Patches and updates
ArcGIS Server 10.7.1 Map Services Drawing Patch
概要
説明
Esri® から、ArcGIS Server 10.7.1 Map Services Drawing Patch についてお知らせします。 このパッチは、一部のクライアントで、ArcGIS Pro から公開されたマップ サービスが正常に描画されない複数の問題に対処します。 この問題は、マップ サービスの検索を行い、PBF 形式の出力を要求するリクエストにおいて発生します。 この動作が発生するクライアントには、Enterprise ポータルの Map Viewer や、ArcGIS API for JavaScript の新しいバージョンで構築された、PBF 出力をサポートするその他のアプリケーションが含まれます。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
このパッチで対処される問題
- BUG-000125323 - ArcGIS Pro から公開され、レイヤー URL を使用して Map Viewer に追加されたマップ サービスが、フィーチャが最大レコード数を超過していないにもかかわらず「レイヤーは完全に描画されませんでした」というエラーを返します。
- BUG-000124769 - ArcGIS Pro から ArcGIS Server に公開されたマップ サービスでは、検索操作の出力に PBF (プロトコル バッファー) が求められるとき、ジオメトリがドロップされている場合があります。
Windows でのこのパッチのインストール
インストール手順:
このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
-
ArcGIS 10.7.1 チェックサム (Md5) ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-MSD-Patch.msp 4D5EBF1B64C8C2E60B2856751E79A710 - ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
- ArcGIS-<バージョン>-S-MSD-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-<バージョン>-S-MSD-Patch.msp
Linux でのこのパッチのインストール
インストール手順:
ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。 このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
ArcGIS 10.7.1 チェックサム (Md5) ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-MSD-Patch-linux.tar 29918F8CD244ED2F9967ED7F644C4586 - ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。
- 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。
% tar -xvf ArcGIS-<バージョン>-S-MSD-Patch-linux.tar
- 以下のように入力して、インストールを開始します。
% ./applypatch
これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。
Windows でのこのパッチのアンインストール
Linux でのこのパッチのアンインストール
10.7 以降でこのパッチを削除するには、<製品のインストール ディレクトリ>/.Setup/qfe フォルダーに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。
./removepatch.sh
この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 -q フラグを使用すると、インストールされた日付の新しいものから順にパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。
パッチの更新
追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
お問い合わせ
このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。
Download ID:7756
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