パッチおよびアップデート
ArcGIS Server 11.3 ArcGIS Pipeline Referencing/ArcGIS Roads and Highways Patch 1
サマリー
Esri から、ArcGIS Server 11.3 ArcGIS Pipeline Referencing/ArcGIS Roads and Highways Patch 1 についてお知らせします。このパッチは、Pipeline Referencing for Server 11.3/Roads and Highways for Server 11.3 リリースでのいくつかの機能面の問題に対処します。 このパッチは、明示されているもの以外に、エンタープライズ システムにおけるパフォーマンスの問題にも対処しています。 ArcGIS Enterprise 11.3 を使用している Pipeline Referencing/Roads and Highways (Location Referencing ソリューション) のすべてのユーザーに対して、このパッチをインストールすることをおすすめします。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
以下の「Windows でのこのパッチのアンインストール」セクションの説明に従って、このパッチをアンインストールすることができます。
さらに、パッチをインストールする前にロールバック計画を策定することをおすすめします。 高可用性環境を利用している場合は、「高可用性環境でのパッチの適用方法」のヘルプ トピックをご参照ください。
このパッチで対処される問題
- BUG-000172014 - ArcGIS Pro の Location Referencing - ルートの再配置後に、データが地理座標系にある場合、イベントの振舞いルールが「維持」に設定されていても、LRS イベントの位置が保持されない
- BUG-000171779 - 再配置ツールが、地理座標系で作成された LRS データセットに対して実行された場合、メジャーが正しく更新されて表示されず、キャリブレーション ポイントが更新されない。
- BUG-000171261 - 反転ツールの使用後に、再配置ツールにより、エラー メッセージ「入力メジャーにより非単調なルートが生成されます。」が返される。
- BUG-000171206 - 再配置ツールが失敗し、エラー メッセージ「サーバーでの編集処理でエラーが発生しました。」が返される。
- BUG-000170566 - 再配置イベント ルールをカバーに設定して「イベントの振舞いを適用」ツールを実行しているときに、FromDates が正しくない再配置の日付に設定されて表示される。
- BUG-000170449 - ルートのアペンド ツールがリニア リファレンス システム (LRS) フィーチャ サービスで失敗し、「AppendRoutesAsync」エラーが発生する。
- BUG-000168180 - ルートの削除ツールの実行時に 999999 エラーが返される。
Windows でのこのパッチのインストール
Windows で複数のパッチをインストールする場合、パッチのリリース日の順序は重要ではありません。 新しいパッチをインストールした後で古いパッチをインストールした場合、新しいパッチが優先され、新しいパッチでの修正が残ります。 利用可能なすべてのパッチをインストールするオプションが有効になっている場合、ArcGIS Enterprise パッチ通知ツールによって、リリース日が古いものから順に、複数のパッチがインストールされます。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」セクションをご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをおすすめします。
ステップ 1: 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
| ArcGIS Enterprise 11.3 | |
| ArcGIS Server | ArcGIS-113-S-PRRH-Patch1.msp |
| チェックサム (SHA256) |
6FE136C24B4965B94EA47877BA47CAEEB78ED99A545416150D2A8ACC50D0A945 |
ステップ 2: ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
ステップ 3: ArcGIS-113-S-PRRH-Patch1.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます:
msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-113-S-PRRH-Patch1.msp
Windows でのこのパッチのアンインストール
Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、アンインストールをクリックしてパッチを削除します。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティーを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
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