パッチおよびアップデート
ArcGIS Server 11.3 Feature Service Shared Templates Patch
サマリー
Esri から、ArcGIS Server 11.3 Feature Service Shared Templates Patch についてお知らせします。このパッチは、大幅な機能改善を含んでおり、フィーチャ サービスの共有テンプレートのすべてのユーザーに推奨されます。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
以下の「Windows でのこのパッチのアンインストール」セクションと「Linux でのこのパッチのアンインストール」の説明に従って、このパッチをアンインストールすることができます。
さらに、パッチをインストールする前にロールバック計画を策定することをおすすめします。 高可用性環境を利用している場合は、「高可用性環境でのパッチの適用方法」のヘルプ トピックをご参照ください。
このパッチで対処される問題
- BUG-000170854 - 共有テンプレートと同じデータを参照している複数のレイヤーに対応/クエリー応答に「tags」フィールドが含まれている必要がある
- BUG-000170851 - PostgreSQL、Oracle、SAP HANA の共有テンプレート クエリーに UPPERCASE タグのみを使用できる
Windows でのこのパッチのインストール
Windows で複数のパッチをインストールする場合、パッチのリリース日の順序は重要ではありません。 新しいパッチをインストールした後で古いパッチをインストールした場合、新しいパッチが優先され、新しいパッチでの修正が残ります。 利用可能なすべてのパッチをインストールするオプションが有効になっている場合、ArcGIS Enterprise パッチ通知ツールによって、リリース日が古いものから順に、複数のパッチがインストールされます。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」セクションをご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをおすすめします。
ステップ 1: 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
| ArcGIS Enterprise 11.3 | |
| ArcGIS Server | ArcGIS-113-S-FSST-Patch.msp |
| チェックサム (SHA256) |
713D214069F530B70DD2C339FBED55E001046C715A3077C5F0BF6EF189E25E59 |
ステップ 2: ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
ステップ 3: ArcGIS-113-S-FSST-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます:
msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-113-S-FSST-Patch.msp
Linux でのこのパッチのインストール
Linux で複数のパッチをインストールする場合、パッチのリリース日の順序が重要となります。 新しいパッチをインストールした後で古いパッチをインストールした場合、新しいパッチが古いパッチに置き換えられ、新しいパッチでの修正は削除されます。 利用可能なすべてのパッチをインストールするオプションが有効になっている場合、ArcGIS Enterprise パッチ通知ツールによって、リリース日が古いものから順に、複数のパッチがインストールされます。
ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。 このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」セクションをご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをおすすめします。
ステップ 1: 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
| ArcGIS Enterprise 11.3 | |
| ArcGIS Server | ArcGIS-113-S-FSST-Patch-linux.tar |
| チェックサム (SHA256) |
B0EE1ED92EA19AE6214FCAB895C8B9C8FF5EA982202FA395B6868351C9E39BFD |
ステップ 2: ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。
ステップ 3: 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します:
% tar -xvf ArcGIS-113-S-FSST-Patch-linux.tar
ステップ 4: 以下のように入力して、インストールを開始します:
% ./applypatch
これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。
Windows でのこのパッチのアンインストール
Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、アンインストールをクリックしてパッチを削除します。
Linux でのこのパッチのアンインストール
<製品のインストール ディレクトリー>/.Setup/qfe ディレクトリーに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。
./removepatch.sh
この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 インストールされた日付の新しいものから順に、-q フラグを使用してパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。
ArcGIS サービスを再起動します。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティーを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
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