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Patches and updates

ArcGIS Server 10.6 Custom Spatial Reference Patch

Published: March 27, 2018

概要

このパッチは、ArcGIS Enterprise で空間解析ツールまたはホスト フィーチャ サービスを使用した空間参照情報の指定に関連する問題の修正が含まれます。

説明

Esri® から、ArcGIS Server 10.6 Custom Spatial Reference Patch についてお知らせします。 このパッチは、ArcGIS Enterprise で空間解析ツールまたはホスト フィーチャ サービスを使用した空間参照情報の指定に関連する問題に対処します。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。 Insights for ArcGIS を ArcGIS Enterprise に配置し、カスタム空間参照を含むデータを使用している場合、このパッチは必須です。

Insights for ArcGIS でこれらの修正またはカスタム空間参照を含むデータをフルに活用するためには、このページのパッチに加えて ArcGIS Data Store 10.6 Custom Spatial Reference Patch をインストールする必要があります。 その製品のダウンロードを取得するには、ArcGIS Data Store 10.6 Custom Spatial Reference Patch のリンクをご参照ください。



このパッチで対処される問題


  • BUG-000111711 - 空間解析ツールは、WKT のみの空間参照でデータを操作します。
  • BUG-000111713 - addToDefnition では、WKID または SDESRID を含んでいないレイヤーを追加できます。

Windows でのこのパッチのインストール


インストール手順:


このパッチをインストールする前に、ArcGIS Server 10.6 をインストールする必要があります。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。

  2. ArcGIS 10.6   チェックサム (Md5)
         
    ArcGIS Server ArcGIS-106-S-CSR-Patch.msp 1CE3BFDE0DDF2066265327C27DCC9F36
         

  3. ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。

  4. ArcGIS-106-S-CSR-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。

    注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。

    msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-106-S-CSR-Patch.msp


Linux でのこのパッチのインストール


インストール手順:


ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限をもつユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。

このパッチをインストールする前に、ArcGIS Server 10.6 をインストールする必要があります。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。


    ArcGIS 10.6   チェックサム (Md5)
         
    ArcGIS Server ArcGIS-106-S-CSR-Patch-linux.tar ACFFA7333C7777F9757C5E528364D352
         

  2. ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。

  3. 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。

    % tar -xvf ArcGIS-106-S-CSR-Patch-linux.tar

  4. 以下のように入力して、インストールを開始します。

    % ./applypatch

    これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択が括弧内に示されています。インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。

Windows でのこのパッチのアンインストール


  • Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。

Linux でのこのパッチのアンインストール


  • このパッチを削除するには、/tmp ディレクトリに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして実行します。

    ./patchremove

    注意: 直前にインストールされたパッチのみを削除できます。
  • ArcGIS Server サービスを再起動します。

パッチの更新

追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法

どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

お問い合わせ

このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。



Download ID:7602

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