パッチおよびアップデート
ArcGIS Server 11.1 ArcGIS Pipeline Referencing/ArcGIS Roads and Highways Patch 1
サマリー
Esri から、ArcGIS Server 11.1 ArcGIS Pipeline Referencing/ArcGIS Roads and Highways Patch 1 についてお知らせします。 このパッチは、Pipeline Referencing for Server 11.1/Roads and Highways for Server 11.1 リリースでのいくつかの機能面の問題に対処します。 このパッチは、明示されているもの以外に、エンタープライズ システム (特にルート編集とキャリブレーション) におけるパフォーマンスの問題にも対処しています。 ArcGIS Enterprise 11.1 を使用している Pipeline Referencing/Roads and Highways (Location Referencing) のすべてのユーザーに対して、このパッチをインストールすることをお勧めします。具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」に示された問題に対処します。
このパッチで対処される問題
- BUG-000168091 - 再配置位置で中心線が事前に分割されていない場合、APR-UN 構成でルートの再配置に失敗する
- BUG-000168090 - イベント置換: 置換がラインの全長でない場合、非スパニング ライン イベントがライン ネットワーク上で廃止および置換されない
- BUG-000168089 - 中心線が 2D である場合、GCS での LRS ルートに自動的に頂点が挿入されない
- BUG-000163163 - ルートの終点に同じメジャーで異なる日付のキャリブレーション ポイントが追加された場合に、キャリブレーション イベントの振舞いによって、影響を受けるポイント イベントがタイム スライスされない。
- BUG-000163037 - 2 つのルートに対して交点の生成ツールを実行すると実行時間が異常に長くなる。
- BUG-000162567 - ルートを作成すると ArcGIS Pro がクラッシュする。
- BUG-000161847 - measureToGeometry エンドポイントが、Postmile ネットワーク内の特定のブランチ ルートとギャップのあるルートに対して間違ったジオメトリを返す。
- BUG-000161846 - Postmile にブランチ ルートがある場合、measureToGeometry エンドポイントがクラッシュする。
- BUG-000156886 - キャリブレーション ポイント フィーチャに対する非 LRS 編集によって LRS 編集ログにレコードが生成される。
- BUG-000156756 - イベントの振舞いを適用ツールで実行すると、ポイント イベント レイヤーに間違った結果が生成される。
- BUG-000155836 - 頂点の間隔が広すぎる GCS データに対する LRS 操作のサポート
- BUG-000158523 - 中心線とルートが完全に一致しているように見える場合でも、ルートのアペンド ツールを実行すると、「部分一致する中心線が見つかりました。」というエラーが発生する。
- BUG-000155422 - Postmile ネットワークを使用してルートの生成ツールを実行すると、リニア リファレンス システム (LRS) データセット (公開およびブランチ バージョン対応) 内の走行距離計の値が変わる。
Windows でのこのパッチのインストール
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
ステップ 1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
ArcGIS Enterprise 11.1 | |
ArcGIS Server | ArcGIS-111-S-PRRH-Patch1.msp |
チェックサム (SHA256) |
AC5E87F018CE31618F6DB345F4575D2D99848240742F552727CDA445ABA69155 |
ステップ 2. ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
ステップ 3. ArcGIS-111-S-PRRH-Patch1.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。
msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-111-S-PRRH-Patch1.msp
Windows でのこのパッチのアンインストール
Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
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