ソース データを修正せずに、レイアウトのレイヤーを編集できますか?

はい。ソース データを修正せずに、レイアウトのレイヤーを編集できます。 レイアウトは、ArcGIS Pro の仮想ページでマップの印刷用に用意されている一連のマップ エレメントです。 指定した数のレイヤーからデータを参照することで、これらのマップ エレメントがレイアウトに投影されます。 レイアウトではジオデータベースからソース データが投影されるため、他のジオデータベースからレイヤー データを取得してもデータが修正されることはありません。

レイアウトを視覚化することだけが目的の場合、プロジェクトのコピーを保存せずにジオデータベースに変更を加えることができます。

次のいずれかのワークフローを使って、ソース データを修正せずにレイヤーを編集します。

別のジオデータベースへの編集済みレイヤーのエクスポート

1. ArcGIS Pro を起動し、フィーチャをレイヤーとして開きます。
2. レイヤーを右クリックし、[データ] → [フィーチャのエクスポート] をクリックします。

3. [出力場所] として新しいジオデータベースを指定します。 [出力名] フィールドに新しい名前を入力します。

4. [OK] をクリックします。 新しいジオデータベースを参照するレイヤーのコピーが編集用としてマップ上に作成されます。

Microsoft Windows エクスプローラーでのプロジェクト フォルダーのコピーの作成

1. Microsoft Windows エクスプローラーにプロジェクト フォルダーのコピーを作成します。

2. ArcGIS Pro を起動して、必要に応じてサイン インします。
3. [テンプレートを使用せずに開始] をクリックします。

4. ArcGIS Pro の [カタログ] ウィンドウで [フォルダー] を右クリックしてから [フォルダー接続の追加] をクリックします。

5. 新しくコピーしたプロジェクト フォルダーまで移動して [OK] をクリックします。

6. フィーチャ レイヤーに変更を適用します。

以下の画像は、別のレイヤー データ ソースのマップ エレメントがあるレイアウトを示したものです。 フィーチャ レイヤーを含む新しいマップ フレームがある、新たに挿入されたレイアウトに編集したフィーチャ レイヤーが反映されています。