方法
ティーセン ポリゴン (Voronoi セルともいう) は、ポリゴン境界線の使用により、個々のデータ ポイントの周囲の近接領域を定義して描画するために使用されます。 ArcMap では、[ティーセン ポリゴンの作成 (Create Thiessen Polygons)] ツールを使用してティーセン ポリゴンを作成できます。
ただし、ラインには個別のデータ ポイントは含まれないため、[ティーセン ポリゴンの作成 (Create Thiessen Polygons)] ツールはポイント フィーチャにしか使用できません。 この場合、[ティーセン ポリゴンの作成 (Create Thiessen Polygons)] ツールを使用する前に、[フィーチャの頂点 → ポイント (Feature Vertices To Points)] ツールを使用して、ラインをポイントに変換できます。
注意: [フィーチャの頂点 → ポイント (Feature Vertices To Points)] ツールと [ティーセン ポリゴンの作成 (Create Thiessen Polygons)] ツールを実行するには、Advanced ライセンス レベルが必要です。
注意: [フィーチャの頂点 → ポイント (Feature Vertices To Points)] ツールの使用前に、先にライン データをクリーンナップする必要がある場合は、[インテグレート (Integrate)] ツールを実行してから、[ディゾルブ (Dissolve)] ツールを実行します。 [インテグレート (Integrate)] ツールは、複数のフィーチャが所定の X,Y 許容値内に収まる場合にそれらのフィーチャの場所を一致させるために使用します。これに対して [ディゾルブ (Dissolve)] ツールは、多数のフィーチャを 1 つのフィーチャに集約するために使用します。 ライン データのクリーンナップの詳細については、「ArcGIS ブログ: ジオプロセシングによるライン データのクリーンナップ」をご参照ください。
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