Patches and updates
Mapping and Charting Solutions 10.7.1 Patch 7 (Desktop、Server)
概要
説明
Mapping and Charting Solutions とともに以下のソリューションをお使いのお客様には、最高品質のサービスをご利用いただくために、このパッチをダウンロードおよびインストールすることをお勧めしています。
- ArcGIS for Aviation
- ArcGIS for Maritime: Bathymetry
- ArcGIS for Maritime: Charting
- ArcGIS for Maritime: Server
- Esri Defense Mapping
- Esri Production Mapping
インストール
- Windows 管理者アカウントでログインします。
- Mapping and Charting Solutions ファイルを選択およびダウンロードします。
-
チェックサム (Md5) Desktop MappingandCharting1071Patch7.msp 5d8173424d6d36885bd6fb57bead6b52 Server MappingandChartingServer1071Patch7.msp fecb0c152c0ef3f2cd45bda3a0667ea4 - MSP ファイルをダブルクリックして、インストール手順を開始します。
- セットアップ プログラムが起動したら、画面に表示される手順に従います。
ArcGIS for Maritime: Server、追加のインストール手順:
注意: PoD を配置していて、少なくとも 10.7.1 Patch 2 以降を配置している場合、このパッチには PoD の再配置が必要な更新はありません。
Maritime Chart サービス
- https://localhost:6443/arcgis/manager を開いて、ArcGIS Server Manager にログインします。
- [サービス] をクリックします。
- Maritime Chart サービス機能が構成されたマップ サービスを停止します。
- controlfiles フォルダーを <ArcGIS Server installation drive>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice\controlfiles からバックアップ場所に移動します。
- 新しい controlfiles フォルダーを <ArcGIS Server インストール ドライブ>\MaritimeServer\Server<version>\maritimechartservice から <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice にコピーします。
- 古い制御ファイルを変更した場合は、新しい制御ファイルも同様に変更する必要があります。 バックアップ制御ファイルを使用して、新しい制御ファイルに変更を統合することができます。 例としては、座標系と AutoCellUpdate 設定が挙げられます。
- マップ サービスが S-63 暗号化データセットを読み取るように構成されている場合、S-63 の user-permit.txt ファイルをバックアップの controlfiles フォルダーから新しい controlfiles フォルダーにコピーします。
- *.senc ファイルを <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice\sencs から削除します。 アップグレード後に *.senc ファイルを再構築する必要があります。 これらのファイルを削除すると、作成のパフォーマンスが大幅に向上します。
- Maritime Chart サービス機能が構成されている各マップ サービスについて、ステップ 1 〜 8 を繰り返します。
- https://localhost:6443/arcgis/admin を開いて、管理者としてログインします。
- [アップロード] をクリックします。
- [アップロード] をクリックします。
- [ファイルの選択] をクリックして、<ArcGIS Server インストール ドライブ>\MaritimeServer\Server<version>\Bin にある MaritimeService.soe ファイルを参照します。
- [アップロード] をクリックし、サイトに SOE を追加します。
- 更新手順で使用する [アイテム ID] をコピーします。
- [ホーム] をクリックします。
- [サービス] をクリックします。
- [タイプ] をクリックします。
- [エクステンション] をクリックします。
- [更新] をクリックして、[アイテム ID] を貼り付けます。
- [更新] をクリックします。
- ArcGIS Server Manager (https://localhost:6443/arcgis/manager) に移動します。
- [サービス] をクリックします。
- Maritime Chart サービスを有効にするマップ サービスをクリックします。
- [ケーパビリティ] をクリックします。
- datasetsDirectory、controlFilesDirectory、および workingDirectory プロパティが正しい場所を指し示していることを確認します。 これらのプロパティの詳細については、「Maritime Chart サービスのプロパティの設定」の「Maritime Chart サービス機能のプロパティの変更」セクションをご参照ください。
- [保存して再起動] をクリックすると、Maritime Chart サービスが利用できるようになります。
- sencs フォルダー内の *.senc ファイルが最新であることを確認し、Maritime Chart サービス機能がマップ サービスで適切に機能していることを確認します。
- Maritime Chart サービス機能が構成されている各マップ サービスについて、ステップ 22 〜 28 を繰り返します。
Maritime Server の PoD (Products on Demand)
これらのステップは、既存の Maritime PoD 配置に対してのみ必要です。 新規に配置する場合は、「Maritime PoD の配置」の手順に従います。
- Maritime Chart サービスがアップグレードされていることを確認します。上記の Maritime Chart サービスの手順をご参照ください。
- <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\productsondemand にある productsondemand フォルダーをバックアップします。
- このパッチで <ArcGIS Server インストール ドライブ>\MaritimeServer\Server<バージョン>\ にインストールされた productsondemand フォルダーを <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\ にコピーします。
- バックアップ フォルダー内の productsondemand ファイルに加えられた変更を、新しい productsondemand フォルダーにマージします。 このフォルダーには、レイアウト テンプレートなどが含まれています。
Maritime Server: Products on Demand における Utilities.py ファイルの更新
- 通常 <ArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\productsondemand\Tools にある Utilities.py ファイルを参照します。 このパスは、productsondemand が配置される shared_products_path です。
- 次の変数を編集します。
-
- shared_products_path および output_directory: デフォルト設定を使用していない場合は、コンピューター名、ドメイン、およびパスを更新します。
- output_url: テストの場合のみ localhost を使用します。それ以外の場合でデフォルト設定を使用していない場合は、コンピューター名、ドメイン、およびパスを更新します。
- 更新内容を保存します。
- Calculator サービスについては、Utilities.py ファイルを&ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\arcgissystem\arcgisinput\POD\Calculators.GPServer\extracted\v101\tools にコピーします。
- Gateway サービスの場合、Utilities.py ファイルを&ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\arcgissystem\arcgisinput\POD\Gateway.GPServer\extracted\v101\tools にコピーします。
- ArcGIS Server Manager で [サービス] をクリックし、[サービスの管理] を選択します。
- [フォルダー] をクリックし、[PoD] を選択します。
- Calculator および Gateway ジオプロセシング サービスを再起動します。
Maritime Server: Products on Demand の Web アプリケーションの構成
前提条件:
- レイアウト テンプレートが更新されていること。
- Maritime Chart サービスを有効にした、新しいマップ サービスが更新または公開されていること。
- Utilities.py ファイルが更新され、Calculator および Gateway ジオプロセシング サービスが再起動されていること。
- PoD の Web アプリケーション フォルダーをバックアップ場所に移動します。 IIS の場合、C:\inetpub\wwwroot\pod フォルダーになります。
- IIS を使用して Web アプリケーションを配置する場合は、<ArcGIS Server インストール ドライブ>\MaritimeServer\Server\WebApplications に移動し、pod フォルダーを C:\inetpub\wwwroot にコピーします。
- フォルダーの名前を pod に変更することもできます。 フォルダー名は、ユーザーが Web 上でアクセスするアプリケーションの名前になります。
- バックアップの PoD Web アプリケーションに加えた変更を、新しい PoD Web アプリケーションに統合します。
- pod\js にある podconfig.js ファイルを、公開済みの POD サービスで編集します。
-
- serviceURL を「サービス定義ファイルの公開」のステップ 2 で作成した場所に更新します。 デフォルトを使用した場合、パスは http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/POD になります。
- PoD Web アプリケーションが表示する際に使用する MCSURL パスを、レイアウト テンプレートで使用されているマップ サービスのパスに更新します。 デフォルトの場所は、http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/SampleWorldCities/MapServer/exts/MaritimeChartService/MapServer です。 レイアウト テンプレート WMS サービスは、印刷サービスがチャートのエクスポート データを作成するために使用されます。
- BasemapWithMCS 変数を変更して、Esri Ocean Basemap のベースマップを変更することもできます。
- 変更を podconfig.js ファイルに保存します。
- これで、http://<サーバー>/<Web アプリケーション名> にアクセスして、Products on Demand を使用する準備が整いました。
このパッチで対処される機能改善および問題
- ArcGIS for Aviation
- Git980: Change Reporter が抽出クエリを満たさない一部フィーチャについて、変更を報告しています。
ArcGIS for Maritime: Bathymetry- TFS126476: 特定のデータ条件に対し、Export Points GP ツールが失敗することがあります。
ArcGIS for Maritime: Charting- TFS125841: 無効な重複 LNAM が存在する場合、S-57 Exporter が失敗します。
- TFS125845: 編集セッション外でのリレーションシップ マネージャーのコレクションの選択を修正します。
- TFS125860: 親コレクションに対して選択された唯一のアイテムがネストされたコレクションである場合、リレーションシップ マネージャーがネストされたコレクションを選択しません。
- TFS125886: エクスポートされた S-57 ベース セルで、SG3D の順番が不正になっています。
- TFS126099: S-57 エクスポーターが、矩形セルで「カバレッジなし」フィーチャを不正に生成します。
- TFS126284: S-52 のシンボル更新が、AML (CLB) スキーマで失敗します。
- BUG-000132885: Export Nautical Product コマンドを使用して Geotiff エクスポートを行う際、データが正常に配置されません。
- TFS126139: ENC 編集レイヤー ファイルの初期リリース。
- TFS125884: ヨーロッパの設定向けに INT-1 レイヤー ファイルを更新。
- TFS126530: Soundings フォント向けに INT-1 レイヤー ファイルを更新。
- TFS126606:「すべての削除を追跡」は、PLTS_NAUTICAL_DELETES テーブルの削除を追跡してはなりません。
- TFS126623: INT-1 レイヤー ファイルのフィルター設定を括弧で囲みます。
ArcGIS for Maritime: Server- BUG-000131938: Mercator_Variant_C を使用する際、データが正常に配置されません。
- TFS125934: 更新用の mcstpk プロジェクト ファイルに表示パラメーターが保存されません。
- ENH-000133518: mcstpk が生成した *.tpk ファイルを ArcMap または ArcGIS Pro で表示できません。
- TFS125964: mcstpk アプリケーション アイコンを更新。
Esri Defense Mapping
Desktop- GIT1430: ICM Number GNF が IDN フィールドの順番を適切に処理しない。
- GIT1462: ICM Streets Index Graphic が正しく入力されない。
Desktop および Server- Git1515: Map Index データベースを新しいインデックス フィーチャで更新。
- Git1517 : [スプリット フィーチャ (Split Features)] ジオプロセシング ツールが失敗し、「処理中にエラーが発生しました」メッセージが表示されます。
- Git1546: 一部のフィーチャ タイプで TDS 7 シンボルの問題が発生します。
- Git1586: マップ テンプレートの制限付き配布メモを更新。
- Git1599: Offshore VO Helipad シンボルを TM.style に追加。
Esri Production Mapping
Desktop および Server- Git1535: ArcMap の GlobalID フィールドで、自己交差の削除が失敗します。
Desktop- Git1547: fGDB で相互参照の作成ツールが動作しません。
- Git1548: fGDB で整合チェックのプリロード ツールが動作しません。
- Git1589: fGDB 相互参照で ArcCatalog データ ローダー ツールが動作しません。
パッチの更新
追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされている製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
お問い合わせ
このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。
Download ID:7827
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