Patches and updates
ArcGIS Server 10.7.1 General Geocoding Patch
概要
説明
Esri® から、ArcGIS Server 10.7.1 General Geocoding Patch についてお知らせします。 ArcGIS Pro で [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールを使用してロケーターを作成し、ArcGIS Server で公開している場合に、このパッチは、このようなタイプのロケーターに関連した制限を解決します。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
このパッチで対処される問題
- BUG-000123014 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成したロケーターを使用している際、ジオコーディング結果が不適切な状態で一致することがあります。
- BUG-000123013 - ジオコード ラベルが [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成されたロケーターの参照データからマッピングされていない場合でも、ロケーターの構築に使用された国を返します。
- BUG-000123012 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成されたロケーターで、番地がハイフンで区切られた住所が正しく照合されません。
- BUG-000122982 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成したロケーターとプロパティを含むバッチジオコーディングを、ArcGIS Pro の [ロケーター プロパティ] ダイアログから保存すると、ジオコード結果のカスタム出力フィールドが欠落し、クラッシュします。
- BUG-000122979 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールを使用して構築されたロケーターを含むコンポジット ロケーターを使用すると、候補を選択しても結果が返されません。
Windows でのこのパッチのインストール
インストール手順:
このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
-
ArcGIS 10.7.1 チェックサム (Md5) ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-GG-Patch.msp 14898B4DE3507E8ACC80E54AFA7DD00B - ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
- ArcGIS-1071-S-GG-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-1071-S-GG-Patch.msp
Linux でのこのパッチのインストール
インストール手順:
ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。 このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。
パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
ArcGIS 10.7.1 チェックサム (Md5) ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-GG-Patch-linux.tar B4AB3130380AC10CBED0BB9EBF4D1A0D - ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。
- 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。
% tar -xvf ArcGIS-1071-S-GG-Patch-linux.tar
- 以下のように入力して、インストールを開始します。
% ./applypatch
これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。
Windows でのこのパッチのアンインストール
Linux でのこのパッチのアンインストール
./removepatch.sh
この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 -q フラグを使用すると、インストールされた日付の新しいものから順にパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。
パッチの更新
追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
お問い合わせ
このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。
Download ID:7718
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