ArcGIS Server のログ ファイルの検索が信頼されていないフォントの警告を返す

説明

ArcGIS Enterprise の特定の Windows の配置で、ArcGIS Server のログを検索するときに、「無効な埋め込みフォントがありました」という警告ログ メッセージが表示されます。

このログ メッセージは、ソースとして、Sample Cities マップ サービスを含む公開されたサービスをリスト表示することができます。 この警告はサービスのパフォーマンスに影響しませんが、不必要なメッセージによってログ ファイルが満たされることがあります。

原因

ArcGIS Enterprise がインストールされているネットワークは、Esri ソフトウェアで使用されている特定のフォントを信頼していません。 信頼されていないフォントは、C:\Windows\Fonts ディレクトリ以外にインストールされたいずれかのフォントですが、ネットワーク管理者は、他の製品で使用されているフォントを含めるように、この設定を更新することができます。

さらに、グループ ポリシー設定またはレジストリ キー設定を使用して、信頼されていないフォントを無視するようにネットワークを構成することができます。これらのルールは、ネットワーク内のすべてのコンピューターにわたって適用することができます。

注意: この警告メッセージは、組織のネットワーク設定のみに関連しており、Esri ソフトウェアのパフォーマンスにはまったく影響しません。 このメッセージは、ネットワーク上でグループ ポリシー設定を適用するためにサポートされていない Microsoft 設定を使用している場合にのみ返されます。

解決策または対処法

注意: 以下の回避策には、組織のシステム ネットワーク管理者の支援が必要になることがあります。

この問題を回避するには、Esri ソフトウェアで使用されているフォントを信頼できるディレクトリ (C:\Windows\Fonts) に追加します。 または、ネットワークから、関連するグループ ポリシー/レジストリ キー設定を無効にします。 グループ ポリシーおよびレジストリ キーを使用したフォントの管理の詳細については、「Microsoft: Block untrusted fonts in an enterprise」をご参照ください。

注意: セキュリティに関して、Microsoft は、Untrusted Font Blocking を有効化するグループ ポリシー設定を使用しないことを推奨しています。