Patches and updates
ArcGIS (Desktop、Engine、Server) 10.6 File Deletion and Lookup Patch
概要
説明
Esri® から、ArcGIS (Desktop、Engine、Server) 10.6 File Deletion and Lookup Patch についてお知らせします。 このパッチは、Spatial Analyst ツールの組み合わせを実行したときに発生するファイル削除の問題に対処します。 また、Spatial Analyst ルックアップ ツールを実行したときに作成される不正な結果も解決します。 このパッチがないと、システムからファイルが削除され、Lookup ツールから不正な結果が返されます。 具体的には、このパッチは「このパッチで対処される問題」の下に示された問題に対処します。
このパッチで対処される問題
- BUG-000113996 - 一連のジオプロセシング ツールを実行すると、ファイルが削除されます。
- BUG-000113470 - 入力がファイル ジオデータベース ラスター データセット、ルックアップ フィールドが文字列または短整数タイプ、出力形式が Esri GRID 以外の場合、Lookup ツールは空の結果を生成します。
- BUG-000114319 - ルックアップ (Spatial Analyst) ツールを実行すると、ルックアップ フィールドが複数の値を持つのに対して、出力ラスターは 1 つの値だけを持ちます。
Windows でのこのパッチのインストール
インストール手順:
このパッチをインストールする前に、ArcGIS Desktop、Engine、または Server をインストールする必要があります。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
-
ArcGIS 10.6 チェックサム (Md5) ArcGIS Background Geoprocessing
64-bit for DesktopArcGIS-106-BGDT-FDL-Patch.msp B42376D8E9C7E4B174787BD0183DE757 ArcGIS Background Geoprocessing
64-bit for EngineArcGIS-106-BGE-FDL-Patch.msp 16C5D1B4C5B769B3AD0066B724CE70FA ArcGIS Desktop ArcGIS-106-DT-FDL-Patch.msp 51EA07FF233794B39C38B8C98DB9C6A5 ArcGIS Engine ArcGIS-106-E-FDL-Patch.msp 1217C341D255A49ED0347A7E72941539 ArcGIS Server ArcGIS-106-S-FDL-Patch.msp 2CF156362E6D48E6A2E3E6427E9BAFE7 - ArcGIS のインストール場所に対して書き込み権限があることを確認します。
- ArcGIS-106-<製品>-FDL-Patch.msp をダブルクリックしてセットアップ処理を開始します。
注意: MSP ファイルをダブルクリックしてもセットアップのインストールが開始されない場合は、次のコマンドを使用して手動でセットアップのインストールを開始することができます。
msiexec.exe /p [パッチの場所]\ArcGIS-106-<製品>-FDL-Patch.msp
Linux でのこのパッチのインストール
インストール手順:
ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして、以下のインストール手順を実施します。 インストール権限をもつユーザーは、arcgis フォルダーの所有者です。
このパッチをインストールする前に、ArcGIS Server をインストールする必要があります。
- 適切なファイルを ArcGIS のインストール場所以外の場所にダウンロードします。
ArcGIS 10.6 チェックサム (Md5) ArcGIS Server ArcGIS-106-S-FDL-Patch-linux.tar 9C7486CD2B1D45291DD2DEE93100BFA0 - ArcGIS のインストール場所への書き込み権限があり、他のユーザーが ArcGIS を使用していないことを確認します。
- 以下のように入力して、指定した tar ファイルを抽出します。
% tar -xvf ArcGIS-106-S-FDL-Patch-linux.tar
- 以下のように入力して、インストールを開始します。
% ./applypatch
これによって、メニュー方式のインストール手順のダイアログが起動します。 デフォルトの選択が括弧内に示されています。インストール手順を終了する場合は、「q」を入力するといつでも終了できます。
Windows でのこのパッチのアンインストール
- Windows でこのパッチをアンインストールするには、Windows の [コントロール パネル] を開き、インストールされているプログラムに移動します。 [インストールされた更新プログラムを表示] ([プログラムと機能] ダイアログの左上) がアクティブであることを確認します。 プログラム一覧からパッチ名を選択し、[アンインストール] をクリックしてパッチを削除します。
Linux でのこのパッチのアンインストール
- このパッチを削除するには、/tmp ディレクトリに移動し、次のスクリプトを ArcGIS インストール権限を持つユーザーとして実行します。
./patchremove
注意: 直前にインストールされたパッチのみを削除できます。
- ArcGIS Server サービスを再起動します。
パッチの更新
追加のパッチがリリースされていないか、パッチおよびサービス パックのページを定期的に確認してください。 このパッチについての新しい情報が、このページに掲載されます。
インストールされている ArcGIS 製品の識別方法
どの ArcGIS 製品がインストールされているかを確認するには、ご利用の環境にあった適切なバージョンの PatchFinder ユーティリティを選択して、ローカル コンピューターから実行します。 PatchFinder には、ローカル コンピューターにインストールされているすべての製品、ホット フィックス、およびパッチが表示されます。
お問い合わせ
このパッチのインストールで問題が発生したときは、米国内の場合は Esri のテクニカル サポート (1-888-377-4575) までお問い合わせください。 米国外の場合は、お住まいの地域の Esri ソフトウェア販売代理店にお問い合わせください。
Download ID:7626
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