ArcGIS Data Store の backupdatastore ユーティリティを実行できない

説明

backupdatastore ユーティリティを使ってリレーショナル データ ストア、タイル キャッシュ データ ストア、またはビッグ データ ストアなどのデータ ストアを手動でバックアップしようとすると失敗します。

原因

データ ストアのバックアップ場所が指定されていないか、正しく構成されていません。

解決策または対処法

以下の手順に従って、データ ストアのバックアップ場所を構成します。

1. 管理者として Windows のコマンド プロンプトを実行します。
2. 次のコマンドを使用して、ArcGIS Data Store のユーティリティ フォルダーに移動します。

cd <ArcGIS Data Store のインストール ディレクトリ>\DataStore\tools

3. configurebackuplocation コマンド ユーティリティを実行して、バックアップ フォルダー パスを指定します。 詳細については、「Portal for ArcGIS: ArcGIS Data Store コマンド ユーティリティ リファレンス - configurebackuplocation」をご参照ください。

configurebackuplocation --operation change --store relational|tileCache|spatiotemporal --location <バックアップ場所>

4. [Do you wish to continue (Yes or No)?] が表示されたら、Yes と入力して Enter キーを押します。

バックアップ場所が構成され、backupdatastore ユーティリティを使って手動バックアップができるようになります。