方法

ArcGIS API for Python を使用して複数のフィーチャクラスの名前を変更する

Last Published: April 5, 2023

サマリー

ArcGIS Pro の一般ツールセットには、ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラスに対して一般的なデータ管理操作を実行するためのツールが含まれています。 これらの変更は、ArcGIS Pro で Python スクリプトを実行することで行うことができます。 この記事では、ArcGIS API for Python を使用して、複数のフィーチャクラス (下のカタログ ウィンドウを参照) の名前を変更するワークフローについて説明します。

すべてのフィーチャクラスを含むカタログ ウィンドウ

手順

  1. ArcGIS Pro を起動して、プロジェクトを開きます。
  2. Python ウィンドウを開くため、上部リボンの解析をクリックし、Python ドロップダウン リストの矢印をクリックして Python ウィンドウを選択します。
解析タブの Python ドロップダウン ボックス内の Python ウィンドウ アイコン
  1. Python ウィンドウで次のスクリプトを指定します。
    1. 必要なモジュールをインポートします。
import arcpy
  1. ワークスペースをファイル ジオデータベースのフォルダー パスで指定します。
arcpy.env.workspace = r"<gdbFolderPath>"
  1. ArcPy 関数を指定して、すべてのフィーチャクラス名とエイリアスに変更を適用します。 この例では、<separator> は、文字列を分割するときに使用する区切り文字を指定します。 <maxSplit> は、区切り文字を基準にして分割するパーツのインデックス番号を指定します。-1 は「すべての出現箇所」を表します。 <addToFeatureClassName> には Test_ という名前が付けられます。
for fc in arcpy.ListFeatureClasses() + arcpy.ListTables():
    name = fc.split("<separator>")[<maxSplit>]
    new_name = "<addToFeatureClassName>" + name
    try:
        arcpy.management.Rename(fc, new_name)
    except Exception as e:
        print(f"Could not rename {fc} to {new_name}: {e}")

以下のコード ブロックに、完全に機能するスクリプトを示します。

import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:\Users\ISC-DT27\Documents\Article work\29660\LabelMapFeatures\Portland Labels.gdb"
for fc in arcpy.ListFeatureClasses() + arcpy.ListTables():
    name = fc.split(" ")[-1]
    new_name = "Test_" + name
    try:
        arcpy.management.Rename(fc, new_name)
    except Exception as e:
        print(f"Could not rename {fc} to {new_name}: {e}")

以下の図は、ArcGIS Pro で Python を使用して更新されたフィーチャクラス名を示しています。

Python スクリプトと更新されたフィーチャクラス名の結果

記事 ID: 000029660

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