしている場合、このパッチによってデフォルト以外の照合順序が使えないという制限が解決されます。

説明

Esri® が ArcGIS (Desktop、Engine、Server) 10.7.1 Azure SQL Database Collations General Patch を発表します。 ArcGIS 10.7.1 を使っていて、Azure SQL Database 環境でエンタープライズ ジオデータベースを有効にしている場合、このパッチによってデフォルト以外の照合順序が使えないという制限が解決されます。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。


このパッチで対処される問題


  • BUG-000129828 - ArcGIS Pro および ArcMap で Hebrew_CI_AS という照合順序を持つ Azure SQL データベースをエンタープライズ ジオデータベースとして有効にすると、「equal to 操作の "Hebrew_CI_AS" と "SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS" 間での照合順序の競合を解決できません」というエラーで失敗します。

Windows でのこのパッチのインストール


インストール手順:


パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。

  2. ArcGIS 10.7.1   チェックサム (Md5)
         
    ArcGIS Desktop
    64 ビット バックグラウンド ジオプロセシング
    ArcGIS-1071-BGDT-ASDCG-Patch.msp E5E3489E8BFAEFCDA898DA5C985B0D71
         
    ArcGIS Engine
    64 ビット バックグラウンド ジオプロセシング
    ArcGIS-1071-BGE-ASDCG-Patch.msp C6B055371DB7C609A878A8BC81B8EBC7
         
    ArcGIS Desktop ArcGIS-1071-DT-ASDCG-Patch.msp C3E7A312AF3381E7104386D7F758C588
         
    ArcGIS Engine ArcGIS-1071-E-ASDCG-Patch.msp 8AA824197675FBDF77A6134BB4F0B50A
         
    ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-ASDCG-Patch.msp C6717DDF0FF4E2301446626C4DDEA5CC
         

  3. ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。

  4. ArcGIS-1071-<製品>-ASDCG-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。

    注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。

    msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-1071-<製品>-ASDCG-Patch.msp


Linux でのこのパッチのインストール


インストール手順:


ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。

パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。


    ArcGIS 10.7.1   チェックサム (Md5)
         
    ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-ASDCG-Patch-linux.tar 18358135916957F1EE0F8F24E7807B42
         

  2. ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。

  3. 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。

    % tar -xvf ArcGIS-1071-S-ASDCG-Patch-linux.tar

  4. 以下のように入力して、インストールを開始します。

    % ./applypatch

    これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。


Windows でのこのパッチのアンインストール


  • Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。

Linux でのこのパッチのアンインストール


  • バージョン 10.7 以降でこのパッチを削除するには、/tmp ディレクトリに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。


    ./removepatch.sh

    この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 インストールされた日付の新しいものから順に、-q フラグを使用してパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。

  • ArcGIS サービスの再開

パッチの更新

追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法

どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

お問い合わせ

このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。



Download ID:7798

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