方法
繰り返しの合計を計算することによって、同じプライマリ レコードで回答された複数の繰り返しの質問にわたって合計値を集計することができます。 たとえば、対象物検査中に検査されたアイテムの合計数を記録すること、化学工場によって処分された化学廃棄物の総量を決定すること、または住宅地から収集されたリサイクル可能な材料の総トン数を識別することなどです。
この記事では、繰り返しセクションに、いくつかの倉庫から収集されたアイテムの詳細が含まれています。 1 つのアイテム タイプの詳細が、1 つの繰り返しレコードに記入されています。 sum() 関数を使用して、収集されるアイテム タイプに基づいて、複数の繰り返しレコードから収集されたアイテムの合計数およびボックスの合計数を計算します。
繰り返しセクションの外で sum() 関数を使用して、繰り返しの合計が計算されます。 以下の手順に従って、ArcGIS Survey123 で繰り返しの合計を計算します。
以下の図は、繰り返しセクションの外部の calculation 列で構成された sum() 関数を示しています。 sum() 関数を使用して、収集されるアイテム タイプに基づいて、繰り返しレコードで提供された詳細に基づいて収集されたアイテムの合計数およびボックスの合計数を計算します。
注意: 繰り返しレコードから、count()、max()、min() などのその他の集約関数 を計算することもできます。 これらの関数は、調査の繰り返しレコード全体ではなく、同じプライマリ レコード内の繰り返しを操作します。
Map Viewer でホスト フィーチャ レイヤーを表示するときに、調査フォームで構成された繰り返しの合計およびその他の集約関数が、属性テーブルに表示されます。 以下の図は、3 つの繰り返しレコードを含む 1 つの調査への回答で収集されたアイテムおよびボックスの合計を示しています。
各繰り返しレコードの個々のレコードが、関連レコード テーブルに格納されます。 以下の図は、1 つの調査への回答で送信された 3 つの繰り返しレコードの詳細を示しています。 属性テーブル内の Total items collected 列が、この関連レコード テーブル内の Number of items collected 列の合計に基づいて計算されます。
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