方法

ArcGIS Pro でポイント フィーチャからポリゴンの最も近いエッジまでの距離を計測する

Last Published: July 12, 2024

サマリー

ArcGIS Pro では、ポイントとポリゴンの最も近いエッジとの間の距離を計測できます。 また、境界からフィーチャまでの距離を調べるためにも使用できます。

この記事では、ポリゴン → ライン(Polygon To Line) ツールと最近接 (Near) ツール、およびフィーチャ → ライン (Feature To Line) ツールと最近接 (Near) ツールを使用して、ポイント フィーチャからポリゴンの最も近いエッジまでの距離を計測する 2 つのワークフローについて説明します。 これらの例では、「Supermarkets」ポイント フィーチャから「District A」ポリゴンの最も近いエッジまでの距離が計測されます。

マップ上のポイント フィーチャ レイヤーとポリゴン レイヤー

手順

ポリゴン → ライン (Polygon To Line) ツールと最近接 (Near) ツールを使用して、ポリゴンをライン フィーチャに変換します。

  1. 解析タブでツールをクリックして、ジオプロセシング ウィンドウを開きます。
解析タブのツール アイコン
  1. ジオプロセシング ウィンドウで、ポリゴン → ライン(Polygon To Line) ツールを検索して選択します。
ポリゴン → ライン (Polygon To Line) ツールがジオプロセシング ウィンドウで開きます。
  1. ポリゴン → ライン (Polygon To Line) のパラメーター タブの入力フィーチャ パラメーターで、変換するポリゴン フィーチャを選択します。 この例では、「District A」が選択されています。
ポリゴン → ライン (Polygon To Line) のパラメーターの構成
  1. 実行をクリックします。

ポリゴン → ライン(Polygon To Line) ツールから生成される出力は、ポリゴン レイヤーのアウトラインを表す新しいフィーチャ レイヤーです。 この例では、「DistrictA_PolygonToLine」が生成されます。

新しいフィーチャ レイヤーとして生成されたポリゴンのアウトライン
  1. ジオプロセシング ウィンドウで、最近接 (Near) ツールを検索して選択します。
ジオプロセシング ウィンドウの最近接 (Near) ツール
  1. パラメーター タブで、次のパラメーターを構成します。
    1. 入力フィーチャで、ポイント フィーチャ レイヤーを選択します。 この例では、「Supermarkets」が選択されています。
    2. 近接フィーチャで、新しく作成したライン フィーチャ レイヤーを選択します。 この例では、「DistrictA_PolygonToLine」が選択されています。
    3. 実行をクリックします。
Note:
Refer to ArcGIS Pro: Parameters for more information on the Near tool parameters.
最近接 (Near) ツールのパラメーターの構成
  1. コンテンツ ウィンドウで、ポイント フィーチャ レイヤーを右クリックして属性テーブルをクリックします。
属性テーブルへの移動

各ポイント フィーチャから最も近いポリゴン エッジまでの距離が「NEAR_DIST」フィールドに表示されます。

属性フィールド内の最近接 (Near) ツールの出力

フィーチャ → ライン (Feature To Line) ツールと最近接 (Near) ツールを使用して、ポリゴンをライン フィーチャに変換します。

  1. 解析タブでツールをクリックして、ジオプロセシング ウィンドウを開きます。
解析タブのツール アイコン
  1. ジオプロセシング ウィンドウで、フィーチャ → ライン (Feature To Line) ツールを検索して選択します。
ジオプロセシング ウィンドウのフィーチャ → ライン (Feature To Line) ツール
  1. フィーチャ → ライン (Feature To Line) のパラメーター タブの入力フィーチャ パラメーターで、変換するポリゴン フィーチャを選択します。 この例では、「District A」が選択されています。
フィーチャ → ライン (Feature To Line) のパラメーターの構成
  1. 実行をクリックします。

フィーチャ → ライン (Feature To Line) ツールから生成される出力は、ポリゴン レイヤーのアウトラインを表す新しいフィーチャ レイヤーです。 この例では、「DistrictA_FeatureToLine」が生成されます。

新しいフィーチャ レイヤーとして生成されたポリゴンのアウトライン
  1. ジオプロセシング ウィンドウで、最近接 (Near) ツールを検索して選択します。
ジオプロセシング ウィンドウの最近接 (Near) ツール
  1. パラメーター タブで、次のパラメーターを構成します。
    1. 入力フィーチャで、ポイント フィーチャ レイヤーを選択します。 この例では、「Supermarkets」が選択されています。
    2. 近接フィーチャで、新しく作成したライン フィーチャ レイヤーを選択します。 この例では、「DistrictA_FeatureToLine」が選択されています。
    3. 実行をクリックします。
Note:
Refer to ArcGIS Pro: Parameters for more information on the Near tool parameters. 
最近接 (Near) ツールのパラメーターの構成
  1. コンテンツ ウィンドウで、ポイント フィーチャ レイヤーを右クリックして属性テーブルをクリックします。
属性テーブルへの移動

各ポイント フィーチャから最も近いポリゴン エッジまでの距離が「NEAR_DIST」フィールドに表示されます。

属性フィールド内の最近接 (Near) ツールの出力

記事 ID: 000029098

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