サマリー
ArcGIS Online Map Viewer Classic では、マップ内のフィーチャに関する説明情報はポップアップによって表示されます。 ポップアップは、添付ファイル、チャート、画像、テキスト、外部の Web ページにリンクを表示できます。 ポップアップに空白または Null フィールド値が表示されることがあります。これらのフィールドは非表示である必要があります。 この記事では、ArcGIS Online Map Viewer Classic を介して、Arcade を使用してポップアップのフィールドを非表示にする方法を説明します。
手順
次に、不要な値を含むフィールドや、ポップアップの空白の属性を非表示にする方法を説明します。
- Map Viewer Classic でマップを開きます。 [詳細] をクリックし、[コンテンツ] をクリックします。
- レイヤーの横の [その他のオプション] ボタンをクリックし、非表示にするフィールドの属性式を作成します。 [ポップアップの構成] をクリックします。
- [ポップアップの構成] ウィンドウで [属性条件式] セクションまでスクロールし、[ADD] をクリックします。
- 非表示にするフィールドに対して IIf 論理関数を指定します。 trueValue に [None]、falseValue には [falseValue] を指定します。 次の Arcade 条件式のサンプルは、値が空白であれば [BenchLength] フィールドを非表示にします。
IIF(IsEmpty($feature.BenchLength), "None", "inline")
- [OK] をクリックします。
- [ポップアップの構成] ウィンドウの [ポップアップ コンテンツ] セクションの [表示] で [属性表示にカスタム設定] をクリックし、[CONFIGURE] をクリックします。
- [属性表示のカスタム設定] ダイアログ ボックスで、ポップアップに表示する他のフィールドを追加します。 次の図に、「表示名: {フィールド名}」形式でポップアップに表示する他のフィールドを示します。
Type of amenity: {AssetTypes} Notes: {Notes}
- [HTML ソースの表示] ボタンをクリックし、表示を HTML ソースに切り替えます。
- 次の [HTML] コードを指定し、フィールドを非表示にします。 以下の expression/expr0 は、過去に構成された属性条件式の ID を表します。
<br /><span style="display:{expression/expr0}"> <b>Bench length:</b> {BenchLength}<br /> </span>
- [OK] をクリックして [属性表示のカスタム設定] ダイアログ ボックスを閉じ、[OK] をもう一度クリックして [ポップアップの構成] ウィンドウを閉じます。
- [保存] をクリックします。
次に、[BenchLength] フィールドが空白でなければ表示されるポップアップを示します。
[BenchLength] フィールドが空白であれば、次に示すポップアップが表示されます。