Patches and updates

Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch

Published: May 14, 2021

概要

このセキュリティ パッチは、ArcGIS Enterprise の Portal for ArcGIS コンポーネントで見つかった複数のセキュリティの脆弱性に対処します。

説明

Esri® から、Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch についてお知らせします。 ArcGIS Enterprise 10.9、10.8.1、10.8、10.7.1、10.6.1、10.6 を使用しているすべてのお客様が、Portal for ArcGIS にこのパッチを適用することをお勧めします。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。

このセキュリティ パッチは累積パッチで、「このパッチで対処される問題」の下にも示されている以前のパッチのセキュリティ関連の修正とセキュリティ関連以外の修正がいくつか含まれています。

Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch は必須のパッチです。 今後のすべてのパッチでは、先に Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch をインストールする必要があります。 Windows では、Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch はアンインストールできず、Windows コントロール パネルのアンインストール機能は無効になっています。 Linux ではアンインストールはブロックされていませんが、このパッチは今後のパッチに必要なので、アンインストールは推奨されません。

SAML の変更に関する重要な注意事項: このパッチによって SAML が更新され、ログインに失敗することがあります。 SAML を使用している場合は、AD FS についてはこちらの記事Shibboleth についてはこちらの記事をそれぞれご参照のうえ、SAML の構成に対して必要な変更内容をご確認ください。 SAML 構成への変更は、パッチのインストール前でも後でも行えます。

このパッチで対処される問題


  • Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch
  • BUG-000140596 - 10.8.1 マップ サービスの Map Viewer に、完全なバー チャートの凡例が表示されません (10.8.1)
  • BUG-000139216 - Portal for ArcGIS の権限のエスカレーションの脆弱性
  • BUG-000138525 - Portal for ArcGIS の反射型 XSS の脆弱性
  • BUG-000136493 - Portal for ArcGIS (10.8.1、10.8、10.7.1、10.6.1、10.6) のストアド クロスサイト スクリプティングの問題
10.9 バージョンでの競合を避けるため、このパッチには以下にも対処します。
  • BUG-000139095 - ArcGIS Insights のスケジュールされた共有ページの更新の実行が失敗し、タスクがスケジュールされた状態のまま、最終的に失敗します。
10.8.1 バージョンでの競合を避けるため、このパッチは以下にも対処します。
  • BUG-000139382 -「サードパーティの Cookie のブロック」が有効になったブラウザーで、Portal の埋め込みの構成可能なアプリが読み込まれません。
  • BUG-000138825 - ArcGIS Enterprise 10.8.1 の Web Scene Viewer に、IntegratedMesh I3S 1.7 レイヤーの頂点数のデフォルト値が適用されず、コンテンツを読み込みません。
  • BUG-000137142 - 新しい StoryMap アプリを作成するときに不要な HTTP 404 応答が返され、ファイアウォールで保護された一部の環境で問題が発生することがあります。
  • BUG-000136356 - ArcGIS Web AppBuilder で 2 つ以上の式を追加すると、フィルター ウィジェットが [値の確認] チェックボックスをリセットします。
  • BUG-000136352 - Portal for ArcGIS 10.8.1 Map Viewer の凡例情報に、バー チャート シンボルを含む公開済みマップのヒストグラム チャートが表示されません。
  • BUG-000136041 - カスタム ロールを持つ ArcGIS Enterprise ポータルのメンバーが、ロールが「すべてのメンバーの表示」や公開者権限などの管理権限を含んでいる場合に自分自身のサービスを削除できるようにする必要があります。
  • BUG-000135044 - 管理者の更新権限を持つカスタム ロールが、デフォルトのパスワードを更新できないようブロックされます。
  • BUG-000134926 - ArcGIS Enterprise ポータルのサイン イン ページにおける未検証のリダイレクトの問題。
  • BUG-000134458 - 一部の環境で、スタンバイ ポータルが復帰後に正常に再追加されないことがあります。
  • BUG-000134077 - Proof Key for Code Exchange (PKCE) が付与された OAuth 認証コードが ArcGIS Enterprise 10.8.1 で失敗します
  • BUG-000134014 - XSS フィルターは、過去のリリースでサポートされていた有効な HTML タグをエンコードします。
  • BUG-000133143 - fromEmailAddress パラメーターのアドレスのドメイン部分にハイフンが含まれている場合 (test@esri-1.com など)、ArcGIS Enterprise の電子メール設定を構成できません。
  • BUG-000133077 - esri_en が所有するホタル、政府機関、公共安全シンボル セットが、Esri シンボル グループと共有されません。
  • BUG-000131991 - ホーム アプリケーションの反射型クロスサイト スクリプティング (XSS)。
  • BUG-000131701 - 構成可能なパラメーターが ArcGIS Online と ArcGIS Enterprise に保存されません。
10.8 バージョンでの競合を避けるため、このパッチには以下にも対処します。
  • BUG-000132747 - Portal for ArcGIS マップ ビューアーを通じて、マップ イメージ レイヤーのシンボル スタイルを変更すると、[フィルター] オプションのフィールド リストに日付フィールドが表示されません。
  • BUG-000128084 - 分散型コラボレーションの参加者は、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise 10.8 を使用して ArcGIS Insights で作成されたアイテム (ワークブック、ページ、モデルなど) をインポートできません。
10.7.1 バージョンでの競合を避けるため、このパッチには以下にも対処します。
  • BUG-000139021 - Web AppBuilder を使用して作成された Web アプリケーションで、クエリ ウィジェットから関連テーブルをクエリできません。
  • BUG-000134926 - ArcGIS Enterprise ポータルのサイン イン ページにおける未検証のリダイレクトの問題。
  • BUG-000133255 Portal for ArcGIS システム プロパティが正常に暗号化されません。
  • BUG-000132449 - ポータル プロキシで allowedProxyHosts パラメーターが完全に適用されません。
  • BUG-000132379 - ArcGIS Enterprise の画像レイヤーに対して構成された画像の表示設定が保存されません。
  • BUG-000132362 - items ディレクトリにアイテムが存在しない場合、Portal for ArcGIS の exportSite 操作からの応答を想定するように webgisdr ユーティリティを更新する必要があります。
  • BUG-000132361 - Portal for ArcGIS サービスがシャット ダウンされると、内部プロセスが孤立する可能性があります。
  • BUG-000132359 - PFA Security 2020 Update 1 Patch を適用後、外部 URL へのプロキシ リクエストを実行できません。
  • BUG-000132357 - Portal for ArcGIS の反射型 XSS の脆弱性。
  • BUG-000132356 - Portal for ArcGIS の反射型 XSS の脆弱性。
  • BUG-000132353 - Portal for ArcGIS の XXE および SSRF の脆弱性。
  • BUG-000132351 - Portal for ArcGIS で制御できないリソース枯渇の問題。
  • BUG-000132292 - Portal for ArcGIS が高可用性の場合、最初にインストールした元のポータル コンピューターをシャット ダウンすると、インデックス操作に失敗します。
  • BUG-000131521 - Chrome と Edge で、スクリーニング ウィジェットの [ダウンロード] 機能を使用すると、10 個のレイヤーしかダウンロードできません。
  • BUG-000129924 - Portal for ArcGIS 10.7.1 High Availability Licensing Patch を適用すると、編集ウィジェットで関連テーブルを編集できなくなります
  • BUG-000129821 - Portal for ArcGIS 10.7.1 High Availability Licensing Patch をインストール後、IWA (統合 Windows 認証) ユーザーに対する同時リクエストが行われると、Portal Home Application またはそのコンポーネント (App Switcher など) が停止するか読み込みに失敗します。
  • BUG-000129710 - Portal for ArcGIS に XML 外部エンティティ (XXE) の脆弱性があります。
  • BUG-000128938 - 解析ウィジェットで、解析の [新規フィーチャの作成 (Derive New Locations)] の実行に失敗します。
  • BUG-000128634 - コンテンツ ディレクトリにアイテムが存在しない場合、ポータルのバックアップを作成できません
  • BUG-000128486 - 2 つのレイヤーを参照し、編集可能な状態で ArcGIS Pro からマップを共有すると、[オプション] ボタンが無効になっているため、ポップアップからスマート エディター ウィジェットを開けなくなります。
  • BUG-000128438 - Public Key Infrastructure (PKI) または統合 Windows 認証 (IWA) を使って Portal for ArcGIS を構成すると、Web AppBuilder for ArcGIS のクエリ ウィジェットの結果を保存できません。
  • BUG-000128193 - Portal for ArcGIS のクロスサイト リクエスト フォージェリ (CSRF) の脆弱性。
  • BUG-000128134 - Portal for ArcGIS のクエリ ウィジェットから CSV ファイルをエクスポートすると、説明の代わりにコード値がエクスポートされます。
  • BUG-000128058 - Portal for ArcGIS に SSRF (Server Side Request Forgery) セキュリティの脆弱性があります。
  • BUG-000128038 - IWA (統合 Windows 認証) を使用してログインする新しい Enterprise メンバーに対し、Portal for ArcGIS がグループ内のセキュア コンテンツへのアクセスを許可する際に遅延が発生します。
  • BUG-000127934 - データをシンボル表示するラスター関数テンプレートを含むイメージ サービスを ArcGIS Server に公開して Portal シーン ビューアーに追加する際、属性がポップアップ ウィンドウに完全に表示されません。
  • BUG-000127472 - Web AppBuilder のストアド XSS。
  • BUG-000126709 - データをシンボル表示するラスター関数テンプレートを含むイメージ サービスを ArcGIS Server に公開して Portal Map Viewer に追加する際、属性がポップアップ ウィンドウに完全に表示されません。
  • BUG-000126332 - 匿名アクセスが無効になっている Portal で、統合 Windows 認証を使っているユーザーが [シーン] タブをクリックするとクッキーからトークンが削除されます。
  • BUG-000126259 - Portal for ArcGIS で解析を実行する際に、フィーチャ サーバー レイヤーが使用可能なレイヤーのドロップダウン リストに一貫して表示されません。
  • BUG-000126198 - pg_hba.conf エントリをコメント アウトすると、プライマリおよびスタンバイ ポータルにアクセスできなくなります。
  • BUG-000126166 - 高可用性ポータルのフェイルオーバーで、「現在のライセンス情報を取得できませんでした。 この接続は閉じられました」というエラーがログに表示されます。
  • BUG-000126009 - Web AppBuilder for ArcGIS の属性テーブル ウィジェットを使用してテーブル内の多数の属性を選択する際、選択可能なのは 150 件の属性のみです。
  • BUG-000125961 - Portal for ArcGIS 10.7.1 で、レイヤーに関連レコードがあり、そのコピーが作成されると、関連レコードがコピーされたレイヤーのポップアップに表示されません。
  • BUG-000125434 - GPDataFile 入力タイプを含むジオプロセシング サービスは、Portal for ArcGIS 10.7.1 の Web AppBuilder for ArcGIS ジオプロセシング ウィジェットにファイルをアップロードするオプションを提供しません。
  • BUG-000125332 - ArcGIS Server のロールを、ArcGIS Enterprise 配置への公開に制約のあるフェデレート サーバーに設定できません。
  • BUG-000125033 - IWA (統合 Windows 認証) からサイン インしたユーザーは、Map Viewer の [組織] でレイヤーを検索できません。
  • BUG-000124953 - Portal for ArcGIS アプリケーション情報の表示。
  • BUG-000124785 - フェイルオーバー後、完全バックアップが実行されていない状態で増分バックアップが要求された場合、増分バックアップの代わりに完全バックアップを実行してください
  • BUG-000124739 - レイヤーが ArcGIS Pro から参照用として共有され、Web マップで編集可能である場合、Web AppBuilder for ArcGIS ポップアップは [スマート エディター] オプションで使用できません。
  • BUG-000124317 - アップロードされたファイル タイプの不適切なサーバー側の検証。
  • BUG-000124011 - 検索ウィジェットで [その他の結果を表示] をクリックしても、Portal for ArcGIS の Web AppBuilder for ArcGIS に結果が表示されません。
  • BUG-000123692 - Portal for ArcGIS Map Viewer のストアド XSS。
  • BUG-000123690 - Portal for ArcGIS Home アプリケーションの反射型クロスサイト スクリプティング (XSS) の脆弱性。 CVSS 3.0 基本値: 5.4 - CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:L/A:N
  • BUG-000123331 - 属性テーブル ウィジェットに、関連レコードが一貫して表示されません。
  • BUG-000123137 - DR ツールを実行した際、データベース トランザクション ログがスタンバイに保持されます。
  • BUG-000122662 - バックアップに userinfo フォルダーを含めます。
  • BUG-000122011 - [位置の変更を監視] オプションがオンの場合に、ArcGIS Online Web AppBuilder for ArcGIS で現在の場所ウィジェットを無効にすることができません。
  • BUG-000121820 - 同じ Web AppBuilder for ArcGIS アプリ内で、複数のクエリ ウィジェットを動作させることができません。
  • BUG-000119150 - フィールドに範囲ドメインが含まれる場合、Web App Builder の属性テーブル ウィジェットに値が表示されません。
  • BUG-000117333 - プライマリおよびスタンバイ ポータルの promote.dat ファイルにより、スタンバイ arcgisportal フォルダーに db スナップショットが常時作成されます。
  • BUG-000116557 - Portal for ArcGIS 10.7.1 Web AppBuilder で選択したフィーチャに、属性テーブル ウィジェットのフィルターが適用されません。
  • BUG-000116405 - コンテンツ ディレクトリ パス構文でバック スラッシュではなくスラッシュを使用した場合、Portal for ArcGIS でサイトのエクスポート操作が失敗します。
  • BUG-000116343 - ArcGIS Online アカウントの言語がドイツ語に設定されている場合、Web AppBuilder for ArcGIS のグループ フィルター ウィジェットのウィンドウが途切れて表示されます。
  • BUG-000116089 - 前の式がグループ フィルター ウィジェットから構成されている場合、Web AppBuilder for ArcGIS のクエリ ウィジェットの式の [前の式でフィルター処理した値] には、フィルター処理された値ではなくすべての個別値がリストされます。
  • ENH-000123305 - 同じテーブル上の異なるリレーションシップをより明確に区別するために、テーブル名にリレーションシップ名を含めます。
10.6.1 バージョンでの競合を避けるため、このパッチは以下にも対処します。
  • BUG-000136840 - Portal for ArcGIS の SSRF の脆弱性。
  • BUG-000133255 Portal for ArcGIS システム プロパティが正常に暗号化されません。
  • BUG-000132452 - Portal for ArcGIS Home アプリの反射型 XSS。
  • BUG-000132449 - ポータル プロキシで allowedProxyHosts パラメーターが完全に適用されません。
  • BUG-000132362 - items ディレクトリにアイテムが存在しない場合、Portal for ArcGIS の exportSite 操作からの応答を想定するように webgisdr ユーティリティを更新する必要があります。
  • BUG-000132359 - Portal for ArcGIS Security 2020 Update 1 Patch を適用後、外部 URL へのプロキシ リクエストを実行できません。
  • BUG-000132357 - Portal for ArcGIS の反射型 XSS の脆弱性。
  • BUG-000132356 - Portal for ArcGIS の反射型 XSS の脆弱性。
  • BUG-000132353 - Portal for ArcGIS の XXE および SSRF の脆弱性。
  • BUG-000132351 - Portal for ArcGIS で制御できないリソース枯渇の問題。
  • BUG-000132292 - Portal for ArcGIS が高可用性の場合、最初にインストールした元のポータル コンピューターをシャット ダウンすると、インデックス操作に失敗します。
  • BUG-000129710 - Portal for ArcGIS に XML 外部エンティティ (XXE) の脆弱性があります。
  • BUG-000128634 - コンテンツ ディレクトリにアイテムが存在しない場合、ポータルのバックアップを作成できません
  • BUG-000128193 - Portal for ArcGIS のクロスサイト リクエスト フォージェリ (CSRF) の脆弱性。
  • BUG-000128058 - Portal for ArcGIS に SSRF (Server Side Request Forgery) セキュリティの脆弱性があります。
  • BUG-000127472 - Web AppBuilder のストアド XSS。
  • BUG-000127276 - IWA を使って Portal for ArcGIS 10.6.1 の Map Viewer または Web AppBuilder を通じてフェデレーション サーバーからセキュリティで保護されたサービスにアクセスすると、トークンの有効期限が切れているときにサービス トークンによる自動再生成に失敗して、サービスが空になります。
  • BUG-000126198 - pg_hba.conf エントリをコメント アウトすると、プライマリおよびスタンバイ ポータルにアクセスできなくなります。
  • BUG-000124953 - Portal for ArcGIS アプリケーション情報の表示。
  • BUG-000124785 - フェイルオーバー後、完全バックアップが実行されていない状態で増分バックアップが要求された場合、増分バックアップの代わりに完全バックアップを実行してください
  • BUG-000124382 - Google Chrome でアカウント情報を保存できるようにすると、「サービス タイプが無効です」というエラーが [アイテムの追加] の [Web 上] に表示されます。
  • BUG-000123692 - Portal for ArcGIS Map Viewer のストアド XSS。
  • BUG-000123690 - Portal for ArcGIS Home アプリケーションの反射型クロスサイト スクリプティング (XSS) の脆弱性。 CVSS 3.0 基本値: 5.4 - CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:L/A:N
  • BUG-000123331 - 属性テーブル ウィジェットに、関連レコードが一貫して表示されません。
  • BUG-000123137 - DR ツールを実行した際、データベース トランザクション ログがスタンバイに保持されます。
  • BUG-000123043 - Portal マップ ビューアーでの印刷時に読み込まれる JavaScript ファイルの数を削減します。
  • BUG-000122662 - バックアップに userinfo フォルダーを含めます。
  • BUG-000121732 - [組織] の [編集] 設定でグループをデフォルトに設定しても、Web AppBuilder for ArcGIS Basemap ウィジェットにカスタム ベースマップが表示されません。
  • BUG-000121145 - ポータルのプロキシで allowedProxyHosts パラメーターの整合チェックが完全に行われません。
  • BUG-000120392 - Portal for ArcGIS 10.6.1 で、スマート エディター ウィジェットが属性アクション式の設定に失敗します。
  • BUG-000120333 - Portal for ArcGIS Home アプリケーションの反射型クロスサイト スクリプティング (XSS) の脆弱性。
  • BUG-000120300 - ArcGIS Enterprise 10.7 ポータルのプレリリースに公開されたシーン サービスを使用するときに、非アクティブな状態が 10 分続くと、パブリックに共有したシーン ビューが認証を求めます。
  • BUG-000120061 - 同じフィーチャクラスに複数のリレーションシップがある場合、関連データが Web AppBuilder for ArcGIS と Portal for ArcGIS で同じフィーチャを参照します。
  • BUG-000119891 - Portal for ArcGIS のプロファイルでは、HTML 注入が許可されます (10.6.1、10.5.1、および 10.4.1 のみ)。 CVSS 3.0 基本値: 3.5 - CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N
  • BUG-000117926 - ゲスト参加者のコンテンツ ディレクトリでクラウド ストアが使用されている場合に、コラボレーション ワークスペースを同期できません。
  • BUG-000117564 - 権限のエスカレーションの脆弱性
  • BUG-000117369 - アイテム URL の反射型クロスサイト スクリプティング (XSS)
  • BUG-000117367 - Portal for ArcGIS の整合チェックされていないリダイレクト
  • BUG-000117333 - プライマリおよびスタンバイ ポータルの promote.dat ファイルにより、スタンバイ arcgisportal フォルダーに db スナップショットが常時作成されます。
  • BUG-000116870 - Insights ワークブック、ページ、モデル アイテムをすべてのユーザーに共有できません。
  • BUG-000116734 - 属性テーブル ウィジェットの選択内容は、編集ウィジェットで一貫して適用されません。
  • BUG-000116687 - Portal for ArcGIS Map Viewer のツール パラメーターから作成された時間フィルターの書式設定が不正であるため、ツールが失敗します。
  • BUG-000116405 - コンテンツ ディレクトリ パス構文でバック スラッシュではなくスラッシュを使用した場合、Portal for ArcGIS でサイトのエクスポート操作が失敗します。
  • BUG-000116195 - Google Chrome 68.x では、タッチ画面デバイスで Web マップの画面移動および拡大/縮小が機能しません。
  • BUG-000115964 - 外部コンテンツを無効にすると、アプリ ランチャーが使用できなくなります。
  • BUG-000115859 - ポップアップが有効になったレイヤーでライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャを選択すると、選択シンボルが実際のフィーチャ ジオメトリと一致しません。
  • BUG-000114004 - 属性テーブル ウィジェットの [関連レコードの表示] オプションが、関連テーブルに含まれるレコードを返しません。
  • BUG-000112707 - Portal for ArcGIS Home アプリケーションの反射型クロスサイト スクリプティング (XSS) の脆弱性。
  • BUG-000112342 - Geo Analytics Server が Geo Analytics Server としてポータルにフェデレートされ、登録されると、webgisdr 増分リストアが失敗します。
  • ENH-000123305 - 同じテーブル上の異なるリレーションシップをより明確に区別するために、テーブル名にリレーションシップ名を含めます。
  • ENH-000116621 - IDP が開始するログインの使用時に、Portal for ArcGIS にログインする際に生成されるトークンの最大有効期限を変更する機能を追加します。
10.6 バージョンでの競合を避けるため、このパッチは以下にも対処します。
  • BUG-000130954 - Web AppBuilder for ArcGIS Enterprise Portal の属性テーブル ウィジェットに属性フィルターが適用され、フィルターを適用した結果に多数のレコードが含まれる場合、CSV エクスポートにはフィルターが適用されません。
  • BUG-000130067 - ArcGIS Web AppBuilder で、100 万個前後のフィーチャを含むサービスの属性を表示するときに、リクエストが無限に生成されます。
  • BUG-000128058 - Portal for ArcGIS に SSRF (Server Side Request Forgery) セキュリティの脆弱性があります。
  • BUG-000123523 - [マップ範囲によるフィルター] オプションを選択していない状態だと、ArcGIS Online の属性テーブル ウィジェットに進行中のフィーチャ読み込みプロセスが表示されません。
  • BUG-000121222 - Portal for ArcGIS で大量のレコード (数百万) があるフィーチャ レイヤーの属性を CSV にエクスポートすると、Web AppBuilder for ArcGIS の属性ウィジェットが一貫性のあるレコードを返しません。
  • BUG-000121145 - ポータルのプロキシで allowedProxyHosts パラメーターの整合チェックが完全に行われません。
  • BUG-000117564 - 権限のエスカレーションの脆弱性。
  • BUG-000114738 - Internet Explorer 11 が一部のポータル リクエスト URL でスペースを正常にエンコードしないため、Portal Linux 10.6 でリクエストが失敗します。
  • BUG-000109526 - WebApp Builder for ArcGIS の「フィルター」ウィジェットでレイヤーのデータ形式設定が適用されません。
  • ENH-000116621 - IDP が開始するログインの使用時に、Portal for ArcGIS にログインする際に生成されるトークンの最大有効期限を変更する機能を追加します。

Windows でのこのパッチのインストール


インストール手順:


このパッチは、Portal for ArcGIS サイトに関連するすべての Portal for ArcGIS 製品にインストールする必要があります。

パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。

  2. ArcGIS 10.9  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-109-PFA-SEC2021U1-Patch.msp
         チェックサム
         (SHA256)
    18A9467BDB7C53B254A74342A0FD0BABB5FC0424CD692AFC48C07BAA175E0408
       
    ArcGIS 10.8.1  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-1081-PFA-SEC2021U1-Patch.msp
         チェックサム
         (SHA256)
    93E5401FB269B6E3AD2CEBDE4BFA56347D130D91AC6285AB1C8EFAC8F1E0E928
       
    ArcGIS 10.8  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-108-PFA-SEC2021U1-Patch.msp
         チェックサム
         (SHA256)
    1DA687B07C52CD9A4AD56C034D87B7E939256E9E2DD2EB055BEAA374464D24C3
       
    ArcGIS 10.7.1  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-1071-PFA-SEC2021U1-Patch.msp
         チェックサム
         (SHA256)
    BCB4FB053597065FAC29A585BF52B31141BE83DF00E76F24483BEE6454092A0E
       
    ArcGIS 10.6.1  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-1061-PFA-SEC2021U1-Patch.msp
         チェックサム
         (SHA256)
    81236431A0F07478BF49F94F8D83BB3CC1FAA6E0D8E5645E1E1579D4F9C53189
       
    ArcGIS 10.6  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-106-PFA-SEC2021U1-Patch.msp
         チェックサム
         (SHA256)
    058C8E940EA819B74C5A994AB46F571B6171FE212140E250C98A6C8622C53684
       

  3. ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。

  4. ArcGIS-<バージョン>-PFA-SEC2021U1-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。

    注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。

    msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-<バージョン>-PFA-SEC2021U1-Patch.msp


Linux でのこのパッチのインストール


インストール手順:


ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。 このパッチは、Portal for ArcGIS サイトに関連するすべての Portal for ArcGIS 製品にインストールする必要があります。

パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。


    ArcGIS 10.9  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-109-PFA-SEC2021U1-Patch-linux.tar
         チェックサム
         (SHA256)
    94CA5F91DF63D16A627C3544D8E795293A7FE5C98B20133D7D51AF5AF0EB3D6E
       
    ArcGIS 10.8.1  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-1081-PFA-SEC2021U1-Patch-linux.tar
         チェックサム
         (SHA256)
    7C6BC058B1FB25F152C9AAA20CBD7BA94DCD02F3CC81CF0B4FA406A99A44D7AA
       
    ArcGIS 10.8  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-108-PFA-SEC2021U1-Patch-linux.tar
         チェックサム
         (SHA256)
    440D5F80EC7D9011B3D11699A5466193AF6E8250D51C3B84482855BEB7DF1DB4
       
    ArcGIS 10.7.1  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-1071-PFA-SEC2021U1-Patch-linux.tar
         チェックサム
         (SHA256)
    B3259FE1F288C7C022F4DC33DB8C7AFA73257ACE4E71D8BB084D342EFD35DBCB
       
    ArcGIS 10.6.1  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-1061-PFA-SEC2021U1-Patch-linux.tar
         チェックサム
         (SHA256)
    742E2AB3B0AB78DC065276EDC2A2AE68293993D2637399726EFE53A87CBD18FE
       
    ArcGIS 10.6  
       
        Portal for ArcGIS ArcGIS-106-PFA-SEC2021U1-Patch-linux.tar
         チェックサム
         (SHA256)
    D57D3DBC57A298532309FD80860881B36D3CD5E536A47FB582BFAC6F5E967139
       
  2. ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。

  3. 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。

    % tar -xvf ArcGIS-<バージョン>-PFA-SEC2021U-Patch-linux.tar

  4. 以下のように入力して、インストールを開始します。

    % ./applypatch

    これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。

Windows でのこのパッチのアンインストール


Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch は、アンインストールできない必須のパッチです。 今後のすべてのパッチでは、先に Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch をインストールする必要があります。


Linux でのこのパッチのアンインストール


Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch は必須のパッチです。 今後のすべてのパッチでは、先に Portal for ArcGIS Security 2021 Update 1 Patch をインストールする必要があります。

バージョン 10.7 以降でこのパッチを削除するには、<製品のインストール ディレクトリ>/.Setup/qfe ディレクトリに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。



./removepatch.sh

この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 インストールされた日付の新しいものから順に、-q <QFE_ID> フラグを使用してパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。

バージョン 10.5.1 ~ 10.6.1 でこのパッチを削除するには、/tmp ディレクトリに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。

./patchremove

ArcGIS Server サービスを再起動します。

注意: 直前にインストールされたパッチのみを削除できます。


パッチの更新

追加のパッチがリリースされていないか、Esri サポート ダウンロードのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。

2021 年 11 月 22 日 このパッチの Windows セットアップが新しいデジタル署名で更新されました。 この変更により、次のインストール エラーに対処します。

現在のシステム クロックまたは署名されたファイルのタイムスタンプと検証したところ、必要な証明書は有効期間内にはありません。

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法

どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

お問い合わせ

このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。



Download ID:7899

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