Patches and updates
ArcGIS Server 10.8.1 Geoprocessing Service Orphaned Process Patch
概要
説明
Esri® から、ArcGIS Server 10.8.1 Geoprocessing Service Orphaned Process Patch についてお知らせします。 特定のシナリオで、サービスに設定されたタイムアウトを超過してジョブを実行しているジオプロセシング サービスが、完了後にプロセスのアンロードに失敗することがあります。 これにより、メモリを消費する孤立したプロセスが残ってしまい、コンピューターが再起動されるまでクリーンアップされません。 すぐに使用できる印刷サービスとカスタム印刷サービスの両方を含むジオプロセシングに使用される ArcGIS Server サイト内のすべてのコンピューターに、このパッチをインストールすることをお勧めします。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
このパッチで対処される問題
- BUG-000134547 - 印刷サービスなどの ArcGIS Server ジオプロセシング サービスで、プロセスが孤立したままになり、メモリ使用量が多くなることがあります。
Windows でのこのパッチのインストール
インストール手順:
このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
-
ArcGIS 10.8.1 チェックサム (Md5) ArcGIS Server ArcGIS-1081-S-GSOP-Patch.msp 152EA48A7EA221D6708C44127190BE23 - ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
- ArcGIS-1081-S-GSOP-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-1081-S-GSOP-Patch.msp
Linux でのこのパッチのインストール
インストール手順:
ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。 このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
ArcGIS 10.8.1 チェックサム (Md5) ArcGIS Server ArcGIS-1081-S-GSOP-Patch-linux.tar 780CA720456E49D75385EFD11D3106E6 - ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。
- 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。
% tar -xvf ArcGIS-1081-S-GSOP-Patch-linux.tar
- 以下のように入力して、インストールを開始します。
% ./applypatch
これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。
Windows でのこのパッチのアンインストール
Linux でのこのパッチのアンインストール
./removepatch.sh
この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 -q フラグを使用すると、インストールされた日付の新しいものから順にパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。
パッチの更新
追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
お問い合わせ
このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。
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