よくあるご質問 (FAQ)
Esri は、最新のセキュリティ プロトコルを使用することにより、ArcGIS プラットフォームで強力なセキュリティを構築して提供し、お客様のお役に立てられるよう努めています。 弊社はデータの完全性とネットワーク セキュリティを実現するために、TLS など業界最高レベルの標準を実装しようと努めています。
このような標準に対応するために ArcGIS プラットフォーム全体でソフトウェア アップデートを行い、TLS 1.2 のサポートを提供しています。 ArcGIS Online のセキュリティを向上するための取り組みの一環として、Esri では ArcGIS Online サービスに対して TLS 1.2 接続を義務付けています。 これらのサービスを引き続きご利用いただくには、対応が必要となります。
注意: ArcGIS Runtime SDK for Android の各リリース バージョンのサポートの状況については、Esri サポート サイトの製品ライフ サイクルのページをご参照ください。
ArcGIS Runtime SDK for Android バージョン 10.2.9 および 100.x は、Android バージョン 5.0 以降 (API 21 以降) を実行するデバイスで TLS 1.2 をサポートしています。
ただし、100.x および 10.2.9 SDK が実装された Android 4.4 (API 19) を実行するデバイスでは、次のエラーが発生してネットワーク リクエストが失敗します。
javax.net.ssl.SSLException: SSL handshake aborted
Android 4.4 (API 19) が動作するデバイスで TLS 1.2 をサポートするには、ユーザーがデバイスのセキュリティ プロバイダーを更新するコードをアプリケーションに追加する必要があります。コードは、Android 開発者ドキュメント「SSL の脆弱性攻撃から保護するためにセキュリティ プロバイダーをアップデートする」に記載されています。
注意: 提案された策は、Google Play Services がインストールされたデバイスでのみ機能します。インストールされていない場合、セキュリティ プロバイダーを更新しようとすると、'GooglePlayServicesNotAvailableException' が発生します。 Google Play Services がインストールされていないデバイスでアプリケーションを使用する可能性が高い場合は、Android 5.0 以上 (API 21 以上) が動作するデバイスでのみアプリケーションを使用することをお勧めします。
TLS1.2 がサポートされています:
Android API レベル | 10.2.9 | 100.x |
19 以下 | (X)* | (X)* |
21 以上 | X | X |
*上記のように、デバイスのセキュリティ プロバイダーを更新するアプリケーション レベルのコードが必要です。
注意: 他の Esri 製品で TLS 1.2 を使用する方法については、Esri サポートの TLS ページをご参照ください。
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