Patches and updates

Mapping and Charting Solutions 10.7.1 Patch 6 (Desktop、Server)

Published: May 28, 2020

概要

このパッチは、ArcGIS for Aviation (Desktop)、ArcGIS for Maritime: Bathymetry (Desktop)、ArcGIS for Maritime: Charting (Desktop)、ArcGIS for Maritime: Server、Esri Defense Mapping for (Desktop、Server)、および Esri Production Mapping for (Desktop、Server) を含む Mapping and Charting Solutions の汎用累積メンテナンス パッチです。 なるべく早く、このパッチをダウンロードおよびインストールしてください。

説明

Mapping and Charting Solutions とともに以下のソリューションをお使いのお客様には、最高品質のサービスをご利用いただくために、このパッチをダウンロードおよびインストールすることをお勧めしています。

  • ArcGIS for Aviation
  • ArcGIS for Maritime: Bathymetry
  • ArcGIS for Maritime: Charting
  • ArcGIS for Maritime: Server
  • Esri Defense Mapping
  • Esri Production Mapping
注意: このパッチは、以前リリースされた Mapping and Charting Solutions 10.7.1 のパッチおよびホット フィックスから構成される累積パッチです。

インストール

  1. Windows 管理者アカウントでログインします。
  2. Mapping and Charting Solutions ファイルを選択およびダウンロードします。
  3.   チェックサム (Md5)
    Desktop MappingandCharting1071Patch6.msp 135a2cea3de49fba3737c0da5a2bd301
    Server MappingandChartingServer1071Patch6.msp 7fcb209e33027cc56be4046246398894
  4. MSP ファイルをダブルクリックして、インストール手順を開始します。
  5. セットアップ プログラムが起動したら、画面に表示される手順に従います。

ArcGIS for Maritime: Server、追加のインストール手順:

注意: PoD を配置していて、少なくとも 10.7.1 Patch 2 以降を配置している場合、このパッチには PoD の再配置が必要な更新はありません。

Maritime Chart サービス

  1. https://localhost:6443/arcgis/manager を開いて、ArcGIS Server Manager にログインします。
  2. [サービス] をクリックします。
  3. Maritime Chart サービス機能が構成されたマップ サービスを停止します。
  4. controlfiles フォルダーを &ltArcGIS Server installation drive>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice\controlfiles からバックアップ場所に移動します。
  5. 新しい controlfiles フォルダーを &ltArcGIS Server インストール ドライブ>\MaritimeServer\Server&ltversion>\maritimechartservice から &ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice にコピーします。
  6. 古い制御ファイルを変更した場合は、新しい制御ファイルも同様に変更する必要があります。 バックアップ制御ファイルを使用して、新しい制御ファイルに変更を統合することができます。 例としては、座標系と AutoCellUpdate 設定が挙げられます。
  7. マップ サービスが S-63 暗号化データセットを読み取るように構成されている場合、S-63 の user-permit.txt ファイルをバックアップの controlfiles フォルダーから新しい controlfiles フォルダーにコピーします。
  8. *.senc ファイルを &ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\maritimechartservice\sencs から削除します。 アップグレード後に *.senc ファイルを再構築する必要があります。 これらのファイルを削除すると、作成のパフォーマンスが大幅に向上します。
  9. Maritime Chart サービス機能が構成されている各マップ サービスについて、ステップ 1 〜 8 を繰り返します。
  10. https://localhost:6443/arcgis/admin を開いて、管理者としてログインします。
  11. [アップロード] をクリックします。
  12. [アップロード] をクリックします。
  13. [ファイルの選択] をクリックして、&ltArcGIS Server インストール ドライブ>\MaritimeServer\Server&ltversion>\Bin にある MaritimeService.soe ファイルを参照します。
  14. [アップロード] をクリックし、サイトに SOE を追加します。
  15. 更新手順で使用する [アイテム ID] をコピーします。
  16. [ホーム] をクリックします。
  17. [サービス] をクリックします。
  18. [タイプ] をクリックします。
  19. [エクステンション] をクリックします。
  20. [更新] をクリックして、[アイテム ID] を貼り付けます。
  21. [更新] をクリックします。
  22. ArcGIS Server Manager (https://localhost:6443/arcgis/manager) に移動します。
  23. [サービス] をクリックします。
  24. Maritime Chart サービスを有効にするマップ サービスをクリックします。
  25. [ケーパビリティ] をクリックします。
  26. datasetsDirectory、controlFilesDirectory、および workingDirectory プロパティが正しい場所を指し示していることを確認します。 これらのプロパティの詳細については、「Maritime Chart サービスのプロパティの設定」の「Maritime Chart サービス機能のプロパティの変更」セクションをご参照ください。
  27. [保存して再起動] をクリックすると、Maritime Chart サービスが利用できるようになります。
  28. sencs フォルダー内の *.senc ファイルが最新であることを確認し、Maritime Chart サービス機能がマップ サービスで適切に機能していることを確認します。
  29. Maritime Chart サービス機能が構成されている各マップ サービスについて、ステップ 22 〜 28 を繰り返します。

Maritime Server の PoD (Products on Demand)
これらのステップは、既存の Maritime PoD 配置に対してのみ必要です。 新規に配置する場合は、「Maritime PoD の配置」の手順に従います。

  1. Maritime Chart サービスがアップグレードされていることを確認します。上記の Maritime Chart サービスの手順をご参照ください。
  2. &ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\productsondemand にある productsondemand フォルダーをバックアップします。
  3. このパッチで &ltArcGIS Server インストール ドライブ>\MaritimeServer\Server&ltバージョン>\ にインストールされた productsondemand フォルダーを &ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\ にコピーします。
  4. バックアップ フォルダー内の productsondemand ファイルに加えられた変更を、新しい productsondemand フォルダーにマージします。 このフォルダーには、レイアウト テンプレートなどが含まれています。

Maritime Server: Products on Demand における Utilities.py ファイルの更新

  1. 通常 &ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\maritimeserver\productsondemand\Tools にある Utilities.py ファイルを参照します。 このパスは、productsondemand が配置される shared_products_path です。
  2. 次の変数を編集します。
    • shared_products_path および output_directory: デフォルト設定を使用していない場合は、コンピューター名、ドメイン、およびパスを更新します。
    • output_url: テストの場合のみ localhost を使用します。それ以外の場合でデフォルト設定を使用していない場合は、コンピューター名、ドメイン、およびパスを更新します。
  3. 更新内容を保存します。
  4. Calculator サービスについては、Utilities.py ファイルを&ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\arcgissystem\arcgisinput\POD\Calculators.GPServer\extracted\v101\tools にコピーします。
  5. Gateway サービスの場合、Utilities.py ファイルを&ltArcGIS Server インストール ドライブ>\arcgisserver\directories\arcgissystem\arcgisinput\POD\Gateway.GPServer\extracted\v101\tools にコピーします。
  6. ArcGIS Server Manager で [サービス] をクリックし、[サービスの管理] を選択します。
  7. [フォルダー] をクリックし、[PoD] を選択します。
  8. Calculator および Gateway ジオプロセシング サービスを再起動します。

Maritime Server: Products on Demand の Web アプリケーションの構成
前提条件:

  • レイアウト テンプレートが更新されていること。
  • Maritime Chart サービスを有効にした、新しいマップ サービスが更新または公開されていること。
  • Utilities.py ファイルが更新され、Calculator および Gateway ジオプロセシング サービスが再起動されていること。
  1. PoD の Web アプリケーション フォルダーをバックアップ場所に移動します。 IIS の場合、C:\inetpub\wwwroot\pod フォルダーになります。
  2. IIS を使用して Web アプリケーションを配置する場合は、&ltArcGIS Server インストール ドライブ&gt\MaritimeServer\Server\WebApplications に移動し、pod フォルダーを C:\inetpub\wwwroot にコピーします。
  3. フォルダーの名前を pod に変更することもできます。 フォルダー名は、ユーザーが Web 上でアクセスするアプリケーションの名前になります。
  4. バックアップの PoD Web アプリケーションに加えた変更を、新しい PoD Web アプリケーションに統合します。
  5. pod\js にある podconfig.js ファイルを、公開済みの POD サービスで編集します。
    • serviceURL を「サービス定義ファイルの公開」のステップ 2 で作成した場所に更新します。 デフォルトを使用した場合、パスは http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/POD になります。
    • PoD Web アプリケーションが表示する際に使用する MCSURL パスを、レイアウト テンプレートで使用されているマップ サービスのパスに更新します。 デフォルトの場所は、http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/SampleWorldCities/MapServer/exts/MaritimeChartService/MapServer です。 レイアウト テンプレート WMS サービスは、印刷サービスがチャートのエクスポート データを作成するために使用されます。
    • BasemapWithMCS 変数を変更して、Esri Ocean Basemap のベースマップを変更することもできます。
  6. 変更を podconfig.js ファイルに保存します。
  7. これで、http://&ltサーバー>/&ltWeb アプリケーション名> にアクセスして、Products on Demand を使用する準備が整いました。

このパッチで対処される機能改善および問題

  • ArcGIS for Aviation
  • 追加の更新はありません。

  • ArcGIS for Maritime: Bathymetry
  • 追加の更新はありません。

  • ArcGIS for Maritime: Charting
  • TFS124943: S-57 エクスポーターで必要に応じて M_COVR CATCOV=2 (カバレッジなし) を自動的に生成する必要がある。
  • TFS125120: S-57 エクスポーターが順番が整っていないレコードを生成し、測深を変更してポイント フィーチャを挿入/削除する。
  • TFS125517: レイヤーの名前が変更されると、Advanced SQL Calculator が結果を返さない。
  • TFS125525: Advanced SQL Calculator によって [削除] ボタンが無効になる。

  • ArcGIS for Maritime: Server
  • 追加の更新はありません。

  • Esri Defense Mapping
    Desktop
  • GIT1430: ICM Number GNF が IDN フィールドの順番を適切に処理しない。
  • GIT1462: ICM Streets Index Graphic が正しく入力されない。

  • Desktop および Server
  • GIT211: 予備の凡例項目を TM と MTM の各マップ テンプレートに追加。
  • GIT685: TM と JOG の各マップ製品用の滑走路と緩衝地帯のシンボルを更新。
  • GIT1246: [Geonames から GDB (Geonames to GDB)] ツールで日付フィールドに問題がある。
  • GIT1393: ArcMap TM と MTM Template MXD で道路シンボルの結合とマージを有効化。
  • GIT1398: バックグラウンド処理が有効になっていると、Python の CreateRapidGraphic の実行に失敗する。
  • BUG-000129932: Product On Demand から zip パッケージとしてエクスポートすると、標高ガイド バーが適切にリソースを供給しない。
  • GIT1442: [MGCP メタデータのインポート (Import MGCP Metadata)] ジオプロセシング ツールの実行に失敗する。
  • GIT1454: バックグラウンド処理が有効になっていると、[Geonames から GDB (Geonames to GDB)] ツールが失敗する。

  • Esri Production Mapping
    Desktop および Server
  • 追加の更新はありません。

パッチの更新

追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法

どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされている製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

お問い合わせ

このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。



Download ID:7803

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