Patches and updates

ArcGIS Server 10.7.1 General Geocoding Patch

Published: June 28, 2019

概要

ArcGIS Pro で [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールを使用してロケーターを作成し、ArcGIS Server で公開している場合に、このパッチは、このようなタイプのロケーターに関連した制限を解決します。

説明

Esri® から、ArcGIS Server 10.7.1 General Geocoding Patch についてお知らせします。 ArcGIS Pro で [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールを使用してロケーターを作成し、ArcGIS Server で公開している場合に、このパッチは、このようなタイプのロケーターに関連した制限を解決します。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。


このパッチで対処される問題


  • BUG-000123014 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成したロケーターを使用している際、ジオコーディング結果が不適切な状態で一致することがあります。
  • BUG-000123013 - ジオコード ラベルが [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成されたロケーターの参照データからマッピングされていない場合でも、ロケーターの構築に使用された国を返します。
  • BUG-000123012 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成されたロケーターで、番地がハイフンで区切られた住所が正しく照合されません。
  • BUG-000122982 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールで作成したロケーターとプロパティを含むバッチジオコーディングを、ArcGIS Pro の [ロケーター プロパティ] ダイアログから保存すると、ジオコード結果のカスタム出力フィールドが欠落し、クラッシュします。
  • BUG-000122979 - [ロケーターの作成 (Create Locator)] ジオプロセシング ツールを使用して構築されたロケーターを含むコンポジット ロケーターを使用すると、候補を選択しても結果が返されません。

Windows でのこのパッチのインストール


インストール手順:


このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。

パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。

  2. ArcGIS 10.7.1   チェックサム (Md5)
         
        ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-GG-Patch.msp 14898B4DE3507E8ACC80E54AFA7DD00B
         

  3. ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。

  4. ArcGIS-1071-S-GG-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。

    注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。

    msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-1071-S-GG-Patch.msp


Linux でのこのパッチのインストール


インストール手順:


ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限を持つユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。 このパッチは、ArcGIS Server サイトに関連するすべての ArcGIS Server 製品にインストールする必要があります。

パッチをインストールするには、この表にリストされた ArcGIS 製品がシステムに事前にインストールされている必要があります。 それぞれのパッチ セットアップはリストの ArcGIS 製品のみを対象としています。 どの製品がシステムにインストールされているかを確認するには、「インストールされている ArcGIS 製品の識別方法」をご参照ください。 ご使用のシステムにインストール済みの製品ごとにパッチをインストールすることをお勧めします。

  1. 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。


    ArcGIS 10.7.1   チェックサム (Md5)
         
        ArcGIS Server ArcGIS-1071-S-GG-Patch-linux.tar B4AB3130380AC10CBED0BB9EBF4D1A0D
         

  2. ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。

  3. 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。

    % tar -xvf ArcGIS-1071-S-GG-Patch-linux.tar

  4. 以下のように入力して、インストールを開始します。

    % ./applypatch

    これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択内容は括弧 ( ) 内に記されます。 インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。

Windows でのこのパッチのアンインストール


Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。

Linux でのこのパッチのアンインストール


Linux でのアンインストールは、バージョン 10.5.1 以降でのみ使用できます。 これらは、10.7 以降に固有の手順です。 このパッチを削除するには、<製品のインストール ディレクトリ>/.Setup/qfe フォルダーに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール所有者として実行します。


./removepatch.sh

この removepatch.sh スクリプトを使用すると、以前にインストールされたパッチやホット フィックスをアンインストールできます。 インストール済みのパッチまたはホット フィックスについての日付順のリストを表示するには -s ステータス フラグを使用します。 -q フラグを使用すると、インストールされた日付の新しいものから順にパッチまたはホット フィックスを削除できます。 使用方法のヘルプを表示するには「removepatch -h」と入力します。

パッチの更新

追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。

インストールされている ArcGIS 製品の識別方法

どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。

お問い合わせ

このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。



Download ID:7718

Get help from ArcGIS experts

Contact technical support

Download the Esri Support App

Go to download options