パッチおよびアップデート
ArcGIS GeoBIM Enterprise 11.2.1 Update
サマリー
ArcGIS Enterprise 11.2 で動作する ArcGIS GeoBIM が 2024 年 2 月にリリースされました。
ArcGIS GeoBIM は、ArcGIS の GIS フィーチャを Autodesk Construction Cloud および Autodesk BIM 360 の BIM や CAD などのエンジニアリング ドキュメントにリンクする際に、Autodesk の API に依存しています。
2024 年 6 月 13 日に、Autodesk は、セキュリティを改善するため、現行バージョンの認証 (OAuth) API を廃止します。 この API は ArcGIS GeoBIM ユーザーに最新のエンジニアリング プロジェクト ドキュメントへのアクセス権を付与するために使用されています。
ArcGIS GeoBIM を引き続き使用するためには、My Esri から ArcGIS GeoBIM 11.2.1 実行ファイルをダウンロードして 6 月 13 日までに各自の ArcGIS Enterprise 11.2 デプロイメントに再インストールする必要があります。
この必須のアップデートで対処される機能改善および問題
このアップデートは My Esri から Windows または Linux 用の標準セットアップ ファイルとして提供され、現在インストールされているアプリケーションに置き換わります。 ポータル内のサービス、データ、アイテムに対して変更が加えられることはありません。
この変更は 2024 年 6 月 13 日に実施されます。 この日付以降、ArcGIS Enterprise 11.2 上の現行バージョンの ArcGIS GeoBIM は Autodesk の BIM と CAD のコンテンツにアクセスできなくなります。
- このアップデートにより、Autodesk 認証 (OAuth) API が V1 から V2 に移行されます。
- SharedView フィールドに基づく Viewer URL リンク ルールは、DWG、RVT、IFC ファイル内のマッチングするモデル エレメントを正しく強調表示します。
Windows および Linux でのこのパッチのインストール
注意: このアップデートにより、現在インストールされている ArcGIS GeoBIM アプリケーションがアンインストールされます。 その結果、autodesk.json ファイルが削除されます。 アップデートをインストールする前に apps/geobim フォルダー内の autodesk.json ファイルをバックアップし、再インストールした後で同じ場所に復元すると便利です。 「ArcGIS GeoBIM のセットアップ」のインストール手順に従って Portal for ArcGIS サービス アカウントを再起動する必要があります。
あるいは、インストール手順に従って、このファイルを編集してそのクライアント ID を更新します。
ステップ 1: 顧客番号に関連付けられた Esri アカウントを使って My Esri にサイン インし、インストール フォルダー以外の場所に新しい ArcGIS GeoBIM バージョン 11.2.1 をダウンロードします。
ステップ 2: 「ArcGIS GeoBIM のセットアップ」に記載されている Windows または Linux での手順に従います。
注意: ジオプロセシング サービスを更新する必要はありません。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
ArcGIS Enterprise に現在デプロイされている ArcGIS for GeoBIM のバージョンを調べるには、コントロール パネルにアクセスするか (Windows を使用している場合) “apt list --installed” を実行して (Linux を使用している場合)、インストールされているプログラムとそのバージョンのリストを取得します。 これを使用して、新しいバージョンがインストールされていることを確認します。
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