方法

ポリゴン フィーチャ レイヤーに CSV データを結合し、ArcGIS Pro の GML ファイルとしてデータセットをエクスポートする

Last Published: September 9, 2021

サマリー

ArcGIS Pro では、複数のレイヤーまたはテーブルを 1 つのテーブルに結合できます。 結合されたデータセット テーブルは、ArcGIS Data Interoperability エクステンションがサポートする形式にエクスポートできます。 この記事では、最初にデータ レイヤーをデータ テーブルと結合してから、ArcGIS Pro の GML ファイルとしてデータセットをエクスポートする 2 つのワークフローについて説明します。

この例では、ユーザーが HK2016 国勢調査 CSV スタンドアロン テーブルを HKDistrict18 フィーチャ レイヤーに結合し、そのフィーチャ レイヤーを GML ファイルとしてエクスポートします。

手順

[テーブルの結合 (Add Join) (データ管理)] ツールを使用してデータ レイヤーをデータ テーブルに結合する

[テーブルの結合 (Add Join) (データ管理)] ツールは、類似するフィールドに基づいてレイヤー テーブルを別のレイヤー テーブルに結合します。

  1. ArcGIS Pro プロジェクトを開きます。
  2. [コンテンツ] ウィンドウでフィーチャ レイヤーを右クリックし、[属性テーブル] をクリックして、レイヤー データを表示します。
  3. CSV スタンドアロン テーブルを右クリックし、[開く] をクリックして、国勢調査データを開きます。
フィーチャ レイヤーのテーブルと CSV スタンドアロン テーブルを ArcGIS Pro で開き、結合する 2 つのフィールドを特定する
  1. 結合する 2 つのテーブルに類似するフィールド データがあることを確認します。
  2. [コンテンツ] ウィンドウでフィーチャ レイヤーを右クリックし、[結合とリレート][テーブルの結合] の順にクリックします。
[コンテンツ] ウィンドウでフィーチャ レイヤーから [テーブルの結合] を選択する
  1. [結合] ダイアログ ボックスで、次のパラメーターを構成します。
    1. [入力] テーブルで、フィーチャ レイヤーを選択します。
    2. [レイヤー、テーブル ビューのキーとなるフィールド] で、スタンドアロン テーブルに類似するフィールド データがあるフィールドを選択します。
    3. [結合テーブル] で、スタンドアロン テーブルを選択します。
    4. [結合テーブル フィールド] で、フィーチャ レイヤーに類似するフィールド データがあるフィールドを選択します。
パラメーターを接待した [テーブルの結合] ダイアログ ボックス
  1. [OK] をクリックします。

以下の図で示すとおり、国勢調査データがフィーチャ レイヤー テーブルに追加されます。

更新されたフィーチャ レイヤー テーブル

[Quick Export] ([Data Interoperability]) ツールを使用して GML ファイルとしてデータセットをエクスポートする

[Quick Export] ([Data Interoperability]) ツールは、ArcGIS Data Interoperability エクステンションがサポートする他の形式に入力フィーチャ レイヤーを変換します。

注意: [Quick Export] ([Data Interoperability]) ツールには、Basic、Standard、または Advanced ライセンスに対する使用制限があります。 エクステンション ツールをインストールして実行するには、Data Interoperability ライセンスが必要です。
  1. ArcGIS Pro リボンで、[表示][ジオプロセシング] の順にクリックして、[ジオプロセシング] ウィンドウを開きます。
ArcGIS Pro リボンの [表示] タブから [ジオプロセシング] を選択する
  1. [ジオプロセシング] ウィンドウで、[ツールボックス][Data Interoperability ツール][Quick Export] の順にクリックします。
[ジオプロセシング] ウィンドウの [Data Interoperability ツール] から [Quick Export] ツールを選択する
  1. [Quick Export] ツール ウィンドウの [入力レイヤー] で、結合したフィーチャ レイヤーを選択します。
  2. [出力データセット] のフォルダー アイコンをクリックして、[データの出力先の指定] ダイアログ ボックスを開きます。
結合したフィーチャ レイヤーが [入力レイヤー] として選択され、[データの出力先の指定] ダイアログ ボックスを開くためのフォルダー アイコンが表示された [Quick Export] ツール ウィンドウ
  1. [データの出力先の指定] ダイアログ ボックスで、[形式] のドロップダウン メニューをクリックして、[OGC CityGML] を選択します。
  2. [データセット:] 説明の省略アイコンをクリックして、GML ファイルのエクスポート先の場所を設定します。 [ファイルの種類:] で、[CityGML Files (*.gml)] が選択されていることを確認します。
  3. [保存] をクリックします。
  4. [OK] をクリックします。
[データの出力先の指定] および形式として OGC CityGML が選択されたファイル フォルダー ダイアログ ボックス
  1. [Quick Export] ツール ウィンドウの下部にある [実行] をクリックします。
[Quick Export] ツール ウィンドウの [実行] をクリック

記事 ID: 000026198

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