凡例のテキスト項目が ArcGIS Pro で部分的に表示される

説明

凡例をレイアウトに追加すると、オーバーフローのシンボル が表示され、凡例のテキスト項目の一部が ArcGIS Pro に表示されます。

原因

これは仕様によるものです。 凡例のテキスト項目は、デフォルトで文字を折り返すよう設定されているため、オーバーフローのシンボルが表示され、凡例のテキスト項目が部分的に凡例に表示されます。 これは、テキスト項目が長すぎて、凡例スペースを超えている場合に発生します。

解決策または対処法

次のいずれかの方法を使用して、この問題を解決してください。

文字の折り返し設定を構成する

1. ArcGIS Pro でプロジェクトを開きます。
2. コンテンツ ウィンドウで凡例を右クリックし、ショートカット メニューからプロパティをクリックします。

3. エレメント ウィンドウで、凡例 → 凡例配置オプションの順にクリックします。
4. 文字の折り返しノードを展開し、ラベル チェックボックスと説明チェックボックスをオフにします。

5. 保存をクリックして変更内容を保存します。

以下の図に、オーバーフローのシンボルが凡例に表示されなくなった状態を示します。

フィーチャ レイヤーの名前を変更する

コンテンツ ウィンドウでフィーチャ レイヤーの名前を変更すると、凡例の変更が反映されます。 フィーチャ レイヤーの名前を変更するには、次の回避策を実行します。

1. ArcGIS Pro でプロジェクトを開きます。
2. コンテンツ ウィンドウで、それぞれのフィーチャ レイヤーを右クリックしてプロパティをクリックし、レイヤー プロパティ ウィンドウを開きます。

3. 一般タブの名前パラメーターで、フィーチャ レイヤーの名前を簡略化された名前または短い名前に変更します。 この例では、Light_Rail_Lines_in_Portland フィーチャ レイヤーの名前が Light Rail Lines に変更されています。
4. OK をクリックします。

5. 保存をクリックして変更内容を保存します。

以下の図に、オーバーフローのシンボルが凡例に表示されなくなった状態を示します。