トランザクション ログが Portal for ArcGIS の walarchive フォルダーに保持される

説明

Portal for ArcGIS を操作するときに、トランザクション ログが、C:\arcgisportal\backups にある walarchive フォルダーに保持されて蓄積されます。 これが、貴重なディスク容量を大量に占有することによって、コンピューターのリソースの不必要な浪費を引き起こすことがあります。

原因

デフォルトでは、ポータルの増分バックアップを作成できるように、増分トランザクション ログが walarchive フォルダーに格納されます。 初期設定で、このサブディレクトリのサイズは 5 GB に制限されています。 webgisdr バックアップ ツールが実行されると、5 GB の制限が削除されて、新しいトランザクション ログが生成され、次回 webgisdr バックアップ ツールが実行されるまで、フォルダーに保存されます。

解決策または対処法

webgisdr ツールを実行すると、トランザクション ログが消去されます。

トランザクション ログが walarchive フォルダーに蓄積されるのを防ぐには、webgisdr ツールを定期的に実行します。 詳細およびこのツールを実行する手順については、「Portal for ArcGIS: ArcGIS Enterprise バックアップの作成」をご参照ください。