メインコンテンツにスキップ

パッチおよびアップデート

ArcGIS 11.1 Maritime Server extension Patch 1

Published: December 22, 2023

サマリー

これは ArcGIS Maritime Server エクステンションの汎用メンテナンス パッチです。 できるだけ早くこのパッチをダウンロードしてインストールしてください。

このパッチで対処される機能改善および問題:

  • GIT3798: 備考パラメーター形式リストに画像オプションが追加され、PICREP のサポートが強化されました。
  • GIT4009: 方位記号ラベルが上下さかさまに表示されることがある。
  • GIT4037: 機関コードの値が更新され、訂正後の De Vlaamse Waterweg の値 (7V) が追加されました。
  • GIT4041: 2023 年 4 月 12 日までに S-62 機関コードの値が更新されました。
  • GIT4235: identifyDataset と queryDataset の形式の違うジオメトリ パラメーターによって MCS サービスがクラッシュする。
  • GIT4374: オーバープリント オプションを使用している場合、Custom Chart Builder でのエクスポートがレイヤー置換エラーで失敗する。
  • GIT4492: MCSPTK.exe のカスタム範囲が更新用の .mcs データベースに保存されない。

Windows でのこのパッチのインストール

ステップ 1: Windows 管理者アカウントでログインします。

ステップ 2: パッチ ファイルを選択してダウンロードします: MaritimeServerExtension111Patch1.msp

                チェックサム (SHA256): cf8c61382b3941e48fadc0d9513ecd70c61981df9acabf12c50b29b85a4adcef

ステップ 3: .msp ファイルをダブルクリックしてインストール手順を開始します。

ステップ 4: セットアップが開始したら、画面上の指示に従います。

ステップ 5: セットアップが完了したら、Maritime Chart サービスと Custom Chart Builder のデプロイメントを更新します。

備考:

  • このパッチでは MaritimeServer.soe、mcstpk.exe、および S57DataDictionary.xml 構成ファイルが更新されるので、これらすべてを再デプロイする必要があります。
  • カラー オーバープリントを使用しているユーザーは Custom Chart Builder (CCB) の update_pdf.exe を必要に応じて再デプロイする必要があります。
  • 方位記号に手動で配置されたラベルを修正するには、Custom Chart Builder (CCB) の CompassRose.lyrx を再デプロイする必要があります。
  • 更新された MaritimeServer.soe をデプロイする前に、お使いの MCS デプロイメントで S57DataDictionary.xml 構成ファイルを必ず更新してください。これには CCB をサポートする MCS デプロイメントが含まれます。

Maritime Chart サービス (MC
S) の更新

構成ファイルの更新:

このパッチでは S57DataDictionary.xml 構成ファイルが更新されます。

    ステップ 1: https://gisserver.domain.com:6443/arcgis/manager を起動してサーバー マネージャーとしてサイン インします。

    ステップ 2: サービスをクリックします。

    ステップ 3: Maritime Chart サービス機能が構成されているマップ サービスを停止します。

    ステップ 4: S57DataDictionary.xml ファイルを <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice\controlfiles からバックアップ場所に移動します。この場所は実装によって異なる場合があります。

    ステップ 5: 新しい S57DataDictionary.xml ファイルを <ArcGIS インストール ディレクトリ>\MaritimeServer\Server<バージョン>\maritimechartservice\controlfiles から <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice\controlfiles にコピーします。   この場所は実装によって異なる場合があります。

    注意: バックアップ S57DataDictionary.xml 内のすべての変更内容を新しいバージョンに統合します。

    ステップ 6: .senc ファイルを <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice\sencs から削除します。  この場所は実装によって異なる場合があります。 .senc ファイルはアップグレードの後で再構築する必要があります。

    ステップ 7: Maritime Chart サービス機能が有効になっている各マップ サービスについて、ステップ 2 〜 6 を繰り返します。

 

MaritimeServer.soe の更新

MCS が有効になっている各マップ サービスの構成ファイルを更新した後は、ArcGIS Server サイトの MaritimeServer.soe をアップグレードする必要があります。

    ステップ 1: https://localhost:6443/arcgis/manager を起動してサーバー マネージャーとしてログインします。

    ステップ 2: サイトをクリックします。

    ステップ 3: エクステンションをクリックします。

    ステップ 4: アクションの下のエクステンションの編集をクリックします。

    ステップ 5: ファイルの選択をクリックし、<ArcGIS インストール ディレクトリ>\MaritimeServer\Server<バージョン>\Bin にある MaritimeService.soe ファイルを参照します。

    ステップ 6: 保存をクリックします。

    ステップ 7: アクションの下のエクステンション情報をクリックします。 説明にパッチ 1 が含まれていることを確認します。

    ステップ 8: サービスをクリックします。

    ステップ 9: マップ サービスを再起動します。

 

Custom Chart Builder の更新

MCS のアップグレードが完了したら、CCB の次の変更内容を反映することができます。

既存の update_pdf.exe の置換 (省略可)

このステップはカラー オーバープリントを使用している場合にのみ必要です。

新しい Update_pdf.exe ファイルを <ArcGIS インストール ディレクトリ>\MaritimeServer\Server<バージョン>\customchartbuilder\colorprint から <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\customchartbuilder\colorprint にコピーします。 この場所は実装によって異なる場合があります。    

注意: マップ サービスや GP サービスを再起動する必要はありません。

 

CompassRose.lyrx の更新 (省略可)

この更新によって、手動で入力した方位記号ラベルの配置が修正されます。

新しい CompassRose.lyrx ファイルを <ArcGIS インストール ディレクトリ>\MaritimeServer\Server<バージョン>\customchartbuilder\compassrose から <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\customchartbuilder\compassrose にコピーします。 この場所は実装によって異なる場合があります。    

注意: マップ サービスや GP サービスを再起動する必要はありません。

更新されたファイル (インストール フォルダー別)

       親インストール場所は <ArcGIS インストール ディレクトリ>\MaritimeServer\Server<バージョン>\ になります

Bin

- MaritimeServer.soe

- Mcstpk.exe

maritimechartservice\controlfiles

- S57DataDictionary.xml

customchartbuilder\CompassRose 

 

- CompassRose.lyrx

customchartbuilder\ColorPrint

- Update_pdf.exe (省略可 - 色分解専用)

     

       親インストール場所は <ArcGIS インストール ディレクトリ>\ Server\framework\runtime\ArcGIS\bin\Python\envs\arcgispro-py3\Lib\ になります

site-packages

 

 - Pdflib.pyd

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法


どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

PatchFinder for Windows

PatchFinder for Linux/Unix

Get help from ArcGIS experts

Contact technical support

Download the Esri Support App

Go to download options