パッチおよびアップデート
Portal for ArcGIS 11.1 Vector Tile Style Editor Translation Patch
サマリー
注意: Portal for ArcGIS 11.1 Vector Tile Style Editor Translation Patch はリタイアされ、Portal for ArcGIS Security 2025 Update 2 Patch に置き換えられました。 詳細については、Portal for ArcGIS Security 2025 Update 2 Patch ページの「修正された問題」セクションをご参照ください。
Esri から、Portal for ArcGIS 11.1 Vector Tile Style Editor Translation Patch についてお知らせします。 英語以外の言語で表示するように構成されているホーム アプリケーションで Portal for ArcGIS 11.1 のベクター タイル スタイル編集機能を使用している場合、名前を付けて保存ダイアログに予期しない文字が表示されます。 このパッチを適用することで、予期しない文字が正しく翻訳されて表示されるようになります。 このパッチには、Vector Tile Style Editor とは関連性がない KML レイヤーを Map Viewer で表示する場合の修正も含まれています。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
パッチをインストールした後で、ブラウザーのキャッシュを消去してブラウザーを再起動することをおすすめします。
以下の「Windows でのこのパッチのアンインストール」セクションと「Linux でのこのパッチのアンインストール」の説明に従って、このパッチをアンインストールすることができます。 さらに、パッチをインストールする前にロールバック計画を策定することをおすすめします。 このためには、コンピューターと関連ファイル サーバーのスナップショットを取ったり、WebGIS DR ツールをソフトウェア バックアップとして使用します。 詳細については、「バックアップと復元のベスト プラクティス」をご参照ください。 高可用性環境を利用している場合は、「高可用性環境でのパッチの適用方法」のヘルプ トピックをご参照ください。
このパッチで対処される問題
- BUG-000167432 - 英語以外の言語で表示するようにホーム アプリケーションが構成されている場合に、Vector Tile Style Editor の '名前を付けて保存' ダイアログに予期しない文字が表示される。
- BUG-000162544 - Map Viewer でファイルから Portal for ArcGIS に追加された KML レイヤーを開けない。
Windows でのこのパッチのインストール
Windows で複数のパッチをインストールする場合、パッチのリリース日の順序は重要ではありません。 新しいパッチをインストールした後で古いパッチをインストールした場合、新しいパッチが優先され、新しいパッチでの修正が残ります。 利用可能なすべてのパッチをインストールするオプションが有効になっている場合、ArcGIS Enterprise パッチ通知ツールによって、リリース日が古いものから順に、複数のパッチがインストールされます。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」セクションをご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをおすすめします。
ステップ 1: 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
| ArcGIS Enterprise 11.1 | |
| Portal for ArcGIS | Portal for ArcGIS Security 2025 Update 2 Patch に置き換え |
| チェックサム (SHA256) |
|
ステップ 2: ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
ステップ 3: ArcGIS-111-PFA-VTSET-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: msp ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。
msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-111-PFA-VTSET-Patch.msp
ステップ 4: パッチをインストールした後で、ブラウザーのキャッシュを消去してブラウザーを再起動することをおすすめします。
Linux でのこのパッチのインストール
Linux で複数のパッチをインストールする場合、パッチのリリース日の順序が重要となります。 新しいパッチをインストールした後で古いパッチをインストールした場合、新しいパッチが古いパッチに置き換えられ、新しいパッチでの修正は削除されます。 利用可能なすべてのパッチをインストールするオプションが有効になっている場合、ArcGIS Enterprise パッチ通知ツールによって、リリース日が古いものから順に、複数のパッチがインストールされます。
ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」セクションをご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをおすすめします。
ステップ 1: 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
| ArcGIS Enterprise 11.1 | |
| Portal for ArcGIS | Portal for ArcGIS Security 2025 Update 2 Patch に置き換え |
| チェックサム (SHA256) |
|
ステップ 2: ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。
ステップ 3: 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。
% tar -xvf ArcGIS-111-PFA-VTSET-Patch-linux.tar
ステップ 4: 以下のように入力して、インストールを開始します。
% ./applypatch
これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。
ステップ 5: パッチをインストールした後で、ブラウザーのキャッシュを消去してブラウザーを再起動することをおすすめします。
Windows でのこのパッチのアンインストール
Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。
Linux でのこのパッチのアンインストール
バージョン 10.7 以降でこのパッチを削除するには、<製品のインストール ディレクトリー>/.Setup/qfe ディレクトリーに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。
./removepatch.sh
この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 インストールされた日付の新しいものから順に、-q フラグを使用してパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。
ArcGIS サービスを再起動します。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティーを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
ArcGIS エキスパートのサポートを受ける
Esri Support アプリのダウンロード