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ArcGIS 10.6.1 (Desktop、Server) NITF and NCDRD Quality Patch 1

概要

このパッチは、ArcGIS 10.6.1 で標準の NITF 画像と NCDRD 準拠の NITF 画像を操作する際に発生する、複数の問題に対処します。 このパッチは、全体的なパフォーマンスと品質にかかわるいくつかの改善点に加え、不完全な NITF 画像に対するサポートを提供する修正を実施します。

説明

Esri® から、ArcGIS 10.6.1 (Desktop、Server) NITF and NCDRD Quality Patch 1 についてお知らせします。 このパッチは、ArcGIS 10.6.1 で標準の NITF 画像と NCDRD 準拠の NITF 画像を操作する際に発生する、複数の問題に対処します。 このパッチは、全体的なパフォーマンスと品質にかかわるいくつかの改善点に加え、不完全な NITF 画像に対するサポートを提供する修正を実施します。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。


このパッチで対処される問題


  • BUG-000121659 - ArcGIS における不完全な NITF ファイルのサポートの追加。
競合を避けるため、このパッチには以下にも対処します。
  • BUG-000119801 - 複数のモザイク データセットが入力ラスターとして入力されると、[サンプル (Sample)] が失敗します。
  • BUG-000119759 - [サンプル (Sample)] ツールの品質とパフォーマンスを向上させます。
  • BUG-000119534 - ソース特性が指定されると、[パスのアロケーション] で正確な結果が得られません。
  • BUG-000119493 - [窪地の抽出 (Sink)] ツールで、斜めにつながった窪地領域に対して 2 つの個別値が作成されます。 斜めにつながった窪地は 1 つの個別値によって識別される必要があるため、この結果は誤っています。
  • BUG-000119425 - クラウド ラスター ストアに配列されている入力イメージ サービスを直接読み取ろうとすると、ArcGIS Image Server の SummarizeRasterWithin (エリア内でのラスターの集約) および ConvertRasterToFeature (ラスターをフィーチャに変換) タスクが強制終了します。
  • BUG-000119424 - 値以外のフィールドが使用された場合、[ゾーンのジオメトリをテーブルに出力 (Zonal Geometry as Table)] および [ゾーンのジオメトリ (Zonal Geometry)] ツールで正しい結果が生成されません。 このような場合は、ゾーンのジオメトリ プロパティの計算ロジックが正しくないため、ソフトウェアが強制終了する可能性があります。
  • BUG-000119423 - 処理範囲が単一セルの集水域に設定されていると、[集水域ラスターの作成 (Watershed)] ツールが停止します。
  • BUG-000119422 - ModelBuilder の [流路距離ラスターの作成 (Flow Distance)] ツールに 'FlowDistanceType' パラメーターが表示されません。
  • BUG-000119421 - 入力サーフェス ラスターが水文学的に調整されていない場合に [流路距離ラスターの作成 (Flow Distance)] ツールを実行すると、大多数のセルで NoData が生成されます。
  • BUG-000119419 - 高解像度データを使用して [ユークリッド方向 (Euclidean Direction)] を実行すると、不正確な出力が生成されます。
  • BUG-000119323 - [マルチパート フィーチャの作成] を有効化して RasterToPolygon (ラスター → ポリゴン) を実行すると、編集のため出力がロックされます。
  • BUG-000118421 - 接続文字列に英語以外の文字が含まれる場合、エンタープライズ ジオデータベースにラスターをインポートすると、[ラスターのコピー (Copy Raster)] ツールから次のエラーが返されます。「エラー 999999: 関数の実行中にエラーが発生しました。 ラスター ストアが構成されていません。 サーバー プロセス内で実行されていません。 (CopyRaster) を実行できません。」
  • BUG-000116917 - [ラスターの生成 (Generate Raster)] ツールで classify 関数を使用する際、出力がクラウド ストアの CRF である場合は属性テーブルが書き込まれません。
  • BUG-000116916 - スキャンされた画像のモザイク データセットで Disparity 手法を使用してシームラインを構築すると、結果が不正になります。
  • BUG-000116915 - ラスター レンダリング サービスで [ヒストグラムの計算] および [統計情報とヒストグラムの計算] 操作に失敗します。
  • BUG-000116910 - 基になるモザイク データセットのカラー補正の計算時に、ラスター アイテムの統計情報の並列計算が失敗したという理由でエンタープライズ オルソマッピング ワークフローが失敗することがあります。 BUG-000116589 - [コスト パス (Cost Path)] および [コストパス (ポリライン) (Cost Path as Polyline)] でバック リンク ラスターのフロー方向入力を使用すると処理速度が低下します。
  • BUG-000116909 - データフレーム座標系が GCS WGS 1984 に設定されている場合、ラスターが読み込まれません。
  • BUG-000116811 - メタデータ情報が正しくない LAS ファイルの空間参照を読み取ろうとすると、ArcGIS Pro および ArcGIS Server が強制終了します。
  • BUG-000116047 - 距離およびバック リンク ラスターの入力として流向ラスターが使用された場合、[コスト パス (Cost Path)] で不正確な出力が生成されます。
  • BUG-000115691 - パンシャープン関数を使用して、カラー化された標高ラスターを陰影起伏ラスターと結合/マージできません。
  • BUG-000115186 - エンタープライズ ジオデータベースにラスターをインポート中に「エラー 999999: 関数の実行中にエラーが発生しました。 ラスター ストアが構成されていません。サーバー プロセス内で実行されていません。 エンタープライズ ジオデータベースにラスターをインポートすると「実行できませんでした (CopyRaster)」エラーが返されます。
  • BUG-000115147 - ポリゴン上で ITopologicalOperator::Buffer を呼び出すと、ポリゴンがポイントに劣化する場合に、バッファー呼び出しがクラッシュします。
  • BUG-000114964 - JPEG 圧縮に切り替えると、nodata が透明ではなく黒く表示されます。
  • BUG-000113368 - 最新バージョンの ArcMap では [ユークリッド アロケーション (Euclidean Allocation)]、[ユークリッド方向 (Euclidean Direction)]、および [ユークリッド距離 (Euclidean Distance)] ツールの処理速度が以前のバージョンと比べて大幅に低下します。
  • BUG-000098315 - 入力ラスターがモザイクの場合に、[サンプル (Sample)] で NULL データが返されます。
  • BUG-000096996 - 入力ポイント フィーチャが XY イベントレイヤーの場合に、ExtractMultiValuesToPoints (複数の抽出値 → ポイント) および ExtractValuesToPoints (抽出値 → ポイント) でエラーが返されます。

Windows でのこのパッチのインストール


インストール手順:


パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。

  2. ArcGIS 10.6.1   チェックサム (Md5)
         
    ArcGIS Desktop ArcGIS-1061-DT-NNQ1-Patch.msp 91FF51952BEEB4391F2052E1551F2DF6
         
    ArcGIS Server ArcGIS-1061-S-NNQ1-Patch.msp 23AE1D1F1A943B18337883AB62674FB4
         

  3. ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。

  4. ArcGIS-1061-<製品>-NNQ1-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。

    注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。

    msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-1061-<製品>-NNQ1-Patch.msp


Linux でのこのパッチのインストール


インストール手順:


ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限をもつユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。

パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。


    ArcGIS 10.6.1   チェックサム (Md5)
         
    ArcGIS Server ArcGIS-1061-S-NNQ1-Patch-linux.tar DD7D28A4FFAC3CCC5307EEB4D02AD113
         

  2. ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。

  3. 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。

    % tar -xvf ArcGIS-1061-S-NNQ1-Patch-lx.tar

  4. 以下のように入力して、インストールを開始します。

    % ./applypatch

    これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択が括弧内に示されています。インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。

Windows でのこのパッチのアンインストール


    Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。

Linux でのこのパッチのアンインストール


Linux でのアンインストールは、バージョン 10.6 以降でのみ使用できます。 このパッチを削除するには、/tmp ディレクトリに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして実行します。

./patchremove

注意: 直前にインストールされたパッチのみを削除できます。

パッチの更新

追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法

どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、お使いの環境に適した PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

お問い合わせ

このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。