方法
ArcGIS Pro の [コンテンツ] ウィンドウでは、レイヤーを名前またはタイプで並べ替えることができます。デフォルトでは、レイヤーはタイプ別に並べられています。
コンテンツ ウィンドウのレイヤーは、名前のアルファベット順に並べ替えることができます。 ただし、レイヤーをアルファベット順に並べ替えると、ジオメトリ タイプ、操作レイヤー、および参照ベースマップ/標高レイヤー タイプ別の並び順がオーバーライドされます。 これによって、マップ ビューに意図しない変更が加えられることがあるため、その理由を理解し、変更を元に戻す方法を把握しておくことが重要です。
たとえば、[コンテンツ] ウィンドウのレイヤーがアルファベット順で並べ替えられると、ポイント レイヤー、ライン レイヤー、ポリゴン レイヤーはジオメトリ タイプや操作/参照レイヤー タイプ別にグループ化されなくなります。
さらに、レイヤーがマップに表示される方法も変わります。アルファベット順に並べ替えることでポイント レイヤーがポリゴン レイヤーの下に配置されたり、操作レイヤーがベースマップ レイヤーの下に配置されたりすることがあるためです。
例 1: タイプ別の並べ替え
以下に、ポイント レイヤー (米国の都市)、ライン レイヤー (米国の州間高速道路)、ポリゴン レイヤー (米国の州) のジオメトリ別に並べ、同じジオメトリをグループ化した操作レイヤーを表示した北米のマップを示します。 参照ベースマップ レイヤーは、操作レイヤーの下に配置されています。 したがって、すべてのデータが表示されている状態です。
例 2: 名前別の並べ替え
以下に示す ArcGIS Pro ワークスペースの図では、レイヤーをアルファベット順に並べ替えています。この場合、操作レイヤーがベースマップ レイヤーの下に配置されることがあります。 この並べ替え方法では、同じジオメトリのレイヤーが一緒にグループ化されるとは限らず、また、ジオメトリ タイプがポイント、ライン、ポリゴンの順番になるとも限りません。都市、高速道路、州の境界を表すポイント、ライン、ポリゴンのデータが、ベースマップの下に隠れることもあります。
ArcGIS Pro の [コンテンツ] ウィンドウで、レイヤーを名前のアルファベット順に並べ替えるには、次の手順に従います。
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